再考。(6. キャンベル家とクロス・マリアン)

第218夜まで マナネアと「母さま」は実の親子と信じて疑わなかったのですが、結局血の繋がりは全くなかったことが分かりました。
そういう設定なら、今一度 キャンベル家周辺について再考の余地がありますね。


まあ出だしから堅苦しいですが とどのつまりは半妄想記事ですのでどうぞお楽に。

※ とりあえず、“奏者”の印にしか見えないあの「アレンの楽譜」の紋章を付けていたのが ロードとマナとティキ・ミックだけだったこと等々の理由で、「ティキの肉体が元ネアのものだった」という予想(仮定)はまだ残したまま考察を進めます。


○ 「民族:ポルトガル人」

ティキ・ミックに話が飛びますが、データから彼は“ポルトガル人”なんだそうです。
⇒ すると、上の予想(※)を前提として ネア(&マナ)がポルトガル系ということです。
⇒ つまり ネアマナがそのまま体質を引き継いでいるであろう “カテリーナと出会った「千年伯爵」”もまた ポルトガル系民族だったことになります。

ポルトガルは「ファティマの聖母」の逸話などマリア信仰が盛んな所ですので、カテリーナに見守られながら幼少時代を幸せに育ったマナとネアにはお似合いではないでしょうか。


○ マナネア生(せい)地としてのキャンベル家

麦の穂波輝く入日の風景に 泣くほど感動していた千年伯爵。 
つまり彼は他所から来た人なんですよね…  ということで、ひとまずポルトガルを候補地から外します。

「キャンベル“Campbell”」といえば、スープ缶やショートブレッドの社名でなくても 英米著名人には多い苗字ですよね。 
なので、あのキャンベル家のお屋敷の立地場所は イギリスとしていいのでは

特にイギリスに着目した理由は カテリーナが大事にしていた老樹の「コーネリア“Cornelia”」です。
この樹につけられた愛称は、伯爵が愛した景色を彩る「麦畑“Corn field”」や「ヒナゲシ“Corn poppy”」から来たのでは?と思いまして… 麦を“Wheat”でなく“Corn”と呼ぶのはイギリスならではですから。


○ カテリーナ“Katerina”

カタカナで「カテリーナ」も綴りはいくつもありそうですが、ここは“Katerina”で。
ギリシャ女性に多い名です。 Dグレに「ギリシャ」イメージが頻発するので揃える意味もありましてw
仮にキャンベル家がイギリスで発展した名家だったとしても、遠い御先祖様はギリシャの方からいらしたのではないですかね。

そしてあらためて、彼女の実弟=「サイラス」氏にも注目しなければならないようです。 


○ キュロス二世

第214夜にネアの「叔父さん」として名前(=“サイラス”)だけ登場したこの人。 
先入観でずっと綴りを“Silas”と思い込んでいたんですが、後に英語版の24巻で“Cyrus”だったことに気が付きました。

“Silas”は新約聖書に登場する預言者ですが、
後者の“Cyrus”名の由来はもっと遡り ペルシャ帝国を築いたキュロス二世だとか。
旧約聖書の和訳では「クロス王」となっているお方ですね。
 
(…なるほど^^;)

実際、予言通りに現れイスラエル民族を解放しメシア(救世主)と称えられた偉大な人物です。

それを考えるとかのクロス師匠の“Cross”とは、実名「サイラス“Cyrus”」の由来を意識したもじりだったのかも・・・ 
という思いが強くなってきました。

もちろんクロスとサイラスが赤の他人の可能性はありますが、あそこで本人が姿も見せないうちからその名前だけはしっかり出てきた意味など 深読みしてしまいますね。
「14番目の過去編で若かりしクロスが出てくると思います」とは先から言われていましたし、あの近辺で他に目ぼしき人物となると…
彼がカテリーナの実弟だったならば、マナネア兄弟との出会いもごく自然にあったでしょう。 

野原で変な煙を上げる叔父の実験を 冷ややかな目で見つめる可愛くない甥っ子ですか(笑)  妄想は楽しいなあwww
サイラスも、一度くらい 派手な実験の失敗で屋敷の一部を吹き飛ばした前科があるのかも知れませんね。 
それがあって、実験は屋外に追いやられたとか。


○ キャンベル家姉弟とマナネア

キャンベル家の事情はさっぱりですが、まず木の上のネアと「母さま」が話していた内容は 彼女の弟のサイラスに家督を譲るかどうか…だったんですよね。
ではあの段階ではまだ彼女がキャンベル家当主ということになります。 

「千年伯爵」と出会った時の彼女の様子はまだ(15,6歳くらい?)少女でしたね。 
そこから一年後くらい(仮)にネアマナが誕生したとして、第214夜のあの場面(10年後くらい?)でも せいぜい彼女は20代と若く、しかも独身女性。
そんな人が一族の当主になっていたということは、他に候補者がいなかったんでしょう。 両親は不慮の事故で亡くなったとか。

そんな中、あらたに彼女の弟へと家督を譲る話が持ち上がっていると・・・ 
つまりそれは、サイラスがいよいよ成人期を迎えたということですか。

(“この世界”のイギリスの成人年齢が18歳だか21歳だか分かりませんがまあ20歳前後になったということで)

サイラス=クロス(仮)の年齢がそのくらいとしますと、姉弟は同じ家に住み もちろん彼もネアマナの成長を家族のように見てきたことになりそうですね。
サイラスが凝っていた錬金術?か魔導術?のきっかけは、まだまだ好奇心盛んな少年時代に、あの分裂前の千年伯爵から直接手ほどきを受けたものではないでしょうか。

あの時ネアが木に登っていた理由ももちろん「風とお話」ではなくて、憎まれ口をたたいていたサイラスの実験に実は密かに憧れていて 遠くから眺めようとしているところだったりww


最後に、「ティムキャンピーはクロス製」であると明記している唯一の資料?らしい画像を。
よく見たらこんな大事なことが『灰色ノ聖櫃(グレイアーク)』や『キャラ†グレ!』には書いてなかったんですよね。
まさか わざとボカしてある…^^;?
(本編ではコムイさんがとっくにアレン達相手に説明してますが(4巻P67)、彼の信用度もイマイチのようなので)

ネアとクロスの関係をつらつら考えていると、やはり アレンに宛てたボイスメモにクロスが残した
はじめから お前に やるつもりだった」(N165・N173)
は 特別な響きで迫ってくる気がします。

hainokyouen1kyarafileP517line2_20151120160824d0a.jpg
(特別総集編『灰ノ饗宴(グレイパーティー)Ⅰ』 P517「キャラクターファイル no.1 アレン・ウォーカー」の章TOPICS欄より)




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コメント

Re: 匿名希望さんへ。

どうも~こんばんは コメントありがとうございます。

> 私も字面からなんとなくCyrus=Crossなのではないかと思っていましたが、それを裏付ける資料まで探すキャンピーさんの研究魂(Dグレ愛?)に毎度感動します。

「愛」と言って下さって感謝 (^^;)でも、「資料を探す」というほど熱心にはやっていません。 
私がたまたま「サイラス」が“C”で始まる方だったのに気付いたのは最近なんです… 申し訳ないほどゆるゆるで。
やっぱり漫画は楽しく読めなくてはね。

でも仕掛けが一杯あって偶然何か引っかかった時はそこからどっとネタが湧き出す面白さは、Dグレならではですよね!(^o^)

今少し検索したら「カテリーナ」も面白いです(←完全にドロナワ笑)
殉教者である「聖カタリナ」が由来というこの名前、ギリシャ語の「二人それぞれ」という意味から来ている説もあるんだとか。
(⇒こちらのまとめ記事 ※「キャサリン」の項 http://matome.naver.jp/odai/2133908050841911501?&page=1
この間、私が ネアとマナはそれぞれ別人格に育ったところに意義があるんだと力説してたので(笑)
ちょっとこれには感動してしまいました。

> 変な色の煙とは何でしょうかね...あの時点でイノセンスを使えていたとしたら、アクマとの戦闘で発生したガスかも...
> クロスが千年公の手ほどきを受けたという仮説もなるほどと思いました。アクマを改造出来るのも女性の遺体を禁術で動かしている(クロス製アクマ?第二エクソシスト?)のも納得ですね。


少し前まで「クロスがマナネアの父親」説でいたんですが、とにかくこの3人が魔導術を体得したルートが気になっていました。
天才科学者クロスが独力で会得して、そこから兄弟に伝えたのか?とも思いましたが…
やはり最初の出所は(あのサンジェルマン伯爵がモデルという)7000歳の千年伯爵だったとした方が、説得力がありそうですね。

「煙」は普通に実験で発生したものじゃないかと。 
でも遠くから見えるほどもうもうと上がってるということは、今度のも失敗系ですかね?www

> ティムキャンピー
・・・は「シルバーアクセサリーのブランド」だというお話が3巻の談話室6でされていました。
確かにそうなんですが、でも他にも意味が隠してあったりしたら面白いですよね。 
もし 別の何かが見つかった時は教えて下さい。

> ティモシー
牧草のアレは「ティモシー」とか「チモシー」とか呼ばれてます ペットショップでお目にかかれますw
ティモシーはやっぱり聖人の名前が由来でしょうね。
新約聖書「テモテへの第一の手紙」「第二の手紙」でおなじみ。

しかしわざわざ新団員の男の子の名を「ティモシー」にした理由があるのかなー
普通だったら、ティムキャンピーと被りそうなこの名前は外すでしょう?
ティモシーが昔の自分に似てるとアレンに言わせたり、彼らが同じようにティムの口を引っ張って遊ぶ仕草があったりで…
まあこのへん要注意かもしれませんね。

それでは今日はこのへんで…
次回を待つまでまだ時間がありますのでまた暇つぶしに来て下さいね。
どうもありがとうございました。

キャンピーはんこんにちは。
私も字面からなんとなくCyrus=Crossなのではないかと思っていましたが、それを裏付ける資料まで探すキャンピーさんの研究魂(Dグレ愛?)に毎度感動します。

変な色の煙とは何でしょうかね...あの時点でイノセンスを使えていたとしたら、アクマとの戦闘で発生したガスかも...
クロスが千年公の手ほどきを受けたという仮説もなるほどと思いました。アクマを改造出来るのも女性の遺体を禁術で動かしている(クロス製アクマ?第二エクソシスト?)のも納得ですね。

ティムキャンピーの名前にも意味はあるのか、キャメロットみたいにブランド名からとったのか分かりませんが、
Tim Campy...Timothy Campbel...
関係ないですがティモシーというイネ科の牧草があるそうですね(最近イネ科に反応してしまう)
Secre

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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、本誌には 2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.12月号』で連載再開。以後2013年刊行『SQ.2月号』の第218夜まで掲載。同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。そしてとうとう2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 コミックスは2013年11月に24巻発行(第218夜まで収録)・25巻は2016年6月3日発売です(第219夜-第222夜)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ をチェック。◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。       ↓  
プロフィール

キャンピー

Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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