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「退魔ノ剣」と・・・。

第215夜。アレンの中から目覚めたネア“本人”の回想シーンから、彼も生前はアレンのイノセンスの退魔ノ剣に酷似した武器を手に戦っていたことが分かりました。

第118夜でロードが「あれは・・・彼(か)のピエロだよ」と言っていた時アレンの姿とダブらせたのは、やはりネアだったということかな。

双方大きく違う点は、ネアの大剣はアレンのそれと色使いが明暗逆転している所。

大剣(アレン) 大剣(ネア)


今までの考察で ネアはアレンの(神田のケースで言う)“本体”に当たる存在であろうという所に落ち着いています。
第167夜でクロスがアレンへ「14番目」の“記憶”(メモリー)を移植された人間、とした説明は 脳自体の移植であった「アンジ」だろうと。
そうした場合、この2つの人格についてどう捉えるべきか 正直迷っていました。

しかし第215夜で目立った2つの描写。

1)“2人”の選択した武器デザインがほぼ同型だったこと
2)神田の“2人”のうちどちらを主人と思っているのか、という質問にティムが涙をこぼしていたこと

これでアレンとネアに共通の持ち物は 武器とゴーレムの2つ。

これらを根拠に導かれる結論として 以前書いた通りになりますが やはり、
「アレンとネアは別の顔を持つ同一人物」と見るのがいいのかなという所に至っています。


【これまでのおさらい】

マナという名の双子の兄を持つネア・キャンベルという人物がかつて存在したが 彼の身には“14番目”と呼ばれるノアメモリーの宿主にされる悲劇が訪れる。

ネアは一度は千年伯爵の率いるノア一族に迎え入れられたものの、マナの身に迫る危機を知って 最愛の兄を守るための反逆行為に出る。

その戦いの末に敗れネアとしての人生が終わろうとした時、イノセンスを宿す体に転生する計画を持ちかけられ それに応じることとなった彼は以後永い眠りにつく。
(※このあたりの事実詳細は特にスッキリしない部分ですが、ざっくり)

そこから四半世紀以上を経て、彼は 復活するとの予言を信じマナの傍に現れるのを待っていたクロス・マリアンによって発見された。
ところが後にアレン・ウォーカーと名乗ることになるその人物は子供の姿であったうえ、ネア時代の記憶をすっかり無くしていた。
しかしゴーレムのティムキャンピーは製造者のクロスに歯向かってまで“初対面”の彼を守ろうとしていた(ノベル版3巻)

一方 過去からそのまま生き続け(?)相応に歳を取っていたマナも、記憶障害に陥っていた。彼の認識では17歳の自分がある日一夜にして“おじさん”になってしまったという。今は生き別れの弟を探す旅の途中だと(ノベル版3巻)
マナと“アレン”は 互いをかつての兄弟と気付かぬまま運命の出会いを果たし、今度は義理の親子となって暮らす。

マナ急逝。千年伯爵の誘いに乗ってアレンはマナをAKUMAにしてしまうが彼の左手のイノセンスが発動しAKUMAボディを破壊。
(※マナの魂は解放されたかに見えたが、後にその遺体とともに「千年伯爵」の中に取り込まれてしまった模様)

この事件のショックでアレンは心身ともに危機に陥るが、クロスに救われ彼の弟子となってエクソシストの道を歩み出す。



この通りとすると、ティムの認識が“2人”とも同格の主人、になってしまうのは仕方ないですよね。

それぞれが危機に瀕し「大切な人を守りたい・もっと力が欲しい」と心底望んだ時、願いを叶える武器のイメージが一致したのも当然。
(色違いになった理由は ネアがノアの力、アレンがイノセンスの力でそれを形にしたため)

方舟でアレンと再会したクロスが、初めて見る退魔ノ剣を当たり前とでも言いたげだったセリフ「やっとまともな発動が・・」(第128夜)。
ここも ネアとアレンの“2人”を見守ってきた彼には、アレンが取るべき本来の姿が あらかじめ分かっていたということでしょうか。



「ネア・キャンベル」も「アレン・ウォーカー」も、それぞれ1人の人間が異なる環境に置かれた場合どんな人物に成長するかの一例なのだとすると。

アレン・ウォーカーとしても どん底から這い上がり勝ち取った今の人格を放棄できないのと同様、過去の“自分”の存在もまた無視する訳にはいかないですよね。

最終的にどちらが生き残るという話じゃなく、この“2人”が互いの存在を認め 共に歩んでいく道はないだろうか。
少なくともそれは アレンがこだわり続ける現在の生き方と矛盾するものではないと思いますが・・・


全くの理想論ですけどね。




<画像引用>
『D.Gray-man』第118夜(上左)および第215夜(上右)より。




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コメント

Re: ホロさんへ

> 田中・・・?田辺ですね

ぶ・・!!! とうとうやりましたね。神田が加藤にされたのと同じマネをwww
笑い事じゃない。 田辺イエロウ先生どうも失礼いたしました。 ファンの方もごめんなさい!m(__)m


> 結界師の人ってのは知ってますよぉー、好きでしたし

せっかくアニメも好評だったのに、作品とは関係ない事情で突然深夜枠に飛ばされたり強引な終わり方になっちゃったり・・・もったいなかったですよね。


> ヒロインの姉ちゃんに惹かれ(げふんげふん

そうか・・・ホロさんのお好みはああいうタイプか。お付き合いにはGと戦う戦闘力が必須ですが自信の程は(笑)
私は全体的にDグレと比較すればもうちょい男女キャラとも色気が欲し(ry


> 上手い人ほど読者を漫画の世界に引き込んでくれますけど

この辺りの評価は人の好みに左右されるので、論じる時は自分と感性の近い人を選ばないと残念な結果に終わりますね。
Dグレは私にとっては神作品ですが、全く評価しないどころか嫌う人もいるわけで。
どうして分かりやすい表現にして話をサクサク進めないのかと怒る人までいる。
私は余韻や謎解きを楽しんでるので、それをやられたらDグレじゃないでしょー?!と言いたいですが^^;


> どちらにしろ、サンデーで楽しめる漫画が増えてうれしいです(コナン、銀の匙、終ラフ

良かったですね。でも本物のラビのことは忘れないであげてくださいよー。
本編の展開が分からなくならないよう、毎月チェックもして下さいね。

それではまた。

No title

田中・・・?田辺ですね

結界師の人ってのは知ってますよぉー、好きでしたし

ヒロインの姉ちゃんに惹かれ(げふんげふん

ダークファンタジーものはやっぱり注目すべきは内容ですからねー

上手い人ほど読者を漫画の世界に引き込んでくれますけど、行きすぎてしまうとただの中二病漫画になりかねないジャンルですし

むつかしー言葉でなんだかんだ言いくるめられると読者おいてけぼり・・・・

どちらにしろ、サンデーで楽しめる漫画が増えてうれしいです(コナン、銀の匙、終ラフ

良作に出会う時ほどワクワクすることはない←

Re: ホロさんへ

しばらくホロさんも「見て」おりませんでしたよw おはようございますv

へえ、と思って『終末のラフター』情報 取りに行きました。まだあまりない・・・始まったばかりなんですね。
http://natalie.mu/comic/news/80290

タイトル。 『終わりのセラフ』っぽ←
「ラフター(=“rafter”)?」 とすればボートで川下りをする人のことですね。
ウィークエンドレジャーの連想で「週末」になりそうだ。
Dグレの“エクソシスト”に当たる人達をこう呼ぶのかな?


ラビ、顔色がすぐれませんが(笑) 
主役ですか。どういう性格のお方か気になりますね。

田中先生と言ったら『結界師』の先生!(ウチ全巻揃ってる) 女性作家ですね。
この方ならまずツカミは外さないだろうな。分かります^^; 
作品傾向的に どのキャラクターにも愛を感じる所は、なんか星野先生と共通していらっしゃるし。
心理描写やオチの付け方も好きですね。 おそらくラストまで読者に残念感を与えることはないでしょう。
いい作品を見つけましたね。
これで心穏やかに受験勉強にいそしめますな(笑)

作品紹介文を見る限り、見たようなキーワードがポロポロwww
「悪魔狩り」「終末世界」・・・
そこを敢えて挑まれるのですから、よほどの自信作なんでしょう。
心には留めておきたいと思います。 Dグレに代わる漫画は永久に現れないけどね!!(^_^;)

今日もありがとうございました。

No title

しばらくDグレを見ない、ていうかラビを見てないからだろうか

少年サンデーの方をちらっとコンビニで見かけた時、表紙にラビそっくりの人を目撃してしまい、衝動買い

(まさか、最近出番ないからスクエア組抜けてサンデーに移籍したのか!?)という、オーバーシンキングを頭に響かせながらページをめくっていくと・・・

そのままはまり込んで気付けばがっつり読みふけってました

タイトルは「終末のラフター」、悪魔がどうたらこうたらっていう話らしいですけど

まず絵が上手くて飽きない、主人公がラビっぽくてスバラスィ、途中でティムキャンピーが超巨大化したみたいな化物が町ひとつを丸呑みにしてるシーンが描かれていて、その描写がスゲェ

・・・久しぶりに一目惚れな作品に出会った気がします
Secre

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Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

Dグレの応援お願いします。
漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで)・2019年2月4日に26巻発売(第230夜まで)。      <星野桂先生のインスタグラムアカウント(@Katsura_5600)も現在元気に更新中>   
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