渇き。

----- ああ まただ -----

----- この気持ちは なんなんだろう -----

----- 胸の奥の奥の深いところが チリチリと焼けて  ひどく 渇く・・・・・・・・・ -----



第214夜冒頭。

記憶の夢のきっかけは、昏睡に入る前から心身共に極限に来ていたアレン自身の状況だったろうけれど。

それが 兄・マナの帰りを不安と共に待ちわびた 幼い日のネアの記憶を喚起したことが、とても心配です。

それはつまり、現在もまだ アレンの心は無意識にマナの影を追い続けているということではないか。

きっとそれは、他のものでは決して補うことのできない 魂から来る渇き。




「大事なものは・・・昔 失くした」 (2巻第14夜)
義父のマナを喪失した6年前、幼いアレンが「マナの仮面」を是が非でも必要としたのは、
そこから先を歩くための道標(みちしるべ)とした意味もあるでしょうが、
何よりきっと“マナがすっかり消えてしまった世界”では 生きていく事が不可能だったからですね。

彼もその後たくましい成長を遂げるうち、「仮面」を時として忘れ去るほど その影響力は小さくなってきたようですが、
それでも 今ある姿(エクソシスト)のスタート地点に「マナ」が居たという事実は変わらないわけで。
「僕が生きていられるのは この道だけなんだ」 (7巻第60夜)
(今の戦い方を)やめるには マナを忘れなくちゃならない」 「それは できないんだ」 (19巻第185夜)




アレンが黒の教団に入団した初日、誓いを立てていたコマのピエロの絵が象徴的でした。 (1巻第7夜)

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暗闇の中、下り坂を歩き続けるピエロ。 彼を拘束する“何か”が引っぱる方へ。 背には棺を負ったまま。
[マリ] 「捕われてる闇が深すぎて どうやって救い出してやればいいのかわからん」 (19巻第185夜)

「マナ」がアレン・ウォーカーという人格の基盤になっているとしたら恐いことです。
もしも それを根こそぎ揺るがすような事態に遭遇したら・・・?


魂の片割れを追い求める心。 ----- ソバニイタイ -----

それは「アレン」に姿を変えたネア同様、現在「千年伯爵」に支配されてしまっているマナも同じと思います。
ノベル3巻のストーリーでは、記憶をあらかた失くしてしまったマナが 「はぐれた弟」を探して必死でした。
そんな状況に陥ってさえ、彼に特別なものという認識だけは残したらしい「アレン」という名前。
そして反射的に繰り返した ネアが贈ったマナへの言葉。「立ち止まるな 歩き続けろ」。 (22巻第205夜)

こんなに求め合っている相手だから、再び運命が引き合わすのでしょう。

でも今度こそ 本物の敵という 最悪の形で。




かつてセカンドのアルマが、ユウと自分の“正体”を知った時 錯乱状態に陥った末あの惨劇を生みました。
宿敵・千年伯爵の正体を見たアレンが 同じ轍を踏まないかは、だいぶ前から危惧するところです。
彼は当時のアルマとは比較にならないほどに、強大な力を秘めた存在なのでしょうし・・・


そんなわけで。アレンの尽力で復活できた神田が今度はアレンをサポートするため寄り添ってくれているのが、今は何より心強いです。
きっと 神田にとって、9年前はそばにいてやれなかった事が心残りの“ともだち”の分まで合わせて。

[マリ] 「お前と神田が衝突する理由がわかった・・・ 似たもの同士だからだ」 (19巻第185夜)

彼は アレンと良く似た試練を乗り切る事に成功した 唯一のお手本ですからね。




ALMA ” というキーマンの存在が

悲劇に絡め取られた“ ALLEN ” と “ MANA ” との関係に福音をもたらしてくれたらなぁ

・・・・・・ なんてダジャレで、本日も終わり。




(アレンの場合 相手と理解しあえれば解決する問題じゃないのが更に厳しい所ですが、だからこそ「一人はダメ」なので。
もっと多くの仲間が彼の元に集ってくれることを願います)






<引用画像>
『D.Gray-man 1巻』第7夜から。




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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、本誌には 2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.12月号』で連載再開。以後2013年刊行『SQ.2月号』の第218夜まで掲載。同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。そしてとうとう2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 コミックスは2013年11月に24巻発行(第218夜まで収録)・25巻は2016年6月3日発売です(第219夜-第222夜)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ をチェック。◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。       ↓  
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Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

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身長:160cm
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