『革命機ヴァルヴレイヴ』第14話「大気圏の兄妹」。

お久しぶりです いろいろ溜め込みました。
今回は時間的都合で少々端折らせて頂きます・・・



過去に受けた激しいいじめが元で 引きこもりになってしまった妹のアキラ。
彼女をいつも気遣い、過保護に世話を焼く兄のサトミ。
しかし彼の優しさとは、過去 自分を助けたい一心で道を誤り窮地に立った妹を 守ってやらずに逃げた事への罪悪感から来るものだった。
アキラの方は、今更どんなに優しくされても裏切られた家族に対する不信感がぬぐえない。

そんな彼女を横目に「思い出が無ければ悲しむこともできない。ジオールに行ったら何か思い出すかな」と呟く野火マリエ。


今は侵攻されドルシア領とされている 元ジオール領内に降下を企てる一行。
キューマとライゾウがマギウスの憑依能力で空港職員に成り済ましてチェックを抜け、無事目的地まで運んでくれるシャトル便に乗ることに成功した。

だが途中サトミの不注意から通信周波数をドルシア軍に探知され、降下中のフォロリング内でイデアールの攻撃にさらされてしまう。

イデアールは大気圏内を想定した改造を施しているが、VVVはどれも大気圏の摩擦熱で苦戦し思うように戦えなかった。
仲間全員を危機に巻き込んだのは自分のせいと苦しむ兄の声に刺激され、アキラは 単身6号機で飛び出した。
そして敵機を撃墜するが そこでオーバーヒート。
停止した機体は落下を始め エルエルフは6号機を見捨てるしかないと非情な判断を下す。

だがハルトは制止を振り切り1号機で助けに向かった。

カラス型の新装備=インパクト・ブースターで1号機と6号機を連結させると 熱はみるみる吸収・排出された。
6号機の冷却には成功はしたが、ハルトはコクピット内で突然破損した計器の破片が当たり右目に重傷を負った。
今度は1号機・6号機が同時にピンチに立たされた。


アキラはとっさの判断で、地上各地の誘導管制官の通信を可能な限り捉え シャトルに向けて一斉に流し始めた。
兄が常人を超えた聞き取り能力の持ち主であることを知っていたからだった。
サトミはこれを妹が助けを求める声と思い死力を尽くして とうとう活路の抽出に成功する。


彼らを乗せたシャトルは辛くも地上に不時着した。そこは危険の待ち受けるドルシア連邦の領内だった。




▽ サトミとアキラ
アキラの6号機救出に成功した後は、また「お兄ちゃんうるさい」の口癖が復活していましたけれど やっと兄妹の心が通じ合えた感動回、良かったです。

2人揃って無敵の能力保持者なのはうらやましいですね。



▽ インパクト・ブースター
ヤタガラスのモチーフがたいへんカッコイイですよ。 外観など詳しい解説は公式HPの方で。
(MECHANICページと、あとトップページからの「最強形態“フルインパクト”公開」の所にも)
簡単に過熱してしまうVVV機の欠点をカバーしつつ、必要な時は吸収熱を利用した武器としても使用可能。

VVVの研究者らが遺した設計図を元に貴生川が完成させたという。
VVVは地下で調整段階中だったのに無理やり実戦に引っ張り出された形でしたから・・・
これがなくば元来兵器としては不完全だったわけでしょうね。


▽ 野火マリエのこと
いつもトロンとした目つきで黙っているのに、実は観察眼が鋭くツッコミ担当w
マギウスの事は知らなかった彼女がハルトの潰れた右目がすぐに復活してしまう様子に驚いていましたが、何かの伏線になるんでしょうか。

心優しい一面もあり、親友のショーコの頼みを厭わずアキラを励ましたりもします。 あくまでマイペースで。
「ジオールに行ったら何か思い出す」という言い回しは気になりますね。 記憶喪失?


▽ ハーノインとクリムヒルト
完全にここ飛ばしてしまいましたが^^; きれいなお姉さん大好きです(笑)
群れから離れ、これから2人何の相談でしょうか。




続き回の放映は、関東地方では今晩ですが 今は1週間後のDグレ新刊が気になって仕方ありませんwww

何か←更新はします(^。^;)  ではまた。


『革命機ヴァルヴレイヴ』第13話「呪いの絆」。

2nd season初回。 物語は前回の続きから。


ARUSとドルシア。
世界を二分する勢力が一触即発の危機の最中というのに、両国首脳は絶海の人工島で極秘裏に落ち合っていた。
怪しい装束に身を固めた大勢の老若男女が2人を取り囲んでいる。
これから10年ぶりという「101人評議会」の開催である。

その席でドルシア総統・アマデウスはジオールへの侵攻について責められる。
だが落ち着いて反論する彼。
「人間同士の争いには関わらないのが評議会のルールでは?」

しかし評議会議員も全くひるむことなく「かの兵器・VVVは“Lev.3”の事象と確認された」ことを告げる。

「マギウスに逆らったのか?」と 脇でおろおろするばかりのARUS大統領。

「あれがマギウス関連とは気付かなかった」と白を切り続ける総統だったが、共に革命を戦ったカイン・ドレッセル大佐が10年前からマギウスだったと聞かされ 激しく動揺する。

議長の「あなたもそうなる」という言葉を合図に、マギウスの儀式が始まった。

「古き人の身を捨て 新たな人の身に」

議員(マギウス)の1人に噛みつかれ悲鳴を上げるアマデウス総統。 みるみるその全身が緑色の光に包まれた。

彼の体内に新しく起きた変化、その印が細胞一つ一つに浮かび上がる。(それはハルトのものとは別の形をしていた)



その頃、モジュール77の中では、カイン大佐が搭乗し不思議な結晶の力を得て蘇ったVVV2号機と ハルト達の1号機との戦闘が始まっていた。

モジュールに食い込んだドリルを破壊し終えた6号機のアキラは モジュール外で苦戦を強いられていた仲間達と合流し、形勢を互角に持ち込んだ。

1号機vs2号機の戦いは熾烈を極めた。
ダメージを受けるたび燃え上がるプルーの怒りに押され 1号機の方が力負けしていた。
2号機は、床に伏した格好の1号機のエンジンルームを強引にこじ開けた。
するとそこに「おにいちゃん…」と嬉しそうな様子のピノの姿が浮かび出る。

2号機が開けたエンジンからも 妹の名を呼ぶプルーが現れた。
[カイン] 「やはりこれが“つがい”のオリジナルか…」

兄妹があと少しで触れ合おうとした所で、強引な起動と戦闘がたたった為か プルーが苦しみだして姿を消した。
2号機が硬質残光で作り上げていた四肢もみるみる崩壊を始める。

目標の「VVV奪還」は果たしたとして、カイン大佐は2号機に乗ったままドルシア艦隊共々引き上げて行った。



モジュール77は無事月に到着した。そこから二ケ月。

中立地帯に居を構えた彼らは必要な資金調達に手を尽くしドルシア軍の横暴を世界に訴え新生ジオールとして初の外交もこなし…

ただ現実は厳しく、友好国を装いつつもARUS政府が歳若い彼らを軽く見ていることは一目瞭然だった。
総理大臣としての責任を自覚したショーコは 父と写った写真を前に置き猛勉強を始める。
側らでそれを見守るエルエルフ。


ドルシア側。 
カルルスタイン出身のホープ4人はパイロット訓練施設にいた。
アードライとクーフィアの訓練風景を眺めながら、イクスアインとハーノインは揃って休憩中。
ハーノインは、VVV奪還の折に目撃した カイン大佐が身体から光を放ち宙を飛んだ事件がずっと気になっていた。
ここで決心した彼は 同期のイクスアインにその事を打ち明けようとする。

しかし大佐を崇拝してやまないイクスアインは、嫌な予感がして彼の話を遮ってしまう。
「大佐のおかげで今の俺たちがある」

2人の様子を黙って見つめているクリムヒルト。



ハルトは間隔が短くなっていく自分の発作に危惧を抱き、その解決策として 自らの実験観察を貴生川らに申し出て独房に隔離される。

その間、エネルギーの枯渇したVVV各機は初期型に退色してしまい機能停止に陥った。

発作の原因調査の結論は、
◇VVVの桁違いのエネルギーの源は“情報の素粒子”=RUNE(ルーン)であること。
◇その最も効果的な補給源は人間であること。
◇VVV中でも特別な機体である1号機の契約者として、ハルトは代表してルーンを収集する役割を担わされていたのだということ。

それを告げに来たエルエルフに、腹を括ったハルトは言った。
「VVVの呪いは僕のもの」
「これからは君だけを餌とする」 「呪いも希望も半分こだ!」


承諾の印にエルエルフが黙って開けた首筋にハルトがかじり付くと 早速その効果が現れた。
VVV各機の白抜けしていたカラーが元に戻って行く。
全機のセンシブ・ナーヴが点灯し、充電完了。


今度はハルト達の地球を目指す旅が始まった。
官房長官のサトミが言っていた“威力偵察”である。
新生ジオール政府要人を乗せた箱型宇宙船と、それを守りつつ戦う5機のVVV。
総理大臣のショーコだけは他の生徒やリオン達と共にモジュール内に残り、彼らを見送る。

中立地帯を超えると早速ドルシアの攻撃が始まった。

[ハルト] 「僕らは地球に行く。
「ジオールの人達に会う。VVVを作った人達にも」
「聞くんだ。神憑きから人に戻る方法を・・・」
「ジオールを取り戻して全てがクリアになったらVVVを破壊する。こんな呪いは僕らだけで終わりにするんだ!!」




(新作OPの後)

場所は変わってドルシア側。
カイン大佐の元を“総統アマデウス”が単独で訪れた。
疎遠になっていた筈がすっかり打ち解けた様子の2人。
アマデウスの右手甲には、カインの左首筋にあるのと同じ楔形の印が現れている。

「VVVの子供達」とカインが呼んだ視線の先には、薄暗い格納庫で数機の人型兵器が目覚めの時を待っていた。




▽ 両国首脳
ドルシア総統とARUS大統領が結託していた・・・
会合の様子から見るにこのARUS大統領という人物、元々ドルシア側から送り込まれた人材のようですね。
二大勢力がしのぎを削る…と見せかけて実は世界の実権は裏でほぼドルシアに掌握されていたってことでしょう。
でもARUS大統領すらVVVがマギウス関連である事は知らされていなかった。
だからVVVがARUSにもすぐ量産できるような発言をしたり、事情を知らず乗り込んだパイロットが犠牲になったりしていたんだと。
割を食うのはいつも末端の人たちで。


▽ マギウス集団
この「101人」の評議会の人達は「人間」の範疇外であるらしく。
かつ人間共を裁ける高位の存在というのか 完全に上から目線なんですね。

ルールを侵したとしてドルシア総統が裁きにあいますが その罰がマギウスにされる事ってのはとても変です。
ラストでカイン大佐と話していた人物は、もうアマデウス本人ではなく 彼の身体に乗り替えた あの嚙みついていたマギウス・ミルコであった…と。

この乗っ取りは、以前ハルト達がやっていた一時的なものとは根本的に違いそうです。 
「古き人の身を捨て 新たな人の身に」と勿体つけている以上。
新しい“アマデウス”にも体表にカインと同じマギウスの印が浮かび出ていた。
(まだハルト達にはこの描写はないです)
そしてハルトのものとは別の種類の模様が体内の細胞には現れていた。
(なんか新種の“タコノマクラ”的でしたが^^;)

こう・・・“マギウス”というのも、オリジナルの101人がノアメモリーのように人の体を次々乗り捨てていく存在なのでしょうか。

カイン大佐は完全にこの一族の為に動いているようですが、ハルト以下ジオールのVVVパイロット達には全くそんな自覚はないんですよね。
まだマギウスになる前と同様 彼らの自由意志で行動している。 ・・・時間の問題なんでしょうか。
“200年後のサキ”は 一族を意識した発言のようでしたし。


▽ 発作原因
今回分かったこと(=ハルトは情報集めの為に他人を襲わされていた)というあたりは想像通りでしたよね。
よく「吸血」と言われますが、アニメを見る限りあまりそういう感じは受けませんね。
何か、コンセントにプラグを差し込む感じ?(笑)


▽ ハーノインとイクスアイン
カルルスタイン同期の二人には、過去 激しい戦闘で所属部隊がほぼ全滅し彼らだけが生き残ったという事情があります。
イクスアインはカイン大佐にひたすら傾倒していますが、大佐の方は VVV奪還の為なら エルエルフの作戦を見抜きながら平気で味方の部隊を邪魔な上司ごと一掃するような非情な戦いぶり・・・
ひょっとして九死に一生を得たという彼らの悲惨な体験も、カインの冷酷な判断によるものだったりするかも知れません。

権威を失墜した王族のアードライらの不遇も…

戦争をゲームと割り切り楽しんでいるクーフィアなど、幾度も悲惨な目に遭い人生に希望を持てなくなった果てのあきらめで開き直った姿だったり…


冒頭で見せた汚い大人達の茶番劇がこの世界を覆っているなら 敵方の彼らばかり責めることはできません。

カインの本性が明るみに出たところで、既に上司に疑問を抱いているクリムヒルト共々 彼らがドルシアの中で革命を起こしてくれれば面白いですね。

カインはあの新型機に、精鋭・カルルスタイン出身の彼らを乗せるつもりでしょうしね。



次回も楽しみです。








『革命機ヴァルヴレイヴ』第12話「起動する異端者」。

やっぱり間に合わないですね・・・TBSでの第13話の放送時間も終わってしまいました。
私用が色々立てこんでいる上 とうとうDグレ新刊発行日も決まって、時間的にも精神的にも落ち着かなく。
・・・なんて言い訳はともかく進みますw



第三銀河帝国暦211年 庭園に幾体もヤタガラス像が並ぶ 屋敷の中。

サキによく似た女性が、銀髪の少年と語らっている。 彼らの頭上には大きな地球のホログラム。

話はもう200年以上前の昔話。今は「第三帝国暦0年」と呼ばれる真暦71年当時のこと。

[少年] 「銀河系の端っこのこんな小さな星から?」

[女性] 「星どころか小さなモジュールから始まったのよ。
私たちの子孫・ファウンダーは モジュール77の戦いで沢山の仲間を失い、そしてマギウスと邂逅した」


彼女のスカートの裾から透けて見える 足に浮き出たあの謎の印。



“人生をかけて責任を取らせてくれ”というハルトのプロポーズが一瞬嬉しそうだったが、結局サキは断った。
あれは発作のせいだった。 ショーコさん嫌いじゃないし・・・助けてあげて、と彼に促す。


ハルトはエルエルフに携帯から呼びかける。自分を使ってドルシア軍を追い出せ、と。
エルエルフも了解し、彼の元へ向かう。


カイン大佐が持ち込んだドリル兵器は 毒ガスを撒き散らしながら咲森学園のある上層部へ向かって行った。
校舎内にはまだ引き篭もり中のアキラがいる。サトミは青くなった。


モジュール外では サキ・キューマ・ライゾウの3人がそれぞれのVVVに搭乗し敵と戦っていた。

だが 機体が触れれば即座にオーバーヒートする超高温のアイロン兵器に悩まされ、遂に全機停止に追い込まれる。


エルエルフはハルトに自分の作戦を説明した。
狙われるに違いない1号機に隠れて乗り込んでおき、運ばせて 敵の懐に飛び込む。

だがピットに到着した彼らより早く 1号機は制圧されていた。
[カイン] 「卒業式を始めようか」


飛びかかるハルトに無表情で銃弾を浴びせるカイン大佐。じっと相手の様子を観察する・・
[カイン] 「不死身・・・・・・やはり第三世代か」

隙を狙ってエルエルフも反撃に出るが 実力差は歴然で散々痛めつけられる。

しかし何とか復活したハルトがカインの足止めを買って出た。
その場を立ち去るエルエルフを余裕たっぷりに見送るカイン。
その先にはアードライが待ち構えているのだった。

彼は裏切られ続けたエルエルフに銃を向け、「全てが終わったら瞳はもらってやるから一緒に革命を見届けよう」
と悲しそうに微笑む。



連坊小路サトミは切羽詰まり ショーコに連絡を取って妹を助けてくれと懇願する。
だが その通話を傍受したアキラは憤り、死んだ方がましだなど暴言を吐く。

父を失ったばかりのショーコはそれに反発し 彼女を死なせまいと走って救出に向かった。

しかしちょうど侵攻してきたドリルのせいで通路が崩壊。 倒れた彼女のすぐ近くまで毒ガスの脅威が迫った。

アキラはショーコと交わした「一緒にスーパーに行く」約束を思い出し、決死の覚悟で段ボールハウスから飛び出した。
そして彼女も友人を助けるために走る。

急ぐ道すがら瓦礫の中から6号機が姿を現した。迷わず乗り込むアキラ。

6号機の装備は 敵方の情報を撹乱させる「ハミングバード」だった。

その威力は絶大で、数発叩いただけで巨大ドリルは逆走を始め、放たれたバッフェ同士も狂って相打ちで自滅してしまった。


侵攻をあきらめ背を向けて逃げ出すカインに ハルトらが奪還したVVV1号機の激しい銃撃が浴びせられた。

だが終わってみると 緑の光に包まれたカインは宙に浮き 平然とこちらを見下ろしていた。

彼が何か呪文を唱えると 体は宙を飛び、瞬時に2号機前に到着した。
格納容器のバリヤをあっさり破り 機体に乗り込んだ彼。
懐から緑に輝く結晶を取り出し、手で優しく撫でながら呼びかけた。

[カイン] 「君には嫌な記憶しかないだろうけど、頼むよプルー」

2号機コクピットのモニターに青い髪の少年が現れた。その表情はありったけの憎悪を込めて暗い。
[プルー] 「ニ・ンゲン メ・・・」


それに呼応してハルト達の眼前・1号機のモニターにもいつもの少女が現れた。
彼女も初めて言葉を発した。 こちらは打って変わり満面の笑みとともに。
[ピノ] 「オニイ チャ・・・オニイチャン・・!」


壊れて動かないはずだった2号機の機体がが飛び出した。 失っていた四肢の代わり、硬質残光を伸ばし人型を形成して。

[エルエルフ] 「生身でVVVの光を使う・・・全てが人間でないことを示唆している。 カイン、貴様一体…」



舞台はまた別の場面。

敵対しているはずのARUS大統領とドルシア総統が 笑顔で密談中。
周囲を「101人評議会」のメンバーが取り囲む。

「我等はマギウス  世界の裏側にあるもの」





▽結局「マギウス」って

公式の用語解説では「ヴァルヴレイヴと搭乗契約を果たしたハルトが、人から変化した存在」なんですが(笑)
もちろんこれじゃ何のことやら。

冒頭の未来のサキ?の言葉が不思議ですね。
「私たちの子孫・ファウンダーは モジュール77の戦いで沢山の仲間を失い、そしてマギウスと邂逅した」


とりあえず「マギウス」を置いても 「ファウンダー」とは“founder”=“発見されたもの”ですか。
それはVVV搭乗に適性があると判断されて集められた咲森学園の学生達のこと?それが「子孫」扱いということは・・・
ハルト達の時代よりはるか昔から生き続けているものが、未来のサキを語り部役にして物語っているような言い方ですね。

あの未来のサキやカインの体に付いた楔を三つ付き合わせたような形の印・・・
もともとは個人に一つずつ付いているものだとしたら、ハルト(達?)が体内に無数にあの印の付いた細胞を抱えていることの意味は何なんでしょう?
あれが民族1人分ずつの魂だとか。
それを食いつぶしながら何度も復活しているので不死身だとか。

さっぱり分からないので妄想も大概に←



「今日はキミの退団パーティーでス❤」とか「この戦争には裏がある」とか どうも連想がDグレに向かっちゃいますね~(´・ω・`)

すみません。Dグレ新刊が出るまで多分落ち着かなくてこんな感じです。
とりあえず今日はこれだけで。

そういえば。

10月からまた、TVアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』の2クール目が始まるんでしたね。
なんかもうすっかり意識がD.Gray-manの方に吸い取られて戻りづらくなっておりますが^^;
(Dグレは11月新刊が出る前におさらい記事も出したいですし・・・)


とりあえず可能な範囲でやって行きたいと思います。 まだ1クール目の最終回分も放ったらかしでした・・!


さてVVV、1クール分の復習ができるよう 公式が総集編動画を配信中です
10月18日まで!
各エディションとも4話分を1時間ちょっとにまとめた特別編集です。

『革命機ヴァルヴレイヴ スペシャルエディション」EDITEDⅠ』(第1話~第4話)

『革命機ヴァルヴレイヴ スペシャルエディション」EDITEDⅡ』(第5話~第8話)

『革命機ヴァルヴレイヴ スペシャルエディション」EDITEDⅢ』(第9話~第12話)



・・・で。
残念ながらニコニコ動画、投稿されたコメントで画面が非常に見づらいですので消して御覧になることをお勧めします。
下の説明画像は都合により旧バージョンの“ニコニコ動画(原宿)”の方。

上部の「コメント」をクリック。
vvvコメント削除A



出てきた表示の最上段、「コメントを表示」のチェック(=□)を外します。
vvvコメント削除B


これだけでだいぶ快適になります。



VVV関連情報、まずは公式HPを御覧ください。

放送開始日時は地域によって変わります。 首都圏TBSはTBS・10月11日(金)深夜25時55分からです
失礼しました。 TBSは2nd.season初回第13話が 通常より25分遅れの(金)深夜26時20分からになっています!



では取り急ぎ 本日はこれで。

『革命機ヴァルヴレイヴ』第11話「軍事法廷第54号」。

ごぶさたしてます! いよいよ物語クライマックスという時に随分長いお休みを頂いてしまいました。
無駄話は省きまして早々に参ります。



モジュール77が向かう月を背景に、ドルシア艦隊が行く手を阻むように待ち構えている。

艦隊司令・デリウス少将のいる艦内では 軍事法廷が開かれていたが、結果は見えていた。
被告人は旧ジオール総理大臣の指南リュージ。
罪状:「平和中立と他国を欺き 甚大なる脅威・ヴァルヴレイヴを秘密裏に開発せしめたこと」



同じ頃、何も知らないショーコはアキラとチャットで盛り上がっていた。
ショーコが音声で話しかけ、アキラは文字入力で返事をする。
月に着けさえすれば戦争は終わり 何もかもうまくいく、みんな好きな事が出来る・・・と夢を語るショーコ。



モジュール77のダウンタウン。 住民が連れ去られ廃墟となっている町の朝。
ハルトは昨晩の事をサキに謝りたくて、ここに彼女を呼び出していた。
待ち合わせ場所に向かう彼だが、広告看板のモデルの水着姿を目にしただけで深く動揺し 足がもつれて歩道橋の階段から転げ落ちてしまう。
心の傷はまだ深い。

そこへ現れたサキは、気味が悪いほど普段と変わらぬ様子だった。
ハルトは早速その場で謝罪しようとする。
だが彼女はそれを遮り「ここで立ち話する気?」とスタスタ歩き出した。 
慌ててその後を追うハルト。



モジュールの格納庫に、3号機に乗ったライゾウが戻ってきた。
彼もサキのように自分の機に勝手に名前を付けている。「ノブ・ライトニング」(“ノブ”は彼が失った友人の名)
ピットの冷却用シャワーを浴びると、熱容量ゲージがみるみる下降していく。
[貴生川]「これで 長時間の戦闘もOKだな」



指南ショーコが新生ジオールの総理大臣に選出されたため、発足した新内閣メンバーが記念撮影に集合した。
文部科学大臣=霊屋ユウスケ
国土交通大臣=番匠ジュート
財務大臣=犬塚キューマ
外務大臣=二宮タカヒ
厚生大臣=七海リオン
法務大臣=北川イオリ
総務大臣=野火マリエ
官房長官=連坊小路サトミ
(時縞ハルトと流木野サキも大臣職に就いたが何なのかは出てこない)

撮影に欠席したハルトを心配してショーコは彼に電話した。 しかし彼が出ることはなかった。
当時 ハルトとサキの2人はバーにいて、ハルトは慣れないコーヒーサーバーの操作にてんてこ舞いだった。
彼の脱いだ上着のポケットで携帯が震えているのに気付き、サキは相手を確認してからそっと電源を切った。
仲の良さそうな2人を見るとやはり面白くない。
[サキ](謝らせてなんてやらないんだから・・!)



ショーコの携帯に アキラからメールが入る。
[RAINBOW]「総理大臣、おめでとう。」

すぐショーコは声で返事をした。
「アキラちゃんありがとう!」
それを聞き笑顔を浮かべたアキラは早速メール文を返そうとするが、ふとキーボード上の手を止めた。
それから音声モードに切り替え、勇気を奮い「どう・・いたしまして」と声を出した。

これを聞いてショーコは大喜びしたが、周囲に相手は誰かを問われるまま「連坊小路アキラ」の名を口にしてしまう。
サトミが険しい表情で彼女から携帯を取り上げるが、それをまたタカヒが強引に奪い、
七海やイオリまで挨拶しようと割り込み・・・

アキラは、初めて ショーコが一人でなかった事を知り動揺した。
ショーコが気遣いから発した「外の世界に出ておいで。 楽しいよ」という言葉はさらに彼女を追い詰めた。
アキラの中にフラッシュバックが起きる。

同じ台詞を繰り返した両親。
集団で声を揃え「私たちのお友達に」と誘うクラスメート。
記憶の中の彼らは みな一様に笑っているのに顔がない・・・

過呼吸がピークに達し、アキラはパニックを起こして暴れ出す。 断末魔のような絶叫と共に通話は切れた。

大変な事をしてしまったと思ったショーコはアキラの元へ向かおうとするが サトミが厳しく遮った。
[サトミ]「私が行く。アキラは私の妹だ!」



その頃、2人でデートを続けるハルトとサキ。
映画館で 自分が出演しているスクリーンを見つめながらサキは呟く。
[サキ]「私・・・ずっと独りだった。 家族も友達も誰も私を選ばなかったから」
「選ばれたかった。 たった1人でいいから・・・ひとりぼっちからふたりぼっちになれればそれで良かったのに」

何と声を掛ければいいのか思い悩むハルト。

そこへ、今のサキの言葉と全く同じセリフが館内に響いた。
突然笑い出した彼女。 彼がまた引っ掛かったとでも言うように。 
しかしハルトは真顔を崩さなかった。
[ハルト]「違う! ・・・流木野さんはもう 独りじゃないよ」

サキもはっとした。 見詰め合う2人。

そこへ 緊急サイレンが鳴った。「敵影を確認。各位戦闘配備!!」
[サキ]「・・・時間切れね」



月への進路を塞ぐドルシア艦隊を発見して管制室には緊張が走るが、エルエルフはまだ余裕の表情を浮かべている。



艦隊のデリウス少将は ヴァルヴレイヴ捕獲作戦が遅々として進まないカイン大佐をTV通話で叱責していた。
そこへ、モジュール77が進路を変更して逃げ出したという報告が入る。

これに色めきたつドルシア艦隊は、追撃戦に移行。
対抗して モジュール77は敵側にさらされている背面に防御を集中させた。
ヴァルヴレイヴ4機も 追いすがる敵機に応戦するため出撃した。

しかし敵の余りの数の多さに手を焼く。



エルエルフはハルトに これも計算の内だと明かす。
モジュールを追うため 敵の最初の陣形は崩れ一直線上に並んでいる。
それを1号機の“ハラキリブレード”でなぎ払えば一網打尽だ。
ただし その一度きりのタイミングを外せば終わりになる。

とりあえず説明を終えると、エルエルフは作戦資料をサトミに差し出し 指揮官交代を申し出た。
いぶかる彼に、マニュアル遂行の能力ではサトミが最も適任だからだと言う。
ややムッとしながらも資料を受け取るサトミ。

そこへドルシア軍より秘匿通信が入った。 司令が新生ジオール総理と直接話したいとのこと。
エルエルフがショーコに耳打ちした。
[エルエルフ]「受けよう。 ただし総理官邸でだ」

ショーコとエルエルフの2人だけが 司令室を離れ目指す場所に向かった。
[ショーコ]「・・・今度は私の番だ」
[エルエルフ](?)



咲森学園の校舎内に急ごしらえの一室が設けられた。 総理の席の背景には ジオールの国章。
回線接続作業中で忙しいエルエルフの側で、また独り言のようにショーコがつぶやく。

[ショーコ]「この戦争に巻き込まれるまで知らなかった。安全に暮らせるってすごく幸せな事なんだなって・・・」
「その平和はタダじゃなくて、誰かが守ってくれてたものなんじゃないかって。 だから、今度は私が」

[エルエルフ]「“国家の最大の使命は国民の安全を守ること”ドルシアもそう考えた・・・故に強大な軍事力を保持する」
[ショーコ]「それは・・・」

[エルエルフ]「繋がったぞ」



画面中央に姿を現した ドルシア軍少将、デリウス・バーテンベルク。
彼がショーコが見せたのは、囚われの父の姿だった。
すでに軍事法廷は「死刑」で結審したという。

[ショーコ] 「私達の家族に手を出したらヴァルヴレイヴはARUSに渡すと言ったはずです!」
彼女の抗議もここでは全く無力だった。 死刑執行の準備を命じる少将。
[ショーコ]「卑怯者!!」
[デリウス]「大人には褒め言葉だ。汚い手段を使っても目的を実現するのが、大人というものだ」

ショーコにエルエルフが囁く。
[エルエルフ]「・・・敵の位置が特定できた」

一瞬希望が見えた気がしたショーコを さらに過酷な現実が打ちのめす。
[エルエルフ]敵艦隊中央。 ハラキリブレードの射界内だ」 「このタイミングを逃せば我々は敗北する」



その頃モジュール77の司令室では 渡されたマニュアルと首っ引きのサトミが、改めてエルエルフの能力に舌を巻いていた。



悩み続けるショーコに向かい、デリウスが遂に切り札を出してきた。

[デリウス]「取引きだ 若き総理大臣。」
「ヴァルヴレイヴの譲渡と引き替えに 君達学生とその家族を全員、第三国に亡命させよう」
「安全と家族。それだけあれば人は十分幸せだ。
戦争は大人に任せておけばいい。友達が死ぬのは嫌だろう?」


返答に詰まるショーコ。
その様子を伺いながら エルエルフはポケットの拳銃にそっと手をかける・・・



そこへ突然、場違いな笑い声が響いた。

これまで無言でうつむいていた指南リュージが、顔を上げ大声で笑い出したのだ。
[リュージ]「そうかショーコ。お前が次の総理大臣か」

デリウス少将の怒りを買い 殴る蹴るの暴行を受けても 彼がひるむ事はなかった。

[リュージ] 「気にするな。 土になって新しい芽を出させるのも大人の仕事だ。
前を向け、ショーコ。 お前の未来は後ろには落ちてないぞ!」




エネルギー充填完了。VVV1号機は遂に必殺技を繰り出した。

ジー・エッジが向けた軌道上の艦隊は、戦艦もバッフェも悉く熱線に焼かれ消滅していく。
リュージの映像も画面から消えた。

[ショーコ] 「何も出来なかった・・・・・・何も」
泣き崩れるショーコを見下ろしながら、エルエルフは無言で銃をしまった。



[イオリ]「敵艦隊、75%の消滅を確認!」
サトミは早速マニュアルを繰る。
[サトミ]「今だ!! 開いた中央を突破して月へ向かうぞ」



新生ジオール側の完全勝利に見えた油断を突いて カイン大佐がいよいよ動き出した。
密かな野望を抱く彼にとっては 邪魔な上司の退場こそ、待ちに待ったチャンスの到来だったのだ。

巨大ドリルを装着したイデアールを自ら操る彼は、そのままVVVのピットへと突入。
VVVの冷却装置も破壊された。

イデアールからは大量の兵士が湧き出し 居合わせた丸腰の学生に容赦ない攻撃を始める。
ユウスケは無謀にもスパナ一丁で飛び出そうとしたが、危い所を貴生川が身を挺して止めた。

イデアールに取り付けてあったドリルは機体から分離し モジュール内部を破壊しながら上昇して行った。
ドリルのリモコン操作はハーノインが任されている。



想定外の敵の急襲でサトミは新たに指示を求められるが 当然用意された答などなく、手も足も出ない。

ドリルを引き抜こうと意気込むライゾウの3号機とキューマの5号機もまた アードライの操るイデアールの妨害に遭う。

ハラキリブレードを使ったばかりの1号機は当分動かせない。

ハルトはサキに 自分をモジュールに戻してくれるよう頼む。 簡単には死なない体ひとつで戦うつもりで。

サキの4号機が、抱えた1号機をモジュールに寄せて置いた。
中からハルトが出てくる。

[ハルト]「ヴァルヴレイヴが冷めるまでには戻るから!」 

やや皮肉のこもった調子でサキがハルトに声をかける。
[サキ]「頑張ってショーコさんを助けてきなさい」



するとそこで何を思ったか、ハルトが急に引き返した。 
サキの4号機に乗り込もうとして、閉じていくドアに挟まれかける。 彼を慌てて救出するサキ。
手を繋がれたままの格好で、ハルトはサキにこう告げた。

[ハルト]「この戦いが終わったらって思ってたけど」
「流木野サキさん・・・僕と結婚してください」
 

彼からの思いがけない言葉に サキは目を見張る。



無人の1号機の中では 「結婚」の言葉に反応してOS少女がはしゃいでいた。






次回に続く。



▽「大人」って

[サキ]「大人って汚ならしいものよ」(第3話) 

以後はその見本のような悪い人達が登場するわけですが。

[ハルト]「大人のくせに恥ずかしいと思わないんですか?!」
[フィガロ上院議員(ARUS)]「全っ然。 大人だからねw」(第4話)

[ショーコ]「卑怯者!!」
[デリウス少将(ドルシア)]「大人には褒め言葉だ」(第11話)

大人は当然子供より長生きした分経験も豊富ですが、「汚い」ことに開き直るのは当人の資質の問題であって 大人・子供は関係ないですよね。

[指南元総理(ジオール)]「土になって新しい芽を出させるのも大人の仕事だ」

こういう立派な「大人」になりたいものです・・・


咲森学園がVVVパイロット養成目的の秘密機関であったこと、ショーコの父はジオール総理であったことから 裏事情を把握しながら実の娘を被験体に出すとは一体どういう人物なのかずっと疑問だったのですけど。

散り際でもこれほど堂々としていられたのは きっと信念を持って行動していたから。
彼は彼なりに 大切な国家を守るため 命懸けで苦渋の道を選択していたんでしょう。
その判断を他人に押し付けて逃げることはせず、自らの責任で。

またそこまで小国ジオールが追い詰められていた事から察するに、この世界は 水面下で想像以上に危険な事態が進行中なんでしょうね。



▽プロポーズ

前回の事件を起こしてしまった時のハルトの心境を思いますと。

彼は以前から自分が自分で無くなる発作を恐れ、周囲の人間を傷付ける不安を訴えていました。
そして、そんな自分にでも寄り添ってくれようとした人に 大変なことをしてしまう
(ノア化した自分がジョニーを殺しかけた事を知り 呆然としていた場面のアレンがどうしても浮かんでしまって)

その絶望感がどれほどのものか考えるのも辛いですが・・・しかもその後も問題は何も解決していないわけで。

ところがサキは強かったですね。
彼の心情を汲みながら、これまでと変わらない態度で接してくれた。
完全におかしくなった時の不安を訴えたハルトに そうなったら殺してあげる、ときっぱり答えたのも彼女。
実際 彼が仲間を襲いかける所を 二度も防いでくれていましたしね。
彼女はマギウスの秘密を共有する仲間でもある。

あらゆる条件が彼と彼女を接近させる後押しをしていて。
これにハルトの“自分が男として責任を取らなければ”という思いが加われば この判断は一時の気の迷いでは片付けられないでしょう。


ハルトがショーコを思い続ける気持ちはここでもずっと変わっていないと思います。
でも彼女は未だにマギウスの真相を知らない か弱い一般人の立場。
彼にとってショーコがずっと守り続けたい「大切な人」なら なおさら危険な自分が近付いてはならない
何度も告白のチャンスがありながらはぐらかしてきたのも、この悩みを抱えてしまったからですから。

あの事件後は多分、自分がどれだけ彼女を好きでもそれは絶対胸にしまって出さないようにしようと誓ったでしょう。

もし彼女も同じだけ自分を好きだったら、サキが選ばれたことでどれ程傷付くかについては 全く考えてないですよね!^^;
この手の「優しい人」は 形として見えない限り、周囲がどれほど自分を大事に思っているかの期待はしないものだから。

こんなタイプが一番タチが悪いんだと・・・webラジオでもハルト役の逢坂さんが突っ込まれてましたね(笑)


この後サキがどう返事するかといったら 私は彼女の気性ならまずここでの承諾はないな、という結論でした。
彼女は気分屋ではありますが、フェアでないことは大嫌いですから。

でも記事を出すのが遅すぎて もうとっくに結果が出てしまいましたwww 残念。



いよいよ次が1クールでは最終の回ですね。 なるべくですが急ぎたいと(抱負)
ではこれで。



『革命機ヴァルヴレイヴ』第10話「恋の選挙公約」。

最近VVVを見ていると、昔々の手塚作品「バンパイヤ」を思い出してしまうんですよねー。
それはタイトルから想像される“吸血鬼”の話ではなく、何故なのか“狼男”一族の話でした。
その物語では 主人公は月の光を浴びて狼に変身するんですが。
モジュールがどんどん「月」に近付いている事とハルトの発作間隔が短くなってる事とで何か関連が・・・・・・ないか^^;


OPの映像には、今度からパイロットスーツの3号機(黄)・ライゾウと 5号機(青)・キューマが加わりました。
二人とも実にカッコイイです!




冒頭。

[エルエルフ]「3V計画・・?」
[貴生川]「中立平和を謳うジオールは建前上大きな軍隊を持てない」
「そこでたった1機で艦隊すら相手にすることのできる兵器を開発する事になった」

エルエルフと貴生川の2人は、格納庫のVVV1号機の上に場所を移し 話を続けている。
先程の 互いに銃を向け合った険悪な雰囲気はもうない。

[エルエルフ] 「しかしそんな都合のいい兵器がよくも開発できたものだ」
[貴生川] 「“ルーン”のお陰だよ。かみ砕いて言うと、“情報原子”というところかな」

彼らは続いて機体のコクピットに入った。
貴生川がパネルのスイッチを入れる。 出てきたヤタガラスのエンブレムには 確かに1号機である事を示す「壱」の文字。
しかしあの美少女キャラは出ない。 表示はシンプルな画面に「ニンゲンヤメマスカ?」・・・

[貴生川]「全ての物理存在は原子で構成されている。それと同じように情報を構成する最小単位が“情報原子”=“ルーン”ということらしい」
[エルエルフ]「らしい・・? お前は開発メンバーではないのか」
[貴生川]「いやあ(笑) 配属早々、上と揉(も)めてね・・・。被験体の監視役に左遷さ」
[エルエルフ]「“被験体” ・・・生徒の事か」
[貴生川]「学校の生徒はみな特別に“調整”されてる」

いつの間にか画面は「PERSON CONTROL SYSTEM」へと切り変わった。
各人のデータとして 脳水平方向の断面図と、それぞれ頭部の異なる位置に何かの存在を示す赤い丸印、様々な数値。

[貴生川]「だから教師はすべて軍人。監視役だよ」
[エルエルフ]「あの女だけ違うのは・・・?」
[貴生川]「七海ちゃんは特別。 一応普通の学校って体裁になってるから、教育実習生も受け入れざるを得なかったんだろうな」

会話の単語に反応して 唐突に画面のあの少女が現れた。
「受ケ入レル。 受容。 挿入?」
頬を染めつつひたすら興味深々の、邪気のない子供じみた顔をする。

[貴生川]「おかしなガイドプログラムだよなw」
「コレ、1号機にしか入ってないんだ。 ハラキリブレードが使えるのも1号機だけだし・・・ どうも特別な機体らしい」




こちらは格納庫の準備室。

マギウスの4人、ハルト、サキ、キューマ、ライゾウがパイロットスーツに着替えながら話をしていた。

ライゾウは“神憑き”の話なんか聞いてなかったと 今頃になって大声を上げる。
[ハルト]「そりゃ・・・ショックだと思うけど・・落ち着いて」
ハルトが何とか取り成そうとしたが どうも彼の様子が変だ。
いきなり高笑いを始めたライゾウ。

[ライゾウ]「カッコイイじゃねぇか! 不死身のダークヒーローってやつだろ?」
3人は呆れ顔。
[サキ]「バカで助かったわ」
[キューマ]「まあまあ、これからは仲良くやろうぜ。 チームなんだからな」
[ハルト]「チーム・・・」
[キューマ]「独りじゃないって事さ!」

力強い先輩の言葉にハルトはほっと安堵の表情を見せた。 が、それとは対照的に浮かない顔でうつむくサキ。
[サキ]「“ふたりぼっち”終了、か」



咲森学園の校長室。

TV電話で七海がかしこまって話をしている相手はARUS大統領。
彼もまたフィガロ上院議員と同様、頼りなげな七海を代表に仕立てて傀儡(かいらい)にしようとする思惑が見え見え。
[大統領]「では月でお会いしましょう。七海リオン代表」
上機嫌の挨拶と共に、電話は切れた。

[七海]「ダメ・・・このままじゃ」



その頃、ショーコはすっかりアキラの隠れ家に馴染んで 笑顔で彼女に話しかけていた。
アキラの方にも、もう怯えた様子はない。
ショーコはお菓子の話題で盛り上がり、月に着いたら一緒にスーパーに行こうと彼女を誘う。
アキラはこくん、とうなずいた。



学校の屋上。 再びマギウスの4人。
キューマが真面目顔で、仲間に「実験」の話を持ちかける。
自分達の体をもっと知っておかなくては。 ジャックするとしたら、持続時間と回数・・・

しかし突然ライゾウが何を思いついたか「男同士」の話を始めてしまい、内緒話の輪から外されたサキは不満気に黙り込む。

そこへ 七海の声で校内放送が流れた。
月に着く前に ここでちゃんと新生ジオールの総理大臣を決める選挙をやろうというのだ。



現生徒会長の連坊小路サトミや、お調子者の山田ライゾウが早くも立候補。

エルエルフを見かけたハルトが、彼に話しかける。
[ハルト]「意外だな。君が選挙管理委員を買って出るなんて」
[エルエルフ]「俺は亡命者で選挙権はないからな」
[ハルト]「また騙すつもりじゃないだろうな」
[エルエルフ]「代表を選出することは俺の目的にも合致する。公正にやるさ」

さらに七海も立候補へ。
[貴生川]「代表・・辞めたいんじゃないのか?」
[七海]「逃げたいんじゃないんです。 みんなの代表をやるならちゃんと選ばれたいから」
そんな生真面目な彼女を優しい目で見る貴生川。
[貴生川]「あんた、いい先生になったろうな!」
子供をからかうように七海の頭をポンと叩いて去る彼に むくれる彼女。



エレベーターに二宮タカヒが1人で乗っていたところ、たまたまハルトが乗り込んできた。
彼女は 部活“0G(ゼロジー)バレエ部”のボディラインを強調したタイツ姿で、密室に二人だけの状況を意識して緊張する。
以前サキがハルトの体をジャックした時 遊びで彼女に言い寄った事を、未だに彼自身の行動と思い込んでいたからだった。

さらに運の悪い事に ここでハルトにあの発作が始まってしまった。

顔に赤い光が浮き出し、すっかり理性を失ってタカヒに襲い掛かるハルト。
彼の牙が彼女の喉元に迫った時 すんでの所でドアが開き、サキが彼に膝蹴りを食わせて正気に戻した。

ショックで呆然としているタカヒに、サキは「その格好、男子には目の毒ですよ」と言い捨て、ハルトの手を引っ張って早々にその場を去った。



歩きながら話している2人。
[サキ]「・・・発作の間隔が短くなってる?!」
[ハルト]「怖いよ・・・・・・このままどんどん短くなってゼロになったら・・・獣みたいに人を襲って回るんじゃないかって」

[サキ]「ハルト。」
彼女は横並びで歩いていたハルトの前に回り込み、立ち止ってじっと見つめた。
[サキ]「その時は、私が殺してあげる」
[ハルト]「・・・うん。殺されるなら流木野さんがいいな」



そこへ通りかかったショーコとマリエ。 ハルトが声を掛ける。

サキはショーコに選挙に立候補しないのかと尋ねた。
ショーコは「そんなの向いてない」と断るが、たまたまその話を聞きつけた文化部や運動部の生徒達に取り囲まれ 出馬するよう強く求められる。

いつも世話好きでよく気が利く彼女は、既に幅広い層の人気を得ているらしい。
しかし 彼らに明るく応対するショーコに、どこか違和感を感じるハルト。



ドルシア艦内。カイン大佐の前に並ぶ特務大尉3人。

[カイン]「中立地帯の月に逃げ込まれたら手が出せなくなる。次が最後の戦いになる」
[アードライ]「逃がしはしません!」
[イクスアイン]「カルルスタイン機関の名誉にかけて」

[カイン]「今回は私も出る。 ヴァルヴレイヴを取り逃がせば、私の首が危い」
その言葉に顔色を変えるアードライ達。
[イクスアイン]「あり得ません。総統の側近であられる大佐が」
[カイン]「・・20年前はそうではなかったよ。あの方も総統ではなかった」

[イクスアイン]「国王派の巻き返しを案じておられるのですか?」
[カイン]「それもあるが・・・・・・」
「ハーノインはどうした?」

[クーフィア]「サボリでーっすw」



その頃 クリムヒルトが密かに大佐の執務室に忍び込み、何かを探ろうとしていた。
ところが部屋の奥の暗がりから突然呼び声がし、彼女は反射的にそちらに銃を向ける。

[ハーノイン]「姐さん・・!」
「姐さん 気が合うねぇ俺達。 こんな所で逢えるなんて。運命感じない?」
両手を上げ、ニヤニヤ笑いを浮かべつつ姿を現したハーノイン。
上官のクリムヒルトにいつもの軽口を叩く彼だが、警戒を解かず彼女は睨み付けた。
[クリムヒルト]「何をしている」
[ハーノイン]「話すと長いんだけどー・・・ とりあえず お茶でもいかが?」



ショーコの様子がどうも気になるハルトは彼女を探しに出かけた。

彼女はいつもの神社に、絵馬を掛けに行っていた。
終わった後もそこを去らず 一人手にした携帯を見つめている。
そこへハルトが突然現れたので、彼女は慌てた拍子に携帯を取り落としてしまった。

そこから流れ出すニュースショーの録画音声。
[キャスター]「・・ということは指南総理は殺されたという事ですか?」

びっくりしてその場に立ち尽くすハルト。
ニュース解説者は ジオール無条件降伏の時のサインに触れ「逃げ延びた可能性もありますが」と言葉を濁した。

[ハルト]「ショーコ、今の・・・」
[ショーコ]「生きてるよ・・・絶対生きてる」
うつむく彼女の声が震えだした。
「ねぇ、どうして新しい総理を選ばなくちゃいけないの。 お父さんを“過去”にしないで・・・死んだことにしないで」

ハルトは ショーコが新生ジオール独立宣言の頃から、独りでずっとこの事を抱え込んで黙っていたことを知った。
それがあったから、傍目には奇異に映る程のはしゃぎっぷりや突飛な行動をしていたのかと 今更ながら気付く。

彼はショーコの苦悩に気付いてやれなかった自分を責め、ここの全てを放り出して一人で総理を助けに行くと言い出した。
はずみで出てしまった、ショーコが自分の「大切な人」という言葉には照れてはぐらかし そのまま告白には至らなかったが。

そんなハルトの様子に元気付けられ、ショーコの表情も変わった。
彼女は彼に宣言した。
自分も選挙に出る。 ハルトと一緒に戦いたい。
守ってもらうだけじゃなく、隣に並べる自分でいたいから。
それに 助けるならみんなの家族も一緒に・・・

ハルトを追って来たサキは すっかり意気投合する二人を物陰から見つめ「ふん!」とそっぽを向いた。



もうじき陽の落ちそうな夕暮れ。
ショーコは締め切り間際に 駆け込みで立候補の申し込みを済ませた。



ハルトはショーコを見送った後、さっき激昂して自分が落としてしまった神社の絵馬を片付けていた。
サキが近付き「神憑きと人間じゃうまく行かない」と彼に釘を刺す。
ハルトが「それでも僕は・・」と言いかけた時、再び発作が襲った。



学園の講堂ではさっそく候補者の選挙演説が行われていた。
最後のショーコの番が来た。
壇上に登った彼女はいきなり「みんな!学園祭やろう」とぶち上げた。

今は戦争中だと批判する声が上がるが、こんな時だから今しかないから、あえてやるのだと畳み掛ける。

「やりたい事は欲張って全部やろう。それがきっと頑張る理由になる」 
「私にもある。 頑張る理由・・・」
「月に着いたら・・・ 私、告白する! 好きな人に!!!」


彼女の何の打算もないストレートな訴えに引き込まれ、場内は大いに盛り上がった。
スピーチ最後の一礼をするショーコの頭の中は ハルトの事で一杯になっていた。
[ショーコ](ハルト、私ちゃんと出来たかな・・?)



一方 すっかり夜の闇に閉ざされた神社の境内。
ハルトの発作はこれまで以上に長引いていた。

[サキ]「大丈夫?ほら、私をジャックしなさい大丈夫だから」
心配し、優しく呼びかける彼女を見上げたハルトの眼はまるで獣のようになっていて 元の彼らしさの片鱗もない。
これまでとは違う何かを感じた彼女ははっとするが 間に合わなかった。

サキを押し倒したハルトは、その喉に噛み付く行動はせず 彼女の服を破いて怪力で一気に剥ぎ取った。
恐怖に怯えてサキは精一杯の抵抗を続けていたが、やがて彼女は気付く。
これは自分も望んでいた事ではなかったか・・・

[サキ](そうか・・・これって“呪い”なんだ)
彼女は観念したように目を閉じ、両腕は 自然と彼を抱き寄せていた。

ハルトの精神とシンクロして言葉にならない叫びを上げているプログラムの少女。



ハルトの意識が回復した時、まだ2人は境内にいた。
発狂状態だった彼は自身の着衣も破り捨てたらしく、殆ど原形をとどめていない。

ハルトの数メートル先にいるサキは全裸で、辛うじて残された彼の制服ジャケットをはおっているだけの姿。
魂の抜けたような無表情で座り込み、携帯の画面を見つめている。

ようやく状況を察し青ざめるハルトに、顔を上げたサキがぽつりとつぶやいた。

[サキ]「ショーコさん、勝ったって・・・」





次回に続く



▽「ふたりぼっち」?

自分の辛さは押し隠し、正々堂々と顔を上げ 明るい表通りを歩き出したショーコ。
それと対照的に 秘密を抱えたまま、闇のどん底に堕ちてしまったような二人が心配ですね。

ちょうど新しいマギウス仲間もできたところでしたが、ハルトが安易に相談しに行くとは考え難いですし。

一部には既に彼が色魔であるかのような誤解も生まれているし・・・
ハルトを信じきっているショーコが 真相を知らぬまま彼とサキとの出来事を知ってしまったらと思うと怖いですね。
そうなれば、ハルトは絶対 弁解しないでしょうしね・・・

彼女が自前の強さで乗り越えてくれるといいけど。

ショーコだけがずっとハルト達の「神憑き」情報から遠ざけられていた伏線は、やはりこれだったんでしょうか。



▽「発作」って。

これまでもハルトにしばしば起きていた「発作」の正体がどうにも謎です。
他人に噛み付きはしても“吸血行動”には見えないし、その衝動の元になっていそうなプログラム少女の「オナカスイタ」アピールも、具体的に何を欲しがっているのかが不明瞭なためですが。

人間の行動原理の「情報」が彼女のエサとか?
ものを知れば知るほど(情報が集まるほど)、もっと知りたい事が増え 欲求は強まるものだけど。

誰彼かまわず噛み付く行動は、つまりジャックした相手の情報を幅広く収集する事に繋がるわけだから・・・


もしも発作がハルトにしか起きない現象として。

1号機の搭乗者として彼は、代表に選ばれてしまったのかな。
プログラム少女の頭上にある緑の羽が VVV各機に付けられた“センシブナーヴ”に似ているのが気になりますね。
あれが公式解説では“センサー”ということですが、情報の送受信に使われるのならVVV各機で共有できるわけなので。

必要とされる情報量に一定のラインが定められていて そこに達したら発作は消失するようだったらいいんですが、限りなく悪化して行っては手に負えませんね。
しかし“替えの利かないパイロット”が一気に廃人同様になってしまっちゃ困るでしょう?(苦笑)
きっとどこかに解決策がある筈ですよね。

咲森学生の脳情報を悉くモニタリングしている貴生川先生なら、ハルトの身に起きている異状は検知していても良さそうなんですがねー。 さぁて。



▽発作時の衝動タイプ分け

発作の種類は これまで少なくとも二種類あった。
a.他人を噛みたくなる衝動⇒目的は他人に乗り移る“ジャック”。
b.今回サキを相手にした時にだけ見せた性衝動。

a.
最初に殺されかけて(というか心肺停止から蘇って)加害者のエルエルフを襲った事件。
これは情報収集とか等ではなく、自分に危害を加えた相手の行動を封じる自衛本能的なものだとか・・・確証は無いです。

他にも保健室でキューマを、寮の相部屋でエルエルフを、エレベーターでタカヒを襲っていますが、これらは全部同じ衝動と取っていいかと。
この時の彼は牙を剥いて相手の首筋or喉元に向かってきていましたから。

b.
今度のサキ相手のこちらの衝動が難題ですね。
いや、ヒトというものを解析する為の情報収集と思えばこれも有効か。
ヒントはマギウス同士っていう所なのかな・・・


今回の事でマギウスの純血種が誕生するかどうかは分かりませんが。
ひょっとしたら第7話冒頭の、“200年後サキ”の伏線になったりしないかな、なんて漠然と思ったりもします。

未だにハルト以外で傷が回復するシーンは出てこないので、もしかして他のマギウス達が本当に「不死身の体」かって事はまだ確定していないんですよね?

それと同様「不老長寿」現象も当然のように全員に適用していいものだろうかが イマイチ。
サキは「約束」を200年守り通した話をしていましたが、そういう言い方って 相手はとっくにこの世に居ないという風にも聞こえますよね。

例えばマギウス仲間はみんな普通の丈の人生を終えていて。
彼女1人が長生きできる身になったのは マギウス同士で交わって体質が変わったせい・・・なんて無いかしら。



材料不足なのに色々書き過ぎましたが、ひょっとして全然違った所を走ってる気もしますねwww

今回はここまでにします。 それではまた。



『革命機ヴァルヴレイヴ』第9話「犬と雷」。

VVV、物語の展開がいよいよ軌道に乗って面白くなってきました。
この第9話なんか「待ってました」の展開で アイナちゃんは可愛いわ、新型ロボット2機のバトルシーンが迫力だわ、とどめに貴生川先生の爆弾発言あるわで まさに神回と思ったんですけど・・・

どうも昨夜一足早く関西地区で放映された第10話の評判が散々らしい。

しかしまだ後期を含め半分以上残してますからねえ~(-_-;)
スタッフにこれだけビッグネームを揃え時間をかけ各方面に派手なキャンペーンを繰り広げてきたプロジェクトで
折り返しの肝心な時に 無意味なエピソードの投下でぶち壊すとはとても信じられません。
初回から、このアニメ 予想を裏切る展開はデフォですし。

というわけでこの先何があろうと視聴は続けるつもりです。 自分の目で全部観ないと納得行きませんし。
ましてや作品評価なんて 終わりまで見届けないと出来ませんから。


もだもだしてるうちに放映時間も過ぎてしまいました・・・まだ録画しただけで見てませんが。 まずは第9話。






エルエルフは、身分上 新生ジオール国初の「亡命者」。
咲森学園の生徒は、彼の指導の下 軍事教練に励むことになった。
寄宿舎では、エルエルフはハルトと同室だ。
夜が更けても計画立案に余念のないエルエルフ。

[エルエルフ]「いいのか?俺なんかに戦闘配置を決めさせて」
[ハルト]「君に頼むのが、一番犠牲を出さずに済むと思うからだ」
[エルエルフ]「櫻井アイナか・・・」
[ハルト]「信じることにしたんだ。君にも大切なものがあるって」

そこへハルトに突然襲ってきた例の発作。 
彼は急に苦しみだしたかと思うと顔に赤い光を浮き上がらせ 目の前のエルエルフに襲い掛かった。
エルエルフは難なく彼を当身で倒す。
[エルエルフ]「間隔が短くなってきているようだな・・・」
同じ頃。 VVV1号機の無人のコクピットのモニターに現れた少女は切なげな表情。「オナカ、スイタ」



VVVの格納庫にはライゾウが何度も忍び込んでは捕まっていた。
自分で仇(かたき)を取ろうなんて下らない、と鼻で笑うエルエルフに キューマが抗議したが、彼の説明は
VVVの搭乗者は登録制で修正がきかない。才能のない奴の希望ほど迷惑なものはない、というシビアなもの。
[エルエルフ]「戦争とは冷静かつ効率的に機械のように行われるべきものだ」
その話に触発され、キューマも1人で地味な銃の扱いの練習から始めるようになる。



警報が出された。再びアードライ達のイデアール襲来。
外部からモジュールに直接向けられた攻撃を、縦横無尽にモジュール表面を移動するバリアが跳ね返す。
元はデブリ避けに備えてあった電磁シールドをエルエルフの発案で転用したもの。
連続使用を想定した仕様ではないので 設備にかなり負荷がかかっている。

VVV1号と4号も出撃。安定の強さを見せつける。
管制室からその様子を観ていたサトミが一言。
[サトミ]「それにしても強すぎないか? ジオールに兵器メーカーは無いのに・・・」

そこへ非常食を持参したショーコ達。 エルエルフの指示にはない「ジオールのお菓子」羊羹を試作していた。
むくれるエルエルフの口に強引に羊羹を押し込むショーコ。
彼は意外な美味しさに思わず感激したようだったが、きまりが悪そうに仏頂面を決め込む。



VVVがイデアールと戦いを続ける隙に、後方から別の艦隊がモジュールに迫っていた。
ハルトとサキはまんまと誘き出されたのだった。 しかし猛攻に遭い、戻るに戻れない。

VVV無しでもバリアと砲台からの攻撃で何とか凌ごうとするモジュールだったが、とうとう電源が落ちてしまう。
その隙に仇討ちの為VVV3号に乗り込もうとしていたライゾウを 
キューマが見咎め 口論となる。
[キューマ]「VVVはお前が思っているようなものとは違う。皆で生き残る為には才能のある奴が乗るべきなんだ」
[ライゾウ]「俺が俺の手で仇を取らないと気が済まないんだよ。自分が入ってない“皆”なんてクソだろうが!」
またはっとするキューマ。

彼は、突然これまで抱えていたアイナへの想いを語り出した。
[キューマ]「皆の為なんかじゃない・・・俺は俺の為に戦いたいんだ」

こうなることを予想して、既に二人を候補リストに入れていたエルエルフ。
[エルエルフ]「自ら乗り込む精神性の持ち主こそが パイロットにふさわしい」

キューマは青い5号機に乗り込んだ。
パネルに現れた「ニンゲンヤメマスカ」の文字。
彼は一度ハルトの発作に立会い襲われかけた。その時の恐怖がまた蘇り躊躇するものの、とうとう心を決めた。



ドルシア軍・マニンガー准将率いる戦艦の主砲がモジュールを撃つ。
あわやという所で回り込み、それを巨大な盾で跳ね返したのは出撃したVVV5号だった。
黄みを帯びた半透明に輝くクリア・フォッシル。
更に両腕から放たれた光弾はバッフェ軍をたちまちなぎ払った。

しかし不慣れな初戦で背後がガラ開きだった所を、一歩遅れてきた黄色の3号機が救った。
搭乗者はもちろん山田ライゾウ。
主要武器は八本に枝分かれするアームストロンガー・カノン。

圧倒的強さの2機の登場に焦り、准将の戦艦は最終兵器・超伝導流体加速砲を打ち出した。
一か八かで受け止めに行くキューマの目の前、光の渦の中に さっと両腕を広げてかばう姿のアイナが現れた。

彼女は涙を滲ませた瞳で振り向くと、何かを呟き一瞬で消えた。
キューマだけがそれを理解し、気持ちが吹っ切れたようだった。

VVV5号の盾は 見事に加速砲弾も跳ねかえし、ビーム弾を放って敵を駆逐した。



クリムヒルト中佐は マニンガー准将の応答が無いことを告げたが、カイン大佐は完全に上の空。
[カイン]「これで4人・・・複製に成功したのか」
[クリムヒルト](4人・・? やはり聞き間違いじゃない)

[カイン]「全員後退させろ。作戦は終了した」 
カイン大佐への疑いが募るばかりのクリムヒルト。



格納庫に戻った2機の2人は仲間の歓待を受ける。
和やかムードに沸く中、戻ってきたハルトがいきなりエルエルフに殴りかかった。
彼は、エルエルフがキューマとライゾウがマギウスになることを見越していたのに止めなかった事を怒っていたのだった。
それをなだめたのはキューマだった。
[キューマ]「いいんだよ。 ハルト、これからは俺も戦わせてくれ。    ・・・振られたよ スッキリとな」
「アイナが言ったんだ。“こっちに来ないで”って」



モジュール最下層、あのVVVの残骸が眠る部屋に佇むのは「物理教師」貴生川タクミ。
[貴生川]「動かない・・・? 正規のナンバーを与えられているというのに」

突然背後に人の気配を感じ 構えた彼の銃は弾き飛ばされた。
立っていたのはエルエルフ。
[エルエルフ]「貴生川タクミ。認識番号JS279154277」「ジオール軍第4研究所所属マスターフェロー」
「七海リオン以外ジオールの教師はすべて軍人だ。 どういうことだ?」


[貴生川]「教師だけじゃない。 町の住民、港の職員もすべて軍属さ」
[エルエルフ]「何だと」
[貴生川]このモジュール77の生徒達も、全てはヴァルヴレイヴの為に作られた、ということだ




次回に続く。



▽集う仲間

副題の「犬と雷」は、言わずと知れた犬塚キューマと山田ライゾウでしたね。
彼らの参戦理由に「自分の為」が強調されていましたが、皆の為に自分が犠牲になる精神ではどのみち負けてしまうという事か。
5号機・3号機とも「ニンゲンヤメマスカ」でYesを押してからマギウスへ、という流れは同じですがどうしてパネルの少女は1号機の専売特許なんでしょうか。
この「発作」を制御できるようにならなければ、ハルトに明るい未来は来ないですよねー・・
「オナカ」が空くとは 何を要求しているんだか。

とりあえず ハルトとサキ以外にも同じ身の上の仲間が増えてくれたことは心強いです。
それにしても、エルエルフは 自分がマギウスになる気はさらさら無さそうですね。


▽テーマ

全てが仕組まれた茶番だったとは。(モジュール丸ごとですか。ここまでやられるとはねえ)
「物理教師」は予想違わず ジオール軍所属研究所の主任研究員とか。

生徒達さえ「作られた」という説明ですが、それはVVVの適合者の体質を備えるべく 彼らが生まれる前から準備されていたということでしょうか。
しかも本人達は全く知らされていない。
あてがわれた運命に抗おうとする若者達といえばもう、D.Gray-manを連想しないわけには行きませんよ(笑)

この展開で喜ぶのも変ですが、星野先生のこの作品への参加理由がスタッフにDグレファンが多かったから、と説明されていたのが本当に本当なんじゃないかと思えて・・・嬉しかったです。



そんなこんなでまだ視聴はやめませんよ(大事なことなので2回w)

ではまた。



『革命機ヴァルヴレイヴ』第8話「光の王女」。

最近この動画がマイブーム。ちょっと癖になる音色ですね゜*。(*´Д`)。*°

【革命機ヴァルヴレイヴ Preserved Roses をヴァイオリンで弾いてみた】




冒頭。今から10年前に遡る真暦61年。
雪の降り積もるドルシアの強制収容所に、人々が続々と送り込まれて行く。

そこから両足の鎖を断ち切って脱走を試みた 幼年時代のエルエルフ。
見張りの兵はもう感付き、彼を探し回っている。 見つかれば銃殺は必至。

施設の高い外壁沿いにひた走る彼の眼前、兎を追って幼い少女が飛び出して来た。
髪を左右の高い位置で綺麗に結い上げ、化粧もしている。 高貴な身分と一目で分かる上質の服を着て。

一瞬驚き、見つめ合う 対照的な二人。

だが とうとう彼を発見した兵士達の怒号で エルエルフは我に返った。

彼は少女に飛びつくと、とっさに彼女の頭のかんざしを引き抜いて その顔に近づけた。
[エルエルフ] 「銃を捨てろぉっ・・じゃないとこいつを殺す・・!」
[兵隊] 「もう逃げられんぞー! 姫様を放せ!!」

人質の少女は怖がる様子もなく大きな瞳でじっと少年の顔を見つめた。
エルエルフの方こそ、精一杯の虚勢を張りながらも体が震え 今にも泣きそうになっている・・・ 



ハルトのジャックから意識を回復したエルエルフは ゆっくりと目を開けた。
見れば 仰向けに寝かされた台の上で、幾本ものベルトが体を拘束している。
取り囲んで彼を見下ろしているライゾウ、ハルト、貴生川、七海、サトミ。
エルエルフは冷静に周囲を見渡し、貴生川の腕時計に目を留めた。 15時32分。

[エルエルフ] 「6時間。」 「お前達の国が滅びるまでの時間だ」
[ハルト] 「また 敵が来るっていうのか」
[エルエルフ] 「時縞ハルト、契約の答えがまだだ。 俺と契約すれば救ってやる。 お前も この国も」



モジュール77の夕暮れ時。
高台にある神社から遠景を眺めつつぼんやり座っていたサキが、ふと鼻唄を止めうつむいた。
[サキ] 「私に 力が無かったから・・・」

ハルトは、初めて仲間からアイナの死を知らされた。
驚く彼に マリエが黙ってアイナの遺品の眼鏡を手渡す。 それは一部が割れ、血痕がこびりついたままだった。
ショックで固まる彼の胸倉に突然掴みかかるキューマ。
[キューマ] 「守れたんじゃないのか?! お前もあそこに居たんだろう? どうして守ってやれなかったんだよぉ!!!」
[ショーコ] 「先輩、止めて下さい! ・・・そんな先輩アイナちゃんはきっと嫌いです」

キューマはやっと我に返るが、やるせない気持ちの行き場も無く そこにくず折れて床を拳で叩いた。
[キューマ] 「畜生ー!!!」



学園の他の生徒達にも、侵入した敵の襲撃で落命したアイナの話は広まった。 重い空気が漂う。
敵の弱みを突いた上での独立宣言も 強いロボットも、やはり万能の盾ではなかった。 来る時は来る。
次の犠牲者は自分達かも。

現場の格納庫では、七海が泣きながらアイナの血痕の後始末をしていた。
その辛そうな様子を見かね、貴生川も手伝いを申し出る。



ドルシア艦内。 執務室にアードライが持参したモジュール77の写真を見ながら その報告を聞いているカイン大佐。

[アードライ] 「大佐の指摘通りでした。モジュール内最下層にて完成品のヴァルヴレイヴ5体を確認しました。」
「他にも、未完成なのか破棄されたのかバラバラの機体も多数確認しています」

[カイン] 「アードライ、これはいい写真だよ・・・とてもいい」
「ところでエルエルフだが」


はっとしてアードライは顔を上げた。
[カイン] 「特別扱いはそろそろ限界だ。改新前の古参兵を抑えるにもそろそろ限界がある。」
「だから・・・今回は最後の機会だ」

[アードライ] 「はいっ!  彼を拘束する学生を叩けば彼は戻ります!」
[カイン] 「次の作戦は君に任せる。モジュール77に詳しい人間が適任だろう。」



次の作戦準備の指揮を取っている最中、クリムヒルト少佐がイクスアイン達に一言疑問を呈する。
[クリムヒルト] 「カイン大佐は何故 エルエルフの事を上に報告しないのだ」
[イクスアイン] 「報告するにはまだ情報が不確定すぎるからでしょう」
相槌を打ちながらも、まだ納得の行かぬ表情の彼女。
それを伺うハーノインの視線は、いつになく険しかった。



段ボールハウスのアキラの事を思い出したショーコは、彼女の所へ行き拘束を解いてやった。
対人恐怖症のアキラは目を合わせることも出来ずドギマギしながらも、何とかショーコに「ありがとう」を言う。
ところがショーコがボロボロ泣き始めた。 ギョッとし慌てふためくアキラ。
[ショーコ] 「ごめん・・・泣かないって決めてたのに・・・」

そこへ差し入れを持って兄のサトミがやって来たが 中にショーコが入り込んでいたことにびっくり。
妹(アキラ)には「見んな!」と追い出され、大ショックを受ける。
[サトミ] 「アキラが・・・私以外と?!!!」



キューマは貴生川に ヴァルヴレイヴに乗せてくれと頼みに行くが「安全が確認できたら」と取り合ってもらえない。
敵(かたき)を取りたいんだと食い下がる彼に、「だったら生きろ 彼女の分まで」と言われてしまう。

ライゾウもまた ロボットに乗りたい一心で暴れ、生徒会役員を困らせていた。
サトミが止めに入り口論となる。
[ライゾウ] 「敵が攻めて来てんだぞ 仲間が死んでんだ」
[サトミ] 「戦ったら・・・もっと死ぬ」



そこへ敵襲来の警報。 ドルシア艦隊がこちらへ向かって来ていた。

1号機・4号機で出撃するハルトとサキ。今回から機体カラーに合わせたパイロットスーツを着用。

二人ともアイナの事を思いながらこれまで以上に奮闘するが、再び吸着ブーメランに苦しめられる。
今度こそ徹底してVVVの接近戦を許さないイクスアインの作戦で オーバーヒート→停止のピンチが迫る。
絶体絶命の中で、ハルトはアイナの幻を見てはっとする。



VVVが2機とも出撃している隙を狙い、アードライの率いる小隊がモジュール77の中に侵入していた。
彼らは ジオール所蔵の水上艦を持ち出し 海上から陸へ威嚇の砲撃を始める。
アードライは、新生ジオールに降伏を迫り、無視を続けるなら徐々に射的を校舎に近づけていくと脅す。
エルエルフは見張り番のタカヒの携帯端末でそれを聞くが、アードライらしいやり方だ等とまだ余裕を見せていた。

キューマは今度こそヴァルヴレイヴに乗り込むつもりで急いだが、通路の途中に待ち構えていたドルシア兵の銃弾を肩に浴び そこで動けなくなってしまう。

生徒会長のサトミは自分が何とかしなければという焦りから、エルエルフをドルシアとの交渉の道具にする事を思いついた。
しかし当のエルエルフには命乞いを拒否される。
興奮状態のサトミは逆上してエルエルフを撃ち殺しそうになった。
危ない所をショーコが止めに入る。

その時、彼女のポケットの携帯が鳴った。 
それを見透かしていたように 薄い笑みを浮かべるエルエルフ。



コクピットのハルトは戦いながら ショーコに、エルエルフと代わってくれと頼む。

[エルエルフ] (ハルトに)「8人だ。 俺ならたった8人の犠牲で ドルシアに勝利してみせる」
[ハルト] 「だめだ!全員助けるんだ。」

こんなヤツに作戦を立てさせるのか、と横で大反対のサトミとライゾウ。
だがハルトは「信じる!」と言い切った。

[ハルト] (エルエルフに)「君にだってここで終われない理由があるんだろう? 僕もそうだ」
エルエルフの体を前回ジャックした時に、ハルトは彼の心の奥底に潜む哀しみを体感していた。
悪魔と取引するようなものだと止めるタカヒに 「既に呪いは受けている」と返すハルト。
[ハルト] (エルエルフに)「僕は皆救ってみせる。 学校の皆んなも、お前と・・・写真の人もだ!」

[エルエルフ] 「戦争に巻き込まれてもお前の甘さは治らないようだな」

[ハルト] 「苦いコーヒーは砂糖入りが美味しいんだ ・・・取引だエルエルフ」
「勝利の為に、平和の為に、二人の夢をかなえる為に!」

ハルトがとうとう彼に契約のVサインを出して見せた。

[エルエルフ] 「夢・・・」 
彼はまたふっと笑った。そして事も無げに寝台から起き上がる。 もうとっくに拘束具は外されていたのだった。

[エルエルフ] 「前言撤回だ。 お前の言う通り犠牲者はゼロで行く」



エルエルフはハルトに 緑のヴァルヴレイヴを連れてモジュール基底部に向かえと指示。
意味は分からぬままそれに従う2機。

右手の携帯でハルトと話は続け、左手の銃で立ちはだかる兵達を次々排除しながら通路を駆け抜けていくエルエルフ。
キューマは怪我した肩を抑えて側らにへたり込んだまま その勇姿を見送るしかなかった。

エルエルフは モジュール底部の隔壁を 1号のライフルの最大出力で打ち抜く事を指示。
VVVがまたも生命線の基地を撃とうとする不審な動きを、追って来たハーノインやクーフィアはあきれて見ていた。



期待通りモジュールに穴が開くと そこから勢い良く海水が噴出し、1号機と4号機の全身に降り注いだ。
氷結したブーメランが、機体からバラバラと剥がれていく。
それは同時に 機能の限界に近付いた4号機を復活させる 冷却の役割も果たした。

さらには 海水の抜けていく渦でモジュールの海上が大荒れとなり、アードライの乗った戦艦は翻弄されて 学校の砲撃どころではなくなった。
[アードライ] 「この作戦・・・エルエルフかっ」



4号機のサキは早速クーフィアのイデアールに立ち向かっていく。
[サキ] 「見てる?櫻井さん・・・ 結局言い損ねちゃったわ」



1号機のハルトは 数値が666に上昇するのを待っている所だった。 必殺技で敵艦を叩かないと勝ち目はない。
動くに動けない状況のVVVに、ハーノインのイデアールが襲い掛かろうとする。

そこへ援軍。 エルエルフの操縦するスプライサーが現れ、横から邪魔をした。
[エルエルフ] 「チャージする時間は稼がせてやる」

チャージが無事完了し全身輝く金色を帯びた1号機は、炉にジー・エッジを突き刺した。
その攻撃だけは許すまいとイクスアインのイデアールが1号機に狙いを定めるが、それも機体ごと体当たりしたエルエルフに阻止される。



エッジは引き抜かれ、ドルシア艦隊に向け渾身の一振り。
波打つ衝撃波は 巨大な戦艦一隻を丸ごと消し去った。

すぐ脇の戦艦にいたカイン大佐は、味方の惨劇を前にしながら感嘆の声を漏らす。
[カイン] 「やはりこれは・・・ ルーンの光・・!!」



モジュールの中。 勝利に沸く仲間の歓声の陰で、キューマだけが独りうなだれていた。
[キューマ] 「何もできなかった・・・   俺は」



特攻で搭乗機が四散し 脱出装置からも放り出されたエルエルフは、パイロットスーツのみで浮かび救助を待っていた。
瞳を閉じるとまた浮かんでくるのは 10年前のあの日の記憶。

[少女] 「だったら 半分こにしましょう?」
意味が分からず戸惑うエルエルフ。 彼女は兵士達に呼びかけた。
[少女] 「みなさん! 私の命を半分あげます。だからこの人に命をあげてください。」

[エルエルフ] 「命を半分なんて・・・  できるわけない・・」
彼女はたじろぐエルエルフの手からかんざしを取り上げ、解けた右側の長い髪を切り始めた。

周囲があっけに取られる中、その髪束をエルエルフに差し出す。
[少女] 「女の命だって お母さまが。」
彼女はエルエルフに にっこり笑いかけた。



17歳のエルエルフが呟く。
[エルエルフ] 「何が“半分こ”だ。 ・・・その甘さが」

そこへ突然伸びてきた大きな人型兵器の手が 彼を包み込んだ。
[ハルト」 「何時間探したと思ってるんだ? 犠牲者はゼロって言ったのに、いきなり契約違反か」

ハルトが自分を助けに来る甘さも計算のうち、と しれっと返すエルエルフ。
ハルトも笑うしかなかった。
[エルエルフ] 「苦いヤツ・・・」



ドルシア艦。 カイン大佐の執務室。鳥篭の中に据えられ薄暗い室内を照らすのは、煌々と緑の光を放ち脈動する 謎の物体。
大佐はアードライが提出してきた 例の“残骸”の写真に見とれていた。

[カイン] 「これで 我が一族は命を繋ぐ事ができる・・・!」
「祝福の鐘が聞こえる・・・我らが花嫁・・・」

ほくそ笑む彼の首筋、皮膚に浮き出した謎の印。 

それはVVVと契約した者の血球に浮かび出るあの印と同じものだった。



モジュール最下層。 アードライが侵入したあの部屋に、ずらりと居並ぶ“VVVの残骸”。
最も奥、中央に据えられた一基は、その形状からVVVの機体頭部のよう。
情報をどこまで握っているのか・・・今は貴生川タクミが只1人そこで見守っている。




次回に続く




▽契約成立
実際ドイツの人がこんなサインを使う習慣はないようですが、
エルエルフは独語で「契約」を意味する“Vertrag(フェアトゥラーク)”の頭文字からこれを合図に決めたようですね。
ハルトは結局 あれほど反発した彼の予言に沿って契約を結ぶ事になりましたが、そこで自分なりの気概を見せます。
「平和」のピースサインも、「勝利“Victory”」のVサインも、全部ひっくるめた「契約“Vertrag”」なんだと。

(・・・もう考えなくていいんですが、エルエルフが最初に切り捨てた「8人」て地味に気になる^^;)


それから、ハルトが普通にドイツ語を理解してるらしい件。
写真の「Licht」の文字を見て即座に「光」の意味が通じました。
名付け親の趣味が反映するでしょうが「ハルト」名がずっと引っ掛かって・・・ドイツ人名の語尾に良くありますよねえ。
「ラインハルト」「レオンハルト」「エアハルト」「ゲルハルト」等々。 家庭環境の描写がない彼の生い立ちも気になるところ。

「物理教師」貴生川タクミの呟いていた「時縞センセイ」が、彼の師事したハルトの身内の研究者だとしたら、
ドイツ語圏のドルシア側・・・、国軍か例のカルルスタイン機関に所属した人物だったりするのかも。
今はどこにいるんでしょう・・・もういないのか? 
天才級科学者だったとしても、彼の父か母か祖父か祖母かも分かりませんが。

その関連で貴生川タクミも怪しい人物には違いないですが、「悪魔と取引したんです?」なんて台詞やら 垣間見せる優しさやらで あまり悪人には見えないですね。

たとえどんな組織に所属していても、そのレッテルがそのまま当人の人物評価や本心と繋がらないのは Dグレで学習済み。


▽一族の花嫁

う~ん 何だこれ(笑)
とりあえずモジュール77に向けた最初のアタックが「オペレーション・ヴァージンロード」だった理由ははっきりしました(^_^;)
そういえば、カイン大佐の風貌って、細面に薄い唇がいかにもドラキュラの黒マントが似合いそうな雰囲気ですよね。

彼の狙いがVVVであることは確かですが、その中でも 残骸にしか見えないこのバラバラの機体が最重要目標だったとは。
これは現在欠番になっている2号機なのか、それとも「黄金の7人」のトリ、7番目の機体となるのか。

 
優秀なエージェント養成所とされるカルルスタイン機関というのがおそらくカインの抱く野望実現の為に作られたもので、今やドルシア軍部に深く食い込みつつも「軍の改新前からの古参兵」からは疎まれる存在なのだとすると、現場でクリムヒルトが感じた意図的な情報操作等は日常茶飯事かも。

カイン大佐をDグレで例えれば、中央庁という組織を代表する立場にいながら 密かに独自の野望を抱くルベリエ。
子飼いの鴉の中でも重用していた若いサードエクソシストとリンクらが アードライ以下5名の特務大尉、てとこか。

その中の1人が裏切ったとしたらどうなんだ・・・カインがエルエルフだけを特別視しているような描写はないですが 軍から普通に粛清されることだけは避けたがっているように見えますね。
「カルルスタイン」の姓を受け一族になった者には、何か調べられてはまずい体の秘密でもあるのかも。
エルエルフの事になると必死なアードライを利用して、何とか事を上手く運ぼうとしているようです。


▽指南ショーコ

今回彼女の奮闘ぶりが目立ちましたね。 あらゆる所に気を配って駆け回って、自分の事は後回しで。
かつての停電騒ぎの折「独立を煽っておいて無責任」と責められた事が かなり尾を引いているようです。
ショックで暴走したキューマ先輩もパニックで銃を持ち出したサトミ会長も 彼女の制止で救われました。

でも正規代表を自負するサトミが、彼女を 自分の居場所を奪っていくライバルと意識し出したようで ちょっと心配。
ショーコに接触した事で、妹の連坊小路アキラにいい意味での変化が始まったことは特筆すべきと思いますが。



次回分、何とか追いつきたいです。 これからも1クールの締めくくりとして怒涛の展開が来そうですしね。

それでは。



『革命機ヴァルヴレイヴ』第7話「瓦礫の下のハルト」。

前回の分です。 なかなか追いつかない(;´д`)ゞ

第7話まできて第1期は折り返し。 いよいよこれからが本番のようです。

エンディング曲は これまでの angela『僕じゃない』から ELISA『そばにいるよ』に交代。

オープニング曲は引き続き『Preserved Roses』ですが、VVV4号機を背景に緑のパイロットスーツ姿のサキのカット追加。



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冒頭。一気に時代は「第三銀河帝国暦214年」。
(物語冒頭で述べられた現在の舞台・真暦71年が「第三銀河帝国始まりの年」とされるので、ここは未来の世界ですね)

VVV4号機に良く似た機体が 敵方の戦闘機と一騎打ちの最中。 
VVV側は「黄金の七人」と呼ばれているらしい。
「しょせん古代兵器」と侮る敵パイロットも、とうとう4号機?の分身技「断罪のミラージュ」の前に敗れ去る。

コクピットでヘルメットを外した女性パイロットは やや大人びたサキにそっくりの美女。
「200年過ぎても約束は約束でしょう」と独り言。



場面は再び咲森学園に戻る。

VVV4機の納まる格納庫。 ロボットの管理を巡り生徒会とハルト達がもめている。
会長のサトミはこれらを生徒会の備品にすると言って譲らないが、ハルトと彼を擁護する仲間は ヴァルヴレイヴを一番良く知っているハルトに任せるべきだと主張。
それなら全校生徒の総選挙で、と食い下がる会長を牽制するように 学園でただ一人の教師・貴生川が現れた。 

[貴生川] 「こいつは俺が調べる。乗るのはそれからだ。教師には生徒の安全を守る義務があるからな」



一方モジュール77潜入に成功したアードライ。 彼は兵器の残骸のような標本が並ぶ部屋で写真を撮っていた。
[アードライ] 「これでカイン大佐の依頼は果たした。次は・・・」



学園の体育館。
柔道で荒れ気味の山田ライゾウを、ハルト・キューマ・アイナの3人が上から眺めている。
キューマはライゾウについて 自分がヴァルヴレイヴに乗れなかった憂さ晴らしをしてるんだろうと言う。

[ハルト] 「山田君は知らないから・・乗ったら人間じゃなくなるって・・・」
[キューマ] 「それで言わなかったのか。ヴァルヴレイヴを見つけたこと」

[ハルト] 「発作が起きると獣になった気がして いつも恐い。」 
「不死身の体は他人の体みたいで ひょっとして僕は死んでるんじゃないかって・・・」


[アイナ] 「大丈夫です。 ハルトさんは人間です 私達の仲間です。 ずっと ずっと・・」



段ボールハウスの中。 
ひきこもるアキラが いつものように校内各所の防犯カメラのライブ映像を楽しんでいた。
ふと、彼女は エルエルフが廊下に設置の消火器に何かの細工をしている所を発見する。
エルエルフは 自分に注目するカメラ視線に気付き、振り返って睨んだ。 
ギクリとするアキラ。



調理室。
女子生徒が集まって 七海先生と新作料理を試作中。
サキは、先日ショーコが先陣を切って自分を応援してくれた事が忘れられず 自発的に彼女の手伝いに来ていた。
その和やかな場に 突然エルエルフが現れた。
サキの「こいつ、ドルシアの軍人よ」という台詞に緊張が走る。

彼はショーコに書類の束を手渡した。
『新生JIORの軍事的発展と領土拡大についての計画書』

内容は咲森の生徒に完全徴兵制を敷き本格的な軍事国家にしようとするものだった。
「それ以外にこの国が生き残る術はない」と言い切るエルエルフに、書類を突き返すショーコ。

[エルエルフ] 「交渉決裂か。ならば・・・」


にわかに彼は実力行使に出た。リモコンで校内のシャッターを操作して各所を分断。そして全校アナウンス。

[エルエルフ] 「新生ジオールの国民諸君。 この国はエルエルフ・カルルスタインが占領した。
これより全国民は徴兵制の対象となる。 国家伸張の礎(いしずえ)として命を捨ててもらう」


エルエルフに名指しされたキューマの 横にあった消火器が破裂した。

[エルエルフ] 「構内には既にトラップを設置済みだ。死にたくなければ迂闊に動かない事だ」

偶然これを仕掛ける所を見てしまっていたアキラは、もう居所を突き止められ拘束されていた。

早速これに反発し 窓から調理室に乗り込んだライゾウと 包丁を持って身構えたサキがエルエルフと対決する。 
しかし彼らも一瞬で倒されてしまう。



その頃ハルトは アイナと話をしていた。
突然ショーコを手伝うと言ってきたサキの真意をいぶかるハルトに、アイナは 彼女も親切にしてくれる人には素直に感謝できるいい人なのだと説明する。
そして ハルトが悩んでいた自身の体の変化についても「神憑き」と呼び、きっと「神様が憑いた」からだと励ます。

そこへ入った校内放送。

[エルエルフ] 「新生ジオールの国民諸君。 この国は、エルエルフ・カルルスタインが占領した。」
「時縞ハルト、出頭しろ。 国防軍の中核戦力としてヴァルヴレイヴを運用してもらう」



ハルトはエルエルフの出頭命令を無視し すぐさまヴァルヴレイヴの格納庫に向かう。
[ハルト] 「甘かった・・! たった1人で学校丸ごと敵に回すなんて」


ハルトが機体に乗り込もうとした時、待ち構えていたエルエルフが 背後から彼の頭部に銃を突きつけた。
[エルエルフ] 「あれは15分前の俺だ。 そんな甘い事ではお前の大事な人を守れんぞ」
「幻想だと言ったろう・・・ 争いのない世界など」



その時。 いきなり2人に向け、アードライが発砲した。
気付くのが一瞬早かったエルエルフがハルトの陰に隠れたため、弾はハルトの肩を撃ち抜いた。
[アードライ] (エルエルフに)「片目でもお前を見間違えはしない!」
しかしその後の連射も エルエルフでなく弾避けにされたハルトに当たるばかり。

エルエルフは、この場に仕掛けてあった閃光弾を破裂させた。 
目の眩んだアードライが気付いた時には、もう 彼に後ろを取られている。


[アードライ] 「・・・お前が裏切ったなど 私にはどうしても信じられない」
[エルエルフ] 「信じなければどうする? 許すのか お前の片目をえぐった俺を」
[アードライ] 「許す。 お前はいずれ、私の片腕となるべき男だ」

[エルエルフ] 「俺は誰の腕にもなるつもりはない。 俺は俺の腕を見つけた」
[アードライ] 「?! 誰だ


その時2人の足元で 銃弾が跳ねた。
全身撃たれて致命傷を受けながらもとりあえず復活し 銃を手にヨロヨロ立ち上がったハルトだった。
3人の立つ位置は、ハルト→エルエルフ→アードライ と一直線に並んでいる。

[ハルト] 「学校を開放しろ・・・僕らはお前の兵隊になんかならない!」

アードライは「銃を捨てろ」とハルトに銃口を向けたが、エルエルフはハルトに加勢し アードライに銃を向けた。

[エルエルフ] (アードライに)「これが俺の腕だ」

[ハルト] (エルエルフに)「学校を・・・解放しろ」
[エルエルフ] (ハルトに)「この国には俺が必要だ」

[アードライ] 「目を覚ませ エルエルフ!!!」



その頃。
[貴生川] 「おいっ 生きてるか?!」
彼が家庭科室の戸を勢いよく開くと、そこの全員が ガムテープを口に貼られ結束バンドで手首を拘束されて床に転がっていた。
彼はまず七海の口のテープを剥がす。

[七海] 「貴生川先生、どうやって?」
無茶して3階の窓から乗り込んだライゾウと違い、彼は普通に 分断された廊下側からやって来たからだ。
[貴生川] 「物理教師だからな」

そう言いながら今度は彼女の腕のバンドを解きにかかった。



地下格納庫では、三すくみの押し問答が続いている。
その様子を こっそり物陰からアイナが覗いていた。
ハルトがエルエルフに呼び出された時、何とか彼を助けたい一心で 密かに付いてきてしまったのだった。


そこへ 前触れも無く信じ難いものが侵入した。
ドルシア軍のバッフェが一機。 パイロットはクーフィア。

[アードライ] 「クーフィア、ゲートは開けておいた。 確保しろ!」
[クーフィア] 「そんなの面倒くさいよー(笑)」

バッフェは、問答無用で エルエルフとハルトに向けて爆撃を開始した。
逃げる2人。   
だがその最中に少女が1人、爆風に巻き込まれていた事には誰も気付かなかった。


[アードライ] 「確保と言ったはずだぞ!!!」
[クーフィア] 「www甘いなあ 王子様は」

先にハルトが跳ね飛ばされて 倒れた。 まだ逃げるエルエルフを楽しそうにクーフィアが追い回す。

どうにもたまらず、アードライがバッフェの機体を外から叩いて止めに入った。 
クーフィアは不満気な顔でハッチを開ける。

[クーフィア] 「“裏切り者には死を!”じゃないと僕ら、お仕置きじゃん?」
[アードライ] 「違うんだ! あいつはっ・・」

アードライはクーフィアを説得しようとバッフェの操縦席に乗り込む。
そのわずかなチャンスをエルエルフが逃すはずは無かった。


[エルエルフ] 「尊いよ。 お前の育ちの良さは」
そう呟くと 格納庫の発射装置を起動させ、あっという間にバッフェを宇宙空間に放り出してしまった。


エルエルフはすぐにハルトを探したが、彼は両脚を鉄骨に潰され 鉄柱まで突き刺さっている惨状だった。



モジュール77の外には 再びバッフェ群を引き連れたハーノインとイクスアインのイデアール2機が待ち構えていた。
そこへサキの乗ったカーミラ(VVV4)が出撃する。 戦闘開始。

しかし今回はイクスアインの策による電磁吸着ブーメランに襲われ、カーミラは動きが取れなくなってしまう。



もはやVVV1号機だけが頼りの中、ハルトは動くことすらできない。
エルエルフは彼に 自分をジャックして機体を操縦する事を提案。
「危険な賭け」だが他に有効な方法が見つからない。
ハルトは承諾し、エルエルフの差し出す腕に噛み付いた。



ヴァルヴレイヴは無事起動した。
コクピット内には、予めエルエルフが今後の戦闘を予想してハルトへ宛てたメモが貼ってあった。

近々使用されるであろう電磁吸着ブーメランへの対処法、ハーノインの性格分析による戦闘時の行動パターン。

その的を射たアドバイスに エルエルフ自前の運動能力と精確な射撃の腕もプラスされ、
VVVはこれまで以上の力を発揮して イデアールのブーメラン射出装置を見事破壊した。


ドルシアの仲間達は、今回のヴァルヴレイヴ戦に エルエルフの影響を実感していた。
「やっぱり裏切ったんだ」と溜息をつくクーフィアを 横目で睨むアードライ。
[イクスアイン] 「既に当初の目的は頓挫(とんざ)している。一度退いて立て直すぞ」



モジュールの格納庫。 バッフェの爆撃で出た大量の破片がいつまでも低重力空間を漂い続けている。
遅れてそこへやって来たキューマが 鉄骨の下に放置されているハルトを見つけた。
「誰かをジャックしているのか? ・・・皆に見られる前にどこかに運んでおくか」

彼はアイナに連絡を取ろうと携帯を鳴らした。 が、意外にもすぐ傍から着信音が聞こえてきた。
音のする方を振り向いた彼の目に映ったのは、傷だらけの携帯と共に 浮遊している彼女だった。
絶叫するキューマ・・・



戦い済んで、コクピットでハルトは大きく溜息をついた。
(何とかしのいだ。 ・・・お前と組めば 無敵だっていうのか)


ハルトはふと、エルエルフのズボンのポケットから 一枚の写真がはみ出ているのに気付いた。
取り出すと裏面には 「Licht」の文字。
[ハルト] 「リヒ・・ト   ・・・光?」

表に返せば、古びた印画紙に納まるのは 身なりを整え椅子に腰掛ける幼い少女の姿。
それを見つめるうち、なぜだかエルエルフの瞳から涙があふれ出した。

理由が分からず戸惑うハルトの意志とはおかまいなしに、後から後から落ちてくる涙。
胸が痛い。
とうとう彼は 嗚咽を漏らしながらその場にうずくまった。



次回に続く




--------------------------------------------------------------------------------

「マギウス」の能力

----- ハルトが乗り移った他人の体でも ヴァルヴレイヴは「搭乗者」と認識してくれるのか? -----

外したら最期という危険な賭けでしたが とりあえず今回のエルエルフの判断は正解。
エルエルフは この決断・実行の速さを武器に、これまで一瞬が生死を分かつ数々の修羅場を切り抜けてきたんでしょう。 
もちろん運も味方してますが。

ハルトだけがVVV1号機唯一の「搭乗者」として認められ・操縦法も分かるということは、
それと引き替えの「契約」によってマギウスにされ 不死身と憑依の能力を授かった事とセットなので、
憑依で彼の意識の存在する先にVVVの「呪い」も憑いてまわる・・・のかな。 
怖いですけど、便利なのは確か。

追加で、マギウスの能力としてまだ確定ではありませんが 214年後でもさほど歳を取っていないサキの登場を見る限り、老化スピードが抑制され寿命も驚異的に延びるんでしょうか。
「黄金の七人」というんだから、残り六人もいるはずですが まだ謎。

あとサキの言う200年前の約束って何だろう。 ・・・サキがアイナに追悼の意味で星を守る誓いを立てたとか。
いやもっと後の 彼女達が大人になってからの話かな?



▽王子様

アードライがエルエルフにここまで入れ込むようになったエピソードが早く知りたいですね。
しかしこの2人の 気の毒なくらいの温度差。
アードライは結局 本物の「王子」のようですが、エルエルフが利用目的で近付いたとかでないといいな~・・

仮にも一国の王子が 何の特別扱いもされず軍人養成機関を経て、最も危険な最前線に配置されるというのも妙ですね。
この国の王様はもう実効支配権を失っているのかな。


エルエルフがさらっと「エルエルフ・カルルスタイン」を名乗って見せたのにもびっくりw
元々「エルエルフ(L11)」や「アードライ(A3)」はコードネームだろうし、あの機関出身者は全員「カルルスタイン」を名乗ることになっているんでしょうかね。

「カルルスタイン」名が前回出した話同様 本当に吸血鬼伝説と絡むなら、同属と呼ぶに相応しい肉体改造がされている可能性もありだろうか。



▽仲間

ハルトのマギウス化の実状を知る者は、今回アイナが退場した事でキューマとサキの2人だけになってしまいました。
サキはもう契約を果たしてしまったし、残るキューマもあの様子ではそうなる事がほぼ確定っぽいですね。
ライゾウも同じ理由(最初の襲撃で友達を殺されている)を持つ者としては次期有力候補。

それにしてもハルトに一番近いはずのショーコがいまだマギウス情報から隔離されている伏線は どこで効いてくるんでしょうか。



▽結束バンド

エルエルフが家庭科室占拠に使った、一旦強く引き絞ると抜けなくなる便利グッズ。 百円ショップにあります。
(もちろん本来は人間の拘束用じゃなくね!)
実はコツを掴めばすぐ解けます。 おそらく貴生川先生が七海先生にやろうとしてたのはこちら。
「通常の解き方」  http://www.lifehacker.jp/2012/05/120427reusezipties.html

この結束バンドを強盗犯などが使用する例は実際あるそうで、自分の手首を縛られてしまった場合上の方法は使えません。その時はこっち。
「非常時の解き方」  http://www.lifehacker.jp/2012/11/121117band.html




調子に乗って脱線しましたwww

貴生川先生は事あるごとに「物理教師」を言い訳にしてますがやっぱりこの人別に本業がありそうですよね。
「悪魔と取引」とか一人で呟いていたっけ・・・マギウス化についても多少の情報は別ルートから得て来ているような。


一方のドルシア。カイン大佐も素性がよく分かりません。
(「カルルスタイン」の頭と尻尾だけ取ったような名前も気になるw)
謎だらけのジオールの地下に潜入してアードライに写真を撮ってこさせた あの標本まがいのものは何なのか。
それがそこにある事を、知っていたわけですよね。

以前この人は「ヴァルヴレイヴが2人」とも言っていて、こちらもマギウス関連の知識はありそう。


そして謎のリヒトちゃん。
写真の肖像は幼な過ぎで、エルエルフのいう「愛した女」表現は全く似合いませんが。
ハムエッグ得意料理なんだろうか←



グダグダのままで済みません。 次の回も観てきます~!   それでは。



『革命機ヴァルヴレイヴ』第6話「サキ・カムバック」。

星野先生の産んだキャラクター、それぞれの性格が見えてくるにつれますます親しみが湧きますね。
こちらはまだ先々週の分の第6話。

※感想等は後ほど ⇒ 追記しました(5/29 2:30)



ヴァルヴレイヴのコクピット内で向き合う2人。
[ハルト] 「どうして・・・」
[サキ] 「私、有名になりたいの」

唖然とするハルトを置いて外に出ると サキは居並ぶ中から緑色の機体を選んでさっさと乗り込む。
ハルトが止めたが間に合わず ハッチは固く閉じられてしまった。

2人の様子を 監視カメラを通し見ていたエルエルフがほくそ笑む。
[エルエルフ] 「ちょうどいい実験台になるか」 「ARUSのパイロットは死亡したが」

サキが中央の赤いスイッチを押す。
あのヤタガラスの印(こちらは“四”の文字)入りの「ニンゲンヤメマスカ」という質問項目が現れた。
ハルトの時とは異なり、キャラ映像の出ないシンプルな画面。

[サキ] 「いいじゃない~ 人間なんて嫌いだし、そのうえスペシャルになれるなんてオールオッケーv」
「YES」の方を選択したとたんあの装置が現れ サキも何かを注入された。 とたんに視界が虹色に包まれる。
[サキ] 「わあ これで・・・」


ハルトは外で待つしかなかったが、緑の機体上にも青い光が駆け抜け 白かった部分が黒に染まっていくのが見えた。
[ハルト] 「流木野さんは大丈夫なのか・・・」



ヴァルヴレイヴ4号機は満月の夜空に飛び出した。 自由自在に飛び回れる開放感がサキにはたまらない。
[サキ] 「素敵! 鳥みたい・・・いえヴァンパイアだからコウモリね」

そこへハルトが1号機で追って来た。 2機は地上に降りる。
ハルトは彼女の軽率な判断を責めるが、機体から出てきたサキは 自分の不幸な身の上話を始める。
最悪の環境から抜け出すには有名になるしかなかったし、自分がどうなっても家族も友達もいないから構わないのだと涙ながらに訴える。
同情したハルトが彼女を慰めようと近付くと、彼女は抱きついてきて「嘘だから」と笑い ハルトの首に噛み付いた。



[フィガロ] 「頼みますよ七海先生。あなたが新生ジオールの代表なんですから」
数日前の裏切り行為など無かったかのように 馴れ馴れしく七海にTV電話で話しかけるフィガロ上院議員。
彼はモジュール77の傍で待機中のARUS戦艦に身を寄せていた。
まずは扱い易そうな七海を取り込もうという魂胆。


その頃 物理教師の貴生川(きぶかわ)は霊屋(おたまや)ユウスケを伴い ヴァルヴレイヴ1号機の調査を続けていた。
それを隣の司令室から見守る アイナと生徒会役員、それに七海。
ユウスケは 貴生川に技術者としての見込みがあるとほめられ喜ぶ。


ハルトの身体を乗っ取ったまま夜の学園に戻ったサキは、事情を知らないタカヒをからかったりして遊ぶ。
その様子を 潜伏場所からずっとモニターしていたエルエルフ。
「あの女は適合したということか」
「隠された兵器 ・・・学校 ・・・カリキュラム」

彼の手にしているのは咲森学園の時間割表。 その内容の不自然さに気付いたようす。
「導き出される結論は ・・・この学校自体仕組まれていたということ」



一方のこちらドルシア艦内。
次の作戦要員からアードライだけが外されたことを告げられて、彼はリーダーのイクスアインに食ってかかる。

[イクスアイン] 「カイン様の御命令は絶対だ」
[ハーノイン] 「カイン“様”ねぇ(苦笑)」
[クーフィア] 「ねーねー 大佐様と王子様ってどっちが偉いの?」

[イクスアイン] 「私の言葉はカイン様の御言葉だ。従えないというなら・・」
アードライをにらみ腰の銃に手を掛けるイクスアイン。

[アードライ」 「私とて選ばれしカルルスタインの男だ」
一瞬よぎる回想。 訓練生時代のものか、互いに銃を突き付けあうアードライとエルエルフ。
[アードライ] 「ルールは承知している」



翌朝。
目覚めたハルトは、昨晩サキが自分の身体を使ってやりたい放題、2人の交際をほのめかす偽情報まで流していた事を知る。
ハルトはサキに抗議しに行くが 彼女は悪びれもせず、ふと真顔になると
「ひとりぼっちのヴァンパイアになってどんな気分だった?」などと尋ねる。

そこへハルトを探していたショーコがやって来た。
幼馴染の彼女は、ネットのハルトをかたった書き込みを その内容からニセモノの仕業と見抜いていた。
ムッとするサキ。 
「ハルトなんかどうでもいい。 有名になりたかっただけ。 自分の存在を刻み付けないと消えてしまうから」



その時突如ドルシア軍の砲撃が再開し、モジュールの地面が揺れた。 警戒を呼びかける放送を流すアイナ。

宇宙ではフィガロ議員の乗ったARUS戦艦がドルシア軍に完全に包囲されてしまっていた。

サトミは司令部からハルトを呼び出そうとするが、出て来たヴァルヴレイヴの表示は2機になっている。
一同が戸惑う中、先に応答してきたのは 4号機に乗り込んだサキだった。
彼女は勝手に自分の機体に「カーミラ」という名を付け 出動して行く。



外で待ち構えていたバッフェを 搭載兵器のスピンドル・ナックルで次々撃破していくサキ。
1号機で追い付いたハルトは 調子付くサキに、前に出過ぎている事を注意する。

ドルシアのイクスアインとハーノインが操る2機のイデアールは、接近戦を避け ヴァルヴレイヴに大量のミサイルを浴びせて徐々に戦力を削いでいく戦法を取った。

ここで初めて恐怖心を抱いたサキは戦えなくなくなってしまう。
彼女をかばい単独で戦うハルトも苦戦する。


その間 クーフィアの機体はARUS戦艦を急襲し、あっという間に爆破してしまった。
フィガロのARUS戦艦を頼みの綱にしていたサトミや七海達は ショックを受ける。


ドルシアのカイン大佐は、ヴァルヴレイヴが2機出動しているのを見て「ヴァルヴレイヴが2人・・・」と呟く。
怪訝な表情でそれを聞くクリムヒルト少佐。


サキを応援しようと教室を出たショーコは 奇抜なコスプレ姿に身を固めたタカヒ達3人組に出くわす。
互いに思いは同じであることを知り、司令室に向かう彼女達。

無線を通じ、ショーコはサキに「みっともない姿を晒すな。そこはあなたのステージ」と叱咤激励する。
仲間達のありったけの声援も加わった。 
はっとしたサキはようやく自分を取り戻し、戦闘中の動画を世界中に拡散してくれと頼む。


復活した4号機は腰から伸びた6本の脚を巧みに使い分け 敵方には予測困難な軌道で動き回り攻撃を続けた。
蘇る サキのアイドル時代の孤独で辛い記憶が、繰り返し襲うダメージを跳ね返す原動力になった。
「カーミラ」はとうとうイクスアインの眼前に躍り出ると、一瞬で彼の機体を破壊してしまった。

世界から届く賞賛の声を全身で感じつつ、サキは司令室の 笑顔で拍手するショーコを見つめていた。



撤退の命を受け、イクスアインの脱出ポッドを回収して 渋々戦艦に戻るハーノインとクーフィア。
これで良かったのかと問うクリムヒルトに、カイン大佐は余裕の表情で「カードはもう一枚用意してある」と答えた。



その頃、戦闘で飛び散った残骸を隠れ蓑にして アードライの乗ったバッフェがモジュールの基底部に着地していた。
カインからの密命を受けたものだった。

[アードライ] 「エルエルフ! 我らの友情の為 死んでくれ・・・!!




次回に続く。



▽国立“防人(さきもり)”学園
[エルエルフ] 「隠された兵器・・・学校・・・カリキュラム・・・ この学校自体仕組まれていたということ
 ※「防人」(wikipedia) =(7世紀の日本において)九州沿岸の防衛のため設置された辺境防備の兵である。

咲森学園は当の学生達にその自覚が無くても、国防のための戦力育成を目的とした施設だった訳でしょうか。
娘のショーコをそこへ入学させたジオールの指南総理は 立場上その事について知らぬ筈がないと思うんですが。
うーん・・(ーー;)


▽適合者
[エルエルフ] 「あの女は適合したということか」

ヴァルヴレイヴ1号機にARUSのパイロットが乗り込んだ時「アナタマチガエ」で排除されてしまったのは、既にハルトが搭乗者の契約を済ませた後だったからだと思い込んでいましたが、ど~も・・・違う?

ヴァルヴレイヴの搭乗者になるためには要求される適性というものがあって、咲森学園に集められたのはその条件をクリアした者だけだったとか。

不思議とその事についてドルシアのエルエルフはある程度の見当が付いていたようですし、「ヴァルヴレイヴが2人」とのたまったカイン大佐も同様みたいで。

一方肝心の現場の貴生川先生は、国からヴァルヴレイヴに関し重要な部分の情報を貰っていなかったんだがどーして?


▽ヴァンパイア
今回何がビックリって、“乗っ取り”は同属同士でも問題なくできるって事ですよ!
人の生血を吸って仲間を増やしていくのでも無さそうだし、従来の“吸血鬼”イメージとは大分異なります。
サキが抵抗も無く「ヴァンパイア」とか「カーミラ」とか呼んじゃってるのが心配なくらい(笑)

そうそう、まだアニメではそう呼ばれたことはなかったと思いますが 公式HPの用語解説ではハルトやサキのようにヴァルヴレイヴの搭乗者として「人間をやめて」しまった人を「マギウス」と言うそうです。

「カーミラ」というと、19世紀末に発表された吸血鬼の代表・ドラキュラ伯爵の話より四半世紀も前に書かれた作品名で、登場するのは女性吸血鬼。
(「ガラスの仮面」の劇中劇では亜弓さんがカーミラを演じて主役のヒロインを食っちゃったんだっけ?←)

「カーミラ」という人物は この物語では昔亡くなった「カルンスタイン」伯爵夫人と同一人物らしいと分かります。
⇒ドルシアの軍人養成機関のはずの“カルルスタイン機関”がヴァンパイア伝説と関係濃厚であるらしい暗示が来ましたね。

ではハルトがVVV搭乗者となった時見せられた条文の主体、「機関」というのはやはりカルルスタイン機関の事なんでしょうか?
カイン大佐が何が何でも「ヴァルヴレイヴ奪還」にこだわるのも元々自国のものという意識から?
そしたらカルルスタイン出身の5人組(イクスアイン・ハーノイン・エルエルフ・アードライ・クーフィア)もまたヴァルヴレイヴに適合する人材とか?

それにしちゃドルシアの技術者にもVVVの情報が行ってないけど・・・ まあ もう少し展開を見ないと先に進めないですね。


あと関連で「ドラキュラ」の方も検索してみると、登場人物について面白い記述が。

「伯爵(Count)ということにはなっているが、ルーマニアの貴族階級にはこの称号はなく、ドラキュラは貴族であるとしても、「伯爵」というのは単なる敬称に過ぎない可能性が高い。実際、小説中においてドラキュラ当人がこの称号を名乗ったり用いたりする場面はなく、署名をする際には「D」とのみ記し、彼の墓標にもただ「ドラキュラ(DRACULA)」とのみ書かれていた。」Wikipedia「ドラキュラ」より

エルエルフの言っていた「俺の計画」=「プランD7」の記号の由来が謎でしたがこの「D」なのかな?
(どっちかというとDグレの マナ=D=キャンベルの「D」まで繋がったりしないか気になってます。クロス・マリアンがキャンベル家にもクロウリー家にも関ったらしい事が未だモヤモヤ)


▽スターの舞台
戦う理由として これほどまでに「自分のため」を前面に押し出したキャラは珍しいのでは?
(いや他のアニメほとんど知らないですが!)
通常パターンとしては「大切な人を守るため」とか「大事な人を奪われた敵討ち」とか・・・

でもこういうサキのようなケースも有りですよね。
実際仕事のモチベーションが上がるんでしたら理由は何でも。 
他人の存在をよすがに頑張ろうとするより むしろブレずに想いを貫けるかも知れません。



第6回はここまで。
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Dグレの応援お願いします。
漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、本誌には 2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.12月号』で連載再開。以後2013年刊行『SQ.2月号』の第218夜まで掲載。同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。そしてとうとう2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 コミックスは2013年11月に24巻発行(第218夜まで収録)・25巻は2016年6月3日発売です(第219夜-第222夜)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ をチェック。◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。       ↓  
プロフィール

キャンピー

Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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