再考。(7. ティムの尻尾とおまじない )

コミック25巻の感想続きをやると言いつつまたちょっと道草を。  (;´▽`A`` 
アニメ開始までに見直しておきたい所でしたので。




▽ 炎


まずは 素朴な疑問。
ティムが巨大化した時尻尾の形状が変わるじゃないですか(渦巻型 ⇒ 炎型)。

これに一体どういう意味が込められているのか…  時々思い出してはみるものの 答はなかなか出ませんでした。 

DG21_197pluscut.jpg
           これが ↑  ↓ こうなると。
DG21_198.jpg
[画像:(上)コミックス21巻第197夜後のおまけページイラスト (下)同21巻第198夜 より]



ところがこの間 ツイッターでこんな呟きを拝見しまして。

17巻の師弟面会、弟子の頭に手を置いたときクロスが魔術かなんかかけてますね。
絶体絶命のピンチで自動的に発動する守護的なやつ....
自分がいなくなっても守ってあげられるように....」


   該当シーンは↓ここ。   

DG17_167.jpg
[コミックス17巻第167夜より]


クロスはアレンの頭を胸元まで引き寄せ(何かを心で念じ?)てから、火のついたタバコ(呪術用アイテム??)をティムの中へ。


アレンの師匠のクロス・マリアンが 中央庁監視下という危ない橋を渡りながら、
ティムキャンピーに アレンを護る秘密のおまじないを託していた可能性ですか…

十分あると思います。 見た目上 “尻尾”と“タバコ”の「炎」の形が似ているという単純思考ですが。

ティムがアレンを護るために巨大化した時 尻尾の形も変わる…
その理由は、この時クロスがかけた魔術のせいだとしたらスッキリなんじゃないかと。

ティムの尻尾が炎型の時は、術が発動中のサインというわけで。

元々「ゴーレム」といったら主(あるじ)の為に働くのが当然のものではありますが、それにしてもティムがアレンを護るために巨大化するなど目立つ行動をとるようになったのは “師弟面会からクロス失踪事件”以降なんですよね。

「ピンチ」でしたらもっと以前 アレンはティキ・ミックに殺されかけていますが、当時はそんな事は起きませんでした。

巨大化したあとなかなか元に戻らないティムに、アレンが「小っちゃくなれないか」と一声掛けたらとたんに元通りだったのも、いかにも“術が解けた”風でしたしね。





▽ ここから推測できること


(1) 演技

クロスがあらかじめ あの一連の動作の中に“術の仕込み”を織り込むことを計画していたのなら。
傍目には“不憫な弟子を思わず抱き寄せてしまった”ようなあのハグすら、彼の演じた「お芝居」だったことになりますね。

「宿主なんざ もっとくだらない奴がなってりゃよかったのに」 
「ティエドールの事も笑えんな」

大体クロスがこんな台詞をわざわざ口に出して周囲に聞かせているのも変じゃないですか。 
きっと アレンを抱き寄せても不審に思われないようにするための方便なんでは?

しかしこれも、弟子への愛がなければわざわざやる必要のない バレたら無事では済まないトリックなわけで。
この嘘と本音が入り混じる駆け引きがたまりませんよね♡(^^;) 

そういえば 感動の再会シーンでアレンの頭に通信機を取り付けていたジョニーもお仲間というべきか。
冷静沈着かつ心は熱い・・・ こういう人達、大好きですよv


(2) クロスはアレンを積極的に護ろうとしていた。

アレンのピンチに“師匠のおまじない”が発動してティムが巨大化・臨戦態勢に入ったと見られるシーンは 本編で2度ありました。

(1) 最初は北米支部襲撃事件。 六幻に刺されてノアの侵蝕に飲まれそうになったアレンの左目を結界破壊で復活させた時。

(2) 次は「ジョニーの修理屋さん」にアポクリフォスがやって来て ティムの方から先制攻撃を仕掛けた時。

ここは共通して アレン・ウォーカーの“生命”ならぬ“人格存続の危機”だったことに着目すべきでは?と。

護られたのは 「14番目の器」としてのアレンの肉体じゃなかった。
(1)はノアメモリーの侵蝕から。 (2)ではアポクリフォスの合体から。 
ティムは アレン・ウォーカーの人格が 他者に乗っ取られるのを防いだんですよ。

※ そういえば独房にいるアレンの元に初めて枢機卿姿のアポクリフォスが訪れた時も(ティムは呪符で拘束されて動けない状態でしたが) ノアの侵蝕を「治してあげるから」と言いアポクリフォスが施術を開始した時は静かだったのに、次に彼がアレンの頭部を抱えて記憶に介入し始めたらとたんに大騒ぎを始めたんですよね。 
こうしてみるとティムの行動は常に、アレンの意志を守ることに集中しているようです。 

総括して。 ティムにまつわるあれこれが 師匠の仕掛けた術のせいだったとしたら、それは彼の意志であったという事です。
そんなわけで 第222夜に登場した“師匠”の 「できるなら今ここで消えてもらいたかった」発言はやっぱり私には信じられません。



術をかける場面に、こんなクロスのモノローグが入ってましたね。

------ 結局 何かを守るためには 何かが犠牲になるってことか ------

これも取りようによってはアレンを14番目の為に犠牲にするような意味に取れてしまう台詞ですが、 それと真逆の行為の最中にそれはないでしょう。 
なぜならここは、誰に聞かせる必要もない 彼の本心が現れた部分ですから。

ノアの嫌疑で危険にさらされているアレンを中央庁から守るため、クロスは自分に疑惑を集中させることを考えていたんじゃないですかね… アレン本人にすら見捨てられる覚悟で。





今回は ここまでで。

「D.Gray-man HALLOW」、楽しみですね。 いよいよ今日は特別先行上映会の日。

ここのシーン、初回にバッチリ入ってくるんじゃないかなあ💛(〃'∇'〃)  
出てくれたら録画で何度でも穴のあくほど観たいと思います(笑)

それでは。


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コメント

Re: “まっさん”さんへ。

こんにちは 初めまして。 ご質問を沢山ありがとうございます。
私の返答も、ただの想像なのは同じです。あまり期待しないでくださいね~w


> 1、ルベリエの元に14番目の意志を継ぐ関係者の1人のご老体の人物について(コミック17巻以降かな?)

登場(といってもほぼルベリエの話の中だけですが)したのは14巻です。
方舟戦からアレン達が帰還直後、14番目情報と共に教団に乗り込んできたルベリエが、ネタの提供者として挙げた人物でした。
説明では「14番目の関係者として伯爵に殺されるのを恐れて保護を求めてきました」というのですが… どうもうさん臭くないですか? 

このすぐ後には、易々と侵入したノアによる教団本部襲撃事件も起きていますが、伯爵の恐ろしさが身に染みている人物ならまずこんな組織を当てにするでしょうか? 
身の安全が一番なら、14番目の事情に詳しく方舟の扱いも知っているクロス元帥と奏者のアレンを頼った方が(笑)
しかし「老人」のやったことはこれと正反対でしたよね。

方舟と共に凱旋した師弟を、歓迎ムードから一転窮地に陥れる「14番目情報」を 何故このタイミングで出してきたか。
あんな疑惑にさらされなければ、アレンはそのまま元帥になる資格も有していたはずなのに、このあとどんどん追い詰められ教団を去る展開になるんですよね。

そうなるよう積極的に仕向けていたのがルベリエだったことは、彼自身も第213夜で明かしていますが。
それ以前にルベリエに「14番目」という情報を提供したのは、渦中の「老人」だったわけで。
私はアポクリフォスとの関係を疑っています。「老人」の言うことは作り話で、彼も「ハートの守護者」の一味ではないかと。


> 2、キャンベル家の象徴とも言える木がコーネリアと名付けられ、尚且つ、大事そうに話しかけられているのはなぜなのか??

ここは全くわかりません。
第219夜の感想の時 枝ぶりがリンゴみたいだとか 頭に“corn”(=イギリス英語で“小麦”の意)の字が付いてるねとか 神話の話なども取り止めなくやりましたが… 
そういえば ネタが尽きてアナグラムごっこまでやりましたね(笑)⇒ http://kuriparu44.blog.fc2.com/blog-entry-615.html

いずれにしろ、御質問の答にはあまり役立ちそうにないです。ごめんなさい。2回目に頂いた方のティム関連もですが・・・
手掛かりが足らない所は無理せず、今後の展開を楽しみに待とうかなと!

ただ キャンベル家にとっての意義がどうかは分かりませんが、母さまがあの木に大事そうに話しかけていた理由は、愛した伯爵との思い出の為だったと思っています。(願望?ww)


> 3、ティキが可愛がっていたイーズは捨て子?

『灰色ノ聖櫃』データによると「孤児」とはありますが、捨て子かどうかまでは不明です。
歳は推定11歳(今なら12?)とあり、身長110cm、体重19kg。
小学校5,6年生という歳でいて、体格は幼稚園の年長から小学1年生並みですから幸せな境遇でなかったことは確かですよね。
また登場してきてくれるといいですね。


> 4、よく他のブログの方でも噂されているクロスとラビはどちらも右目を隠している事についての関係性など(方舟でジャスデビがラビの髪色を見て、クロスを思い出さねえ??みたいな発言があり、それも何だか引っかかりました^_^笑)

5年前の記事で「クロスがブックマンの“失われた後継者”かも?」という話をしてまして、理由も列挙しています。
http://kuriparu44.blog.fc2.com/blog-entry-374.html (今となってはツッコミ所が一杯ありそうですが、あえてそのままで)

シェリルによるとブックマンにはラビの前にも弟子がいて失った、という話でしたが、その人が死んだとは限りませんよね。
大事な右目を潰してしまったがために 資格を剥奪されたのかも。

とはいえ、今はクロスの方はすっかり「サイラス」説に傾いてます。http://kuriparu44.blog.fc2.com/blog-entry-594.html
こちらも謎が明かされるのが楽しみですね。


> ティキ、ロード、マナの服や靴の裏の紋章についての記事について、
ティキがアレンに退魔の剣で刺された直後のシーンでティキが倒れている時、ティキが付けているベルトの金具にも薄っすらとではありますが紋章がある事に気がつきましたo(^_^)o


古い記事まで読んで下さって有難うございました。
今となってはそのまま採用とはいかなさそうな感じですが(苦笑)、ティキ・ミックがジョイドというノアメモリーの器でありながら肉体は生前のネアに酷似、さらに全身に奏者の資格を匂わせる紋章をまとっているとなると… 
再び彼の体を利用する狙いが伯爵側にありそうですよね。

「ベルトの金具」は発見でしたね! この分ですと彼の着ているジャケットの袖ボタンにも紋章がありそうですね。


どうもお返事に時間がかかった割に進展がなくて申し訳ないですが・・・ 今回はこんな所で失礼します。
どうもありがとうございました。それではまたv

気になったのでもう1つ疑問です!

ティムがアポクリフォスに唯一の弱点と言われ、木片のようなものを刺され機能停止しましたが、
勝手な妄想でその木片はコーネリアの木の一部ではないか?と考えてます笑

クロスがサイラスであると仮定した場合にクロスはネアにティムをあげている。
つまり、キャンベル家に住んでいた時にティムは作られ、コーネリアの木と何らかの関係性があるのではないか?と思っています。

そして、管理人さんが随分と前ではありますが、ティキ、ロード、マナの服や靴の裏の紋章についての記事について、
ティキがアレンに退魔の剣で刺された直後のシーンでティキが倒れている時、ティキが付けているベルトの金具にも薄っすらとではありますが紋章がある事に気がつきましたo(^_^)o

初めましてDグレ刊行当初から大好きでいつも読ませてもらい、伏線が伏線を張り巡らせティムのしっぽさんまで行きつき、色々と解消をしていっている所存です!

そこで、今わたしの中で解消されないままの答えがいくつもあるのですが、

1、ルベリエの元に14番目の意志を継ぐ関係者の1人のご老体の人物について(コミック17巻以降かな?忘れてしまいましたが汗)

2、キャンベル家の象徴とも言える木がコーネリアと名付けられ、尚且つ、大事そうに話しかけられているのはなぜなのか??

3、大分昔の話なのですが、ティキが可愛がっていたイーズは捨て子?
(イーズが何だか疲れきったような冷めたような憂いを帯びた表情の裏に何かあるのかなという勝手な妄想です笑)

4、よく他のブログの方でも噂されているクロスとラビはどちらも右目を隠している事についての関係性など(方舟でジャスデビがラビの髪色を見て、クロスを思い出さねえ??みたいな発言があり、それも何だか引っかかりました^_^笑)

根拠も無く、くだらない質問ばかりで申し訳ありません(u_u)
よろしければ管理人さんの思う事があればぜひ、お答えいただけると嬉しいです!
Secre

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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、本誌には 2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.12月号』で連載再開。以後2013年刊行『SQ.2月号』の第218夜まで掲載。同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。そしてとうとう2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 コミックスは2013年11月に24巻発行(第218夜まで収録)・25巻は2016年6月3日発売です(第219夜-第222夜)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ をチェック。◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。       ↓  
プロフィール

キャンピー

Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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