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星野桂先生サイン会(in 大阪) 参加報告が多数寄せられました。

昨日(2月11日)紀伊國屋書店グランフロント大阪店を会場に開催された星野先生のサイン会は無事終了しました。
(イベント案内こちら)↴


(星野先生ごあいさつ)↴
「サイン会無事終了しました」 https://www.instagram.com/p/BtvhIgtB4rY/
「サイン会でいただいた……」 https://www.instagram.com/p/BtwoYpFhT-Q/

さらに、当日参加者様からのツイートを、『シロクロライン』のとらみさんがまとめて下さいました。
臨場感たっぷりの楽しい報告が一杯です。是非御覧ください。





何か追記がありましたらまた来ます。
それでは一旦これで。
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『D.Gray-man26』其の1

さて感想記事が何回分になるでしょうか(^^; (←無計画なだけ) 
連載の再録以外の情報量がとても多かったので、嬉しい悲鳴です。
新刊サブタイトルは第227夜と同じ 「秘密と亡骸(なきがら)」 。


▽ カバー絵

P2060142s15.jpg
カバーの表側(左)はクロス・マリアンと修業時代のアレン(+ティム)
裏側(右)は第210夜冒頭のやりとり
[コムイ] 「キミたちボクに嘘ついてるでしょ?」「神田くんがどこ行ったか本ッ当に知らないのかい?」
[リナリー] 「ついてないわ兄さん」「知らない」
[コムイ] 「本当の本当のッ本当の本当のッ……」

の後日談ですね。 
アレンと仲が良かったホーム仲間が全員呼び出されて 神田とジョニーの行き先につきシラを切ってるという…
本当は二人が行く先なんか決まってるのに 立場上、詰問役を降りられないコムイが一番気の毒ですけどね。 
自分だけ仲間外れみたいなのも寂しいでしょうし…   どうか神田が戻るまで頑張って下さい。

今回 カバー下漫画も科学班ネタで面白かったです。 こんなに彼らにスポットが当たったのも久しぶりじゃないでしょうか?

さて 表側に戻りますが、とにかく目を引くのがクロス師匠(#^^#)
番傘をさし楊枝をくわえた格好も粋ですが、まるで興味がなさそうにそっぽを向きながらちゃんと視線はアレンを捉えていますね。まだ幼い少年の全身を 自分の腕と自作のゴーレムで全方向から守ってやっている姿がいかにも彼らしいなぁと… とても幸せな気持ちになりました。
アレンの語りで 江戸に滞在した頃の二人の逸話もぜひ聞きたいです。

そういえば、このオモテ表紙側のイラストに星が26個描かれているという話を聞き 実際数えてみたんですが、ここには見えない折り返し部分にも隠れた星が4つあるので計30個ですね。
幅4ミリ分は見えなくなることも考慮して「26個」にしたのだとしたら(それで「アレン編」は30巻で終了とか?)ちょっと面白いですが、実際どうかは分かりません。

アレンが空を仰いで降ってくる(雪または星)に手を差し伸べている姿は これまで幾度となく表紙絵や扉絵で繰り返されています。 1巻・小説版3巻の表紙は雪、第219夜扉は星でした。 
中でも一番象徴的なのがこちらでしょうか
無題66s
(左:第52夜扉絵 『Noche』P14-15/右:1巻カバー絵原案? 『灰色ノ聖櫃』P221)
あの子守唄からの連想「大地に垂るる幾千の夢」 「幾億の年月がいくつ祈りを土へ還しても」で、舞い落ちる雪(星)は 儚いこの世の人々の希望や祈りのようにも見えます。
足元には想い半ばで斃れた数多の屍(右では髑髏)… それでも今ある命(あるいは魂)に手を差し伸べずにはいられないアレン・ウォーカー

この26巻では、自分が示してやったエクソシスト(救済者)の道を おぼつかない足取りで歩き出したアレンをしっかり支えようとするクロスの心が垣間見える気がしました。

まあそんなに妄想逞しくしなくても、雪で子供が濡れないよう引き寄せてやっている番傘のおっちゃん、で十分素敵ですけど(笑)


▽ カバー折り返し

写真は窓辺につかまり立ちで外を眺めるコロ姫。
「ゲームが苦手な私ですが、関西の甥っ子たちとの『モンハン』が最近の楽しみになってきました。 甥っ子たちが守ってくれるので、私はもっぱら採集ばかりやっています。 住んでる場所が遠くても 一緒に遊べるって良い時代だなぁ。」 星野桂


▽ 帯

26帯
表も裏も、説明が不要なくらい分かりやすいですね。 ただ、「ネアの孤高」にはうっと来ました。 
それそれ…!! 
彼はひたすら千年伯爵の呪いからマナを救うことしか考えていないのではと。ティムには「これが最後の旅」とも言ったしね。 
玉砕覚悟でしょう。 
そんな悲壮な決意のネアをも アレンが救う存在になってくれたらと切に思います。



今日はここまで。


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『ジャンプSQ.2019年3月号』の定例報告(電子版Dグレ関連)

今月号は、同日(2/4)発売のコミックス『D.Gray-man26』の方にすっかり持っていかれてしまいまして。
こちらでのめぼしい報告は特にないですね~ 一応参ります。

表紙と付録(紙版のみ/クリアファイル)は『るろうに剣心』、

『ワールドトリガー』今月も快調です。
SQ.に移籍してきてから毎月2話ずつ掲載されていますが、「D.Gray-man」を見慣れた人間からすると 週刊掲載時代よりはゆっくりといえ、長期休載の理由がお身体の不調だったことを思うと開始早々結構なペースですね… 大丈夫でしょうか。
どうか御無理だけはなさらず!


今回Dグレ関連で新情報はありませんでしたが、巻末目次のページに今月のコミックス新刊リストが載っていまして、8タイトル中の筆頭に上がっていたのが地味に嬉しかったですね(^^;
新刊売り上げ成績も最初の1週間が勝負といいます。 どうかよろしくお願いしますm(__)m 


『SQ.RISE』の広告は、先月(1/18)発売になったWINTER号。
Dグレ26巻には第230夜まで収録されていましたので、その続きの第231夜がこちらで読めます。
雑誌版なら綴込みの美麗カレンダーが付録になっていますので まだお手元にない方はぜひ。


とりあえず以上で。
次の『ジャンプSQ.』4月号は、3月4日㈪発売です。 表紙は「憂国のモリアーティ」になります。 


それではこれで。


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第231夜「A.Wに別れを告げる・序幕」③

冒頭の回想のマナのセリフのことを、また考えていました。 
アレンの質問に噛み合わない返答をし、挙句は目の前の少年と飼っていた犬の記憶をごちゃ混ぜにしたりで支離滅裂に見えるものの、 

(これを描くことは)おまじないでしょうか」
(それは)お祈りに似ています」
「こうして神さまに見えるように沢山描くんです」 「(○○に僕を)見つけてもらえるように」
「はい この文字を訳すと 『私はここにいる』です」


※ 「見えるように」と「見つけてもらえるように」はよく似た言葉ながら ここでは別のフキダシに入っていて意味も微妙に違うことから、それぞれを期待する相手(誰に)は別なのでは?という解釈

総合すれば、崩れたパズルピースのように 元の“想い”が浮かび上がってくる気がします。
つまり <○○に見つけてもらえるようにと 神様へ祈りを込めて、「私はここにいる」を沢山描いている>

ただしその中で、最も大事なピース(=ネア)が 言ってる本人にも見つからなくなってしまっているんだろうなぁ


また一つ気になるのが、何故この「文字」だったかということで。
ひょっとしたら七千年前からの古代文字なんかじゃなくて、マナとネアが共同で作った彼らだけの秘密の暗号だったのかも知れませんよね。
大体アレンとサーカスで出会って「はぐれた弟」の話をしてくれた時のマナは、千年伯爵らから未だ逃亡中という認識でしたから…  ※このへんは小説版3巻で
そんな状況下で、わざわざ足跡を残すように 敵にも解読できる文字を残していったとは考えにくいです。



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(画像:スコットランド エディンバラ カールトン・ヒルより /  [撮影:原ヘッタリーナさん] 無料素材サイトphotoACよりDL80%縮小)


〇 神田ゴーレム

前回の感想の時、神田がアレンの手錠の電撃を浴びるより早く 落下のショックで胸元からゴーレムが転がり出て難を逃れた件を指摘していましたが、出番はここだったんですね(^.^)
たまにこういうのがありますので、現在リンクが所持しているジョニーのゴーレムにも期待してしまいますよ。 
もちろん、いつもいい方向へ転がるとは限らないけれど…


舞台はふたたび現在のエディンストンへ。

[アレン]「教団ゴーレムってそんな遠くまで飛べるんですか?」
[神田] 「やったことはねぇがいけるはずだ 数日はかかるだろうがな」
「俺のゴーレムはもう探されてねぇだろうから起動にしても問題ないが ここまで距離があると無線は無理だ」
「だからコイツ(神田のゴーレム)に元帥とジョニーを連れてこさせる」


初見では、ここで神田の言う無線の届く「距離」が気になりました。
「無線」って教団の技術では、アルマ編の時点ですでにエクソシスト同士が超小型無線機(イヤカフ型)を使って世界同時通話が可能になってましたよね?(ヨーロッパ圏どころか北米中部や中国まで)

ただもちろん、現在追われる身のアレン達の様子を教団に筒抜けにするわけにはいきません。
ここで登場した通信ゴーレムは ミッション遂行中の部隊のメンバー間のやり取りを想定した、通信系統が別立ての近距離用ということなんでしょうね。 
なので神田も耳装着型の方はあえて持ってこなかったということなんでしょう。

エディンバラ(仮)からアントワープ(仮)まで。 時差は1時間ですが距離はよく分かりません。
ゴーレムくん、無事ミッションが果たせますように。 

あと 神田がゴーレムの目指すべき方角を「南東」と言い切ってましたが…
アレンから「エディンストン」と聞いただけで、現在地が地図のどの辺か理解したってことですよね。 さすがw


〇 二人の会話

前号であんなに激しいぶつかり合いを演じたからってそれで一気に距離が縮まって親友みたいになれるかというと もちろんそんなことはないんですね。 この二人ですからww

ゴーレムが飛び去った後、街を見下ろす高台には二人だけが残された。
太い柱を間に挟み、神田は立ち アレンは腰掛け、じっと無言のまま。 どうも気まずい。

と、突如アレンの腹の虫が空腹を訴えだした。
[アレン] 「当面の問題は待ってる間の食費の捻出ですよね 野宿はいいとして… 」
勝ち誇ったような笑みを浮かべる神田。 
[神田] 「今“待つ”つったな?」 「逃げんのは諦めたってか?」
アレンがイラつきも露わに応酬する。
[アレン] 「ええ まぁ  屈辱ではありますが そこら辺の借金取りよりしつこい人が殺すとか言ってくるんで諦めてあげようかなって」

「それに…」
僅かに言い淀むアレン。
[アレン] 「アポクリフォスのことをキミに話してしまった」 

ただ、その神妙な顔も一瞬だけ。 
「バレた以上僕はあなた方を全力で巻き込むことに決めました」 
再びヤケを起こしたように開き直り ペラペラ喋り出したアレンに向かって神田が一言。
[神田] 「開き直りついでに話せ」
「あの木の文字は何だ」 「おまえの“はじまりの場所”ってどーゆう意味だよ」


[アレン] 「どうしたんですか神田!? 僕の話なんかキョーミないでしょっ こわっ!」
人が真剣な話をしているのに茶化すような大げさなリアクションをされ、さすがの神田も切れそうだ。
が、アレンの横に座り直し あらためてじっくり話しかける。
[神田] 「テメェを助けるつったんだ 情報が多いに越したことはねーんだよ」 「話せ」
どこまでも食い下がる構えの神田に、アレンもとうとう根負けした。 散々思い悩む様子を見せてから
[アレン] 「そういえば 北米支部での時…… 僕はキミの過去をのぞいてしまったんでしたね。」
「キミにとって誰にも触れられたくないモノだったんでしょ  アルマやあの人のこと  すみませんでした」

この言葉に、神田もハッとした様子で押し黙った。
[神田] 「…………」


ここで明らかに表情が変わった神田が何を思っていたか。
私の勝手な想像ですが、肝心な所に来るとのらりくらりかわそうとしていたアレンの本心に ようやく気付いたんじゃないかと思いました。
神田にとっての被験体時代(キミの過去)と同じくらい、マナとの出会い(はじまりの場所)とは アレンにとって安易に他人に語ることのできない重みをもっていたのだと。

そういえば こいつ(アレン)は、義父をAKUMAにしたあげく破壊して生き延びていた。
それの再現のような 自分とアルマの因縁を見せつけられ、どれほど辛かったろう  
その上で、どれほどの想いをもって我身を投げうち、アルマと自分を救おうとしていたのか…

なのに俺は、自分の都合しか考えず押しかけてきてうるさく迫り、こいつの触れられたくない過去をぞんざいに「情報」扱いとは
まったく「助ける」が聞いてあきれる  今の今までこいつをどれだけ傷付け、苦しめていたのか。

おおよそこんな感じではないでしょうか。


〇 マイナーチェンジ

突然アレンの左目が反応した。 たちまち彼らのいる四阿(あずまや)周辺は黒いゲートの海に囲まれた。
[AKUMA達] 「感ジル…  14番目ヲ感ジル…  捕マエロ」
姿を見せた合体AKUMA達を一瞥し、神田は六幻を構えた。
[神田] 「街中から離れといて正解だったな」

だが、アレンの方が一瞬早かった。 あっという間にクラウン・クラウンをなびかせ敵中に飛び降りていくアレン。
[アレン] 「さっきの件ですけど」
「これが終わったら聞いてください」
彼は神田の方に振り向き こう言いながら、穏やかに笑っていた。


肝心な部分は次からですね(笑)
しかしアレンさんも、ノアメモリーの浸蝕が進んで肌が黒化しイノセンスの発動が出来なくなっていた頃がウソみたいで。
この症状がネアの「目覚め」と同時に引っ込んだ現象については いろいろ示唆するところがあると思います。 ここでは割愛w

それにしてもクラウンマントの形がだいぶ変わりましたよね。
侵蝕で倒れる前(23巻第211夜)までは カーテンのようにきれいな一枚布の形をとっていたのに、ジョニーと一緒のダイビング(第225夜)後からは縦方向に無数のスリットの入った形状に…
次の第226夜の扉絵でも、マントにうねるような横ひだが入っているのが奇妙な感じを受けました。
こう… ゆっくり次の形へと変化していく途中のような。

これからが楽しみです💛(*´ω`*)



今回はここまで。 続きは次号(7月発売)のはず…ww

いつもなら電子版SQ.RISEを購入している方も、配信が2日遅れになると聞き今回ばかりは雑誌版を買った人が多かったと思います。 せっかくアンケート葉書が付いていますので、なるべく応募して下さいね(Dグレ人気のバロメーターにもなりますので)。
〆切は2/21です。


それではこれで。


 
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新刊『D.Gray-man 26』のアニメイト特典。

2/4の発売日まであと少しですね。 公式から書影の発表がまだなんですが待ち遠しいです。

今日は、アニメイトで購入すると特典としてイラストカードが付くという御案内。
絵柄は『SQ.RISE』前号に掲載の 第230夜「双ぶ心」の扉絵になります。

こちらから確認・注文ができます。
まあ店舗が近くにある方は、直接買いに行った方がよさそうですが。

いずれにしろ、数に限りがありますのでお早めに。

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星野桂先生のインスタグラム新アカウントが公開されています。

昨日いちばんのニュースがこれ。(ブランチの方に御注目!!)
こういう時に限って私はツイッターをロクに見ていなくて、大分反応が遅れてしまったのですけど。





昨日からスタートではないようですが… 1/23現在、アカウントには投稿が3つ載っています。
ラビがすっかりマスコットキャラみたいでかわいいですねww これからもよろしく。








私はおおよそこんな調子で しみじみまったり(?)思い出に浸りながら嬉しさを噛みしめていたところ、すでに数時間前シロクロラインのとらみさんがこの話題の記事を更新されていました。
シロクロライン 「星野先生が新たにインスタを始められました!!」

いや~~ テンションが凄いです(笑)  旧アカウントの時のエピソードも鬼気迫るものでしたねぇ💧
いざという時のこの突進力は敵いませんてww
その他いろいろ、ためになる情報もありがとうございました💛


ツイッターのTLも、連載誌の発売日以降は静かになってしまうことが多いのですが 今日はずっと賑やかで嬉しいですね。
いなくなって久しかった人たちまで戻って来て…
また皆で賑やかに楽しく応援しましょう!


あと、そうそう。 今後の美麗イラストの供給が楽しみですが、あの場の閲覧に留めて 画像を他所で貼ったりしないでね。
(って誰に言ってるのか分かりませんがww ここを見に来るような人には要らぬお節介とは思いつつ…) 

最低限のマナーは守りましょうね😉  ではこれで。



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第231夜「A.Wに別れを告げる・序幕」②

冒頭はアレンの回想で始まります。
幼いアレンが あの「暗号文字」の意味をマナに尋ねているところ…

こんなお望み通りの展開で良いのかと嬉しくなる一方で、秘密部屋でアレンが漏らしたセリフとの食い違いが気になって気になって(笑)
あの楽譜はアレンの中のネアの記憶を呼び起こす為のものでしたから、今回のエピソードの方がずっと自然ですよね… (暗号文字の出所が謎になってしまいますが)  

「僕とマナが昔 ふたりで造った文字なんだ」 「僕とマナだけが読める文字………」 「子供遊びの暗号だよ」 (N135)

さて これはどう辻褄をあわせたらいいでしょう。  どちらもアレン本人の記憶によるものなので、難しいですね。
例えば 彼が過去話で「養父のマナに拾われた」などと他人に言うのは(小説版で描かれた事実と合わなくても)立ち入った話を避けたい方便だったかも知れませんが、あの秘密部屋シーンのほぼ独り言のような状況では、嘘をつく必要もないですから。 

可能性としては、
(1) 暗号文字の一部は昔からあったが、アレンが教えてもらった後にも ふたりで新作文字を沢山造っていた  ←大分苦しい
(2) (楽譜を見るまで)ずっと忘れてた」とも述懐しているので、当時は久しぶり過ぎてアレンの記憶が混乱していた 
(3) 方舟編連載の頃とは、物語の構想自体変わってしまった 

まあここで変にこだわっても収穫はなさそうですので、いずれ何かの伏線として浮上してくるとかでなければ 新しい方のアレンの記憶(=暗号文字はマナに教えてもらった)を、正しいものとし、先に行きます。



▽ 本編

[アレン] 「それ何なのマナ? いっつも描いてるよな」
野宿の跡を手際よく片付けながら、アレンは 落書きに夢中の子供に言うように、マナの背に声をかけた。
マナは振り向くでもなく、廃墟の壁をガリガリと熱心に削り続ける。
[マナ] 「なんでしょうねぇ おまじないでしょうか」 
「おまじないはお祈りに似ています!」  「こうして神さまに見えるように沢山描くんです」  「見つけてもらえるように」

相変わらずのトンチンカンな反応に溜息の出るアレンだったが、最後に出た「見つけてもらえる」という言葉にハッとした。
[アレン] 「……っ  それって………っ」

初めて出会った日、行方不明の弟を探すために自分はずっと旅をしているんだと話してくれたマナ。
でも(多分オレのせいで)すっかりマナはその事を忘れ、頭が変になってしまった。
たとえ一部でも その大事な記憶が戻せたんだろうか?

しかし終始マイペースのマナはアレンの心配にもお構いなし。 突然、輝くような笑顔で振り返ると
[マナ]「そうだ!」 「アレンにもこの文字を教えてあげましょう」
と言い出した。

[マナ]「キミは最近よく迷子になりますからねぇ  以前(まえ)はそうでもなかったのに… ふふふ」
「アレンは不思議で面白いです」

[アレン] 「文字……?  それ… 文字なの……?」
アレンは驚きをもってその図形を見つめた。
[マナ] 「はい」  「この文字を訳すと 『私はここにいる』です」
「これは 僕の秘密の文字なんです」



〇 アレンのピエロ服

これを見るとアレンはもう当然のようにマナからもらったピエロ服になじんでますが、あの時の抵抗ぶりが嘘みたいですねw

IMG_20190122_053907680mini15.jpg
(画像は『D.Gray-man 23』掲載 第206夜より)

旅芸人といっても擦り切れた自分のコートも新調できないほど経済的には困窮していたマナですから、どこかからタダで手に入れた布からのお手製じゃなかったでしょうか。 多分左手だけのミトンも一緒に。 
どうみてもアレンと死んだ飼い犬を混同したままのセリフ(「以前はそうでもなかったのに」)が残念ですが、それでもマナは 目の前で自分と話をしているのがちゃんと人間の男の子であると認識できていますね。

体型に合った服をあつらえ、文字を教え。
彼が愛情をこめてアレンを「育てた」のだけは間違いなかったようで、ホッとします。


〇 私はここにいる

結局 彼の大事な「探している弟」(=ネア)の存在すら思い出せなくなったまま、各所に必死でメッセージを残して回った習慣だけが沁みつき離れなかったという… 哀しいなあ
その 自分でも意味不明な行為を、「祈り」に例えるマナ。 
しっかり本質だけは捉えていたと思いました。

マナはアレンが「よく迷子になる」からこの字を教えてあげると言い出します。
よく迷子になる相手… それってネアも同じだったということでは?  と考えたらちょっと微笑ましいですね。
彼専用のゴーレムだって、道案内が得意技でしたし。


ここの暗号文字の説明シーン、先行公開でもバッチリ出ていましたよね。
あれを見て実は密かに小躍りしていたのを白状しますww
前回第230夜の感想記事で扱ったところ。

結局、あの木を墓標に見立てたのでは?という先入観が邪魔してそのものズバリとはいきませんでしたが、
◦ これが表意文字であること
◦ 左右に分けて主語・述語の関係になっていること
◦ 右の記号は場所を示していること
まではうまく行ったんじゃないかな(^_^;)  ダメ?

IMG_20181121_135045172part30left.jpg アレン ⇒ 私は

IMG_20181121_135045172part30right.jpg ここに眠る ⇒ ここにいる

(以上画像は『SQ.RISE 2018AUTUMN』号掲載 第230夜より)

そうしますと、気になるあの楽譜ね。
歌詞の中にも「私(ワタシ)は」って一度しか出ないじゃないですか。

IMG_20181121_134755910part3080plus.jpg
(線がヘロヘロで申し訳ない💦  画像は『D.Gray-man 14』 第132夜より)

赤線で囲ったのが「ワタシは」とすると、青線のあたりが「愛を」かもね。 なかなか飽きない空想ができそうです。


お遊びはこの辺で。

次が最後になります。


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第231夜「A.W(アレン・ウォーカー)に別れを告げる・序幕」①

▽ 表紙/付録  

「D.Gray-man」第231夜の掲載誌は 本日1/21発売『ジャンプSQ.RISE 2019 WINTER』。
今期は電子版の配信が、事情により雑誌版発売日より2日遅れ(1/23より)となる旨 SQ.公式HPで発表がありました。 

SQRISE2019winter.jpg

今度の表紙は「RISE」の文字が目立つので「SQ.」本誌と間違われることがなくていいですね、なんて話を昨日はしていました。
先日実際に間違えて買ってしまった人のツイートを見ていたもので… 次からもぜひ、こんな感じでお願いしたいです。

雪景色のHLもいいなぁ💛 雰囲気最高!

付録は綴込み式の「D.Gray-man」カレンダー。 
前季はクリアファイルでしたし、やはりDグレはこの雑誌の看板なんだなとしみじみ(*^^*)

もう今月も下旬ですが 一応カレンダーは1月始まりとなっています。
毎ページが月ごと、見開きで二(ふた)月分。 一週間は月曜始まりです。

で、やはり描き下ろしは無いんですが… それでも何度見てもカラー絵は楽しいですよね。
掲載イラストもわざわざセンターラインを越えて、より大きい画像で魅せようという配慮が嬉しいです。

3-4月のページは開いた瞬間わぁっと見とれてしまいました。 
一枚絵なので、色鮮やかな表紙絵アレンさんが 本誌より大きなサイズで迫ってくるんですよ~!

<出典>
オモテ表紙: 2018年春号RISE表紙絵 アレン(エスニック調被りもの) & 左手の十字架 [RISEスタート号]
1月: 2016年冬号CROWN第221夜扉絵 長椅子のアレン & ネア(←ちょっと笑顔ver.) & パネル奥に天使
2月: 2018年秋号RISE表紙絵 大人アレン+中サイス゛ティム & 子アレン+大サイズティム
3-4月: 2016年夏号CROWN表紙絵 アレン(クラウン・クラウン発動・退魔ノ剣ver.)
5月: 2017年夏号CROWN第225夜扉絵 ノア3人組(ティキ、ワイズリー、フィードラ)
6月: 2018年春号RISE第228夜扉絵 クロス・マリアン+木片
7-8月: 2015年夏号CROWN表紙絵 アレン+ティム & 千年伯爵 [CROWNスタート号]
9月: 2018年冬号CROWN第227夜扉絵 神田ユウ (タロットPAGEofSWORDS風)
10月: 2016年冬号CROWN付録ミニポスター 神田ユウ & AKUMA化アルマ
11月: コミック16巻表紙絵 科学班(ジョニー、タップ、リーバー、ロブ、マービン、コムイ & リナリーの?手 )
12月: 2016年春号CROWN表紙絵 ピエロ姿のアレン+ティム & ティーンズゴーレム3体 & ボールとお菓子とロード人形
2020年カレンダー: 
カラー扉絵第156夜 教団本部+α集合絵 (本部襲撃あたり)
2013年12月号SQ.アニメイト特典24巻替えカバー ネア(横顔)+ティム
2015年夏号CROWNアニメイト特典イラストカード ノアの一族全員集合
ウラ表紙: 2015年秋号CROWN第220夜扉絵
 
以上。 雑誌版が買える人はぜひ。


▽ 星野先生巻末コメント

「スマホが車に轢かれたので半泣きやけくそで最新Galaxyを買ってやりました。今度は補償に入りました」<星野>
これは… 前回巻末コメント(「買ったばかりのスマホが大雨の日、車に轢かれて大破。残骸を拾いながら保障に入っておけば良かったと思った」)の事後報告ですね(^^;  「ほしょう」の字も直ってたww
今度こそ快適なスマホライフを!


▽ 扉絵/副題/アオリ

第231夜扉絵
こういう意匠を凝らした美しい絵がカラーで見れるのは嬉しいですね。 センターカラー万歳。  本当に溜息ものです。 
アレン一人のバストアップの肖像ですが、左半身は現在の本編と同じいでたち(髪はショートとか完全に同じではないですが)に赤い瞳、右半身はピエロ装束で銀の瞳。 正面をしっかり見据えています。
(ピエロ繋がりで、藤田和日郎先生の「からくりサーカス」の表紙絵を思い出しました。 こっちも大好きなの~♡)

彼の背景に後光のように広がる文様は、ちょうど今回付録のカレンダー表紙絵の 左手を囲む光輪とよく似ていますけれど。
何か特別な意味があるのかは、私には分かりません。

副題
「A.W(アレン・ウォーカー)に別れを告げる・序幕」
今回初めて「○○と○○」というスタイルじゃなくなりましたね。

え? ここにきて「序幕」なの??? という疑問も読んでみて納得でしたww 
欲を言うと、もう少しページが欲しかったかなあ   今回は扉含め20ページでした。
でもアレンのピエロ衣装を見ていると、「いよいよ舞台が始まるよ~」という感じでちょっとワクワクしますね。

それに何より来月頭(2/4)には新刊26巻発売も控えていますしね。 あちらの充実を楽しみに!(*´ω`)

アオリ
生々流転(せいせいるてん)   物語はすべての始まりの街へ ------ !!


※ 蛇足

も~~ どんどん勝手な妄想に走って行ってる自覚はあるのですが、ピエロマナを見るたび私、脳内に大音量でさだまさし氏の「道化師のソネット」が流れる仕様になっておりまして。
勝手に“マナアレソング”に決めているという話は、ここでもう3回目くらいかもしれない←

なもので、「生々流転」と言われた時もまず さだ氏の「生生流転」という歌を思い出したのでした。
(こっち、あまりメジャーでないうえ曲想もしんみりしすぎな感じで… 正直 今の今までさほど好きではなかったのですが)
Dグレ変換しながら歌詞に聴き入ってみると ちょっと泣けてきましてね。

喜びと悲しみと憎しみと愛と死を
つまづき乍らでいいから
いつくしむ人になりたい

道に迷い苦しみ 時には人のそしりを受けて
それでも笑って胸張って生きられる程 
強く強くなりたい

逃げたあと悔やむより 悔やまずに血を吐いて
ひたむきに歩ける程
勇気とちからが欲しい 


<さだまさし「生生流転」 歌詞より一部抜粋>



次から本編です。



関連記事

やっぱり『SQ.RISE』電子版は、配信が2日遅れるそうです。

前回の関連記事に 訂正を入れつつ言及したばかりでしたが、公式からも本日告知が入りましたので御一報を。



残念でした。
次号は、同日配信に戻りますように!
関連記事

『ナイトメアはもう見ない』を読みました。

1/18発売 集英社オレンジ文庫『ナイトメアはもう見ない』作:水守糸子/装画:星野桂 
(2018年ノベル大賞佳作受賞作)

星野桂先生がカバーイラスト担当の注目作ですが、本書への寄稿はこれ1点で 中の文章はすべて水守糸子先生の作品です。
まあ典型的なジャケ買いでしたよね(^^;

背景は二分され、闇に広がる曼殊沙華(彼岸花)と、光の中に咲くトルコ桔梗(花言葉:「すがすがしい美しさ」「希望」)。
実際作中にも登場する花達ですが、中央の女性が後者を握りしめているのが象徴的です。
明るい方の遠景には京のおばんざいもv


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舞台が京都府警というだけあって、北関東人はポンポン交わされる関西弁に戸惑いましたがそれも最初だけ。
すぐに慣れましたし、大変読みやすい作品でした。

主人公の女性の名は「硝子(ガラス)」と書いて「しょうこ」。 
壊れやすいものの代表みたいな名とは逆で、幼少時の辛い体験を乗り越えて元気に前向きに生きている所がいいですね。
特殊能力により死に瀕した人間の記憶を追体験するところは 『家族八景』(筒井康隆著)の七瀬を彷彿とさせましたが、描写は比較的あっさりめで(好みは分かれると思いますが)私は良かったと思います。

幼少時代の硝子をいつもかまってくれていた今は顔も思い出せない少年が一体誰かや、同僚の友人を殺した真犯人とは?
このあたりの謎は読み進めていくうちおおよそ予想がつく展開になっていて、無理にひねってないのも良かったです。
罪を犯してしまった人にもそれなりの想いや事情があったし、いわゆる「えげつない」人物などは一人も出て来ないんですよね…
その辺も作品としては評価が分かれるかもしれないけど私は良かったかと。

あと、硝子が出会う人ごとに真摯に向き合おうとする姿勢が大好きですが、その気まじめさが祟って「ええー💧 そうなる??」という(自分にとっては)ガッカリな展開もあったんだけど、最後の最後(アニメで言えばCパート)にようやく救われてホッとしました(笑)

その他 美味しそうな数々のお料理の描写とか、まさかの「木賊(トクサ)」氏が登場するも某グレとは真逆のタイプで「なーんだ」と思ってたら妙につっかかってくるエリート候補生が正にそっち方面だったりとか(もう何を言ってるか分からなくなりそうなので省略)

色々楽しかったです。

物語もこれ一回きりで終えなくても… という素敵なまとめ方でしたので、これはぜひ続編をお願いしたく…!
硝子やあきさんの「その後」がシリーズになってくれたら、大喜びで追いかけますよ。


何かきっかけがなければ恐らく手に取ることはなかった本でしたが、今は素敵な出会いに感謝したい思いで一杯です。


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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで収録)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ ◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。      ↓  
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Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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