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アポクリフォス。

大概気味悪がられたりネタにされたりと散々なキャラクターですが、たまには真面目に取り上げようという試み。
第216夜感想後記の改訂版です。




概要

7000年前から極秘で活動していた「イノセンスのハートの守護者」。
その実態は、自身もまたイノセンスでありながら適合者の存在不要の「自立型」。
戦闘能力は高いが余程必要に迫られない限り出さない。
普段はもっぱら「記憶操作」能力を使って切り抜けている。
“アポクリフォス”名の由来はギリシャ語の「隠されたもの」。千年伯爵の命名による。本名があるのかどうかは不明。



何を考えているのか

結局その行動は、身内(イノセンス)を守るための必要最小限に留めているように見えます。
基本は専守防衛。
敵意むき出しで襲ってくるノアさえ威嚇で退散させようとするだけで 機を見て1人ずつ潰していこうという意図が感じられません。
ルベリエ長官も、自分の存在に気付き付け狙う危険人物であることを知りつつ 襲いに行くつもりは無い様子。

これまで接触した人間の記憶操作をしてきた理由も、穏便に事態を収拾するため以外にないでしょうし。

神田を教団に帰してあげようとしているアポさんはひょっとして親切心の塊じゃないですか? (笑)
彼がアレンにくっ付いていれば合体の件でまた衝突せざるを得なくなるので、怪我せぬうちにどいてくれと。
イノセンス主体の発想ならそれこそ「14番目の傍にいたら危いから、六幻君帰りなさい」程度の意識かも。


しかしアレンとの合体に関してだけは、アポクリフォスも完全に余裕を失くしてしまいます。
(長年隠し通した姿を晒すとか、アレンの予想外の拒絶に遭って動転するとか、邪魔者は徹底排除とか)。

こうまでなりふり構わなくなることも理由は同じ(=仲間を守ること)だとすると、
「“アレン”との合体」計画に失敗すれば、イノセンスの存続自体が危くなるからではないでしょうか。
アポクリフォスと“アレン”が合体すると強大なハート守護者が誕生して、戦局は一気にイノセンス側優勢に傾くとかね。


さて第216夜ではアポクリフォスがアレンの精神衛生上の理由からティムの排除を見送っていたと説明していましたが
これまでのアレンへの接し方を見る限り、どうにも納得しかねますね。

3カ月もの間、彼には「孤独」より 奇怪な化け物に追い回される「恐怖」の方が遥かに心的悪影響を及ぼしたでしょうに。
アレンを本気で欲しいと思っているなら、普通は態度を軟化させて嘘をついても心象を良くし警戒心を解かせようとするところ。

そっちを全く気にした様子がないのは、アポクリフォスが自立型なため人間とシンクロした経験も無く、ずっとマイペースでやって来たため人の心が根本的に分かっていないからなんでしょうか。
もしかして昔 過酷な「殺し合いの逃亡生活」の最中 孤独なネアにとってティムが救いになっていた事実を根拠に、人間とはそういうものだと機械的に解釈しているのかな。


さらに別の可能性を考えるなら この「精神衛生」を気にかける理由。
以前した考察の、咎落ちの危険性を考慮して・・・なのかも知れないとも思ったり。

 咎落ちというのは元来は結晶型や寄生型適合者に特有の暴走状態で、一定条件の下起きるとイノセンス側からも鎮圧は困難な単なる物理現象なのでは? という解釈。

想像が当たっていたら、彼らにとって大事な“アレン”も 同じ危険を抱えていることになります。
アポクリフォスはアレンが極端な情緒不安定から咎落ちに至る危険を心配していたのかも知れないですよ。



それにしても第215夜で出てきた神田の左腕の痛そうな《ビキビキ》って。
今回強力なイノセンス(=アポクリフォス)の侵蝕を受けた影響で不調和が治まっちゃったりしてないでしょうか^^;
(少しはマシな展開も欲しい所です)



クロス・マリアン襲撃事件

アポクリフォスは 神田を六幻の適合者として、なるべく現状のまま残したい意志がある事は分かりました。
結晶型にまで到達したエクソシストは稀ですから、貴重な戦力の扱いとして当然でしょう。

でもそうすると、やはりあのクロス・マリアンを襲ったのは余程の理由に迫られたからですよね。
戦力としても最上級、かつ“アレン”を期待以上の使徒に育て上げた功労者を 適合権も奪い退場させてしまったんですから。
アレンの「精神衛生」上から見ても、師匠を失う事の方がティムキャンピー以上のダメージでしょうに。


クロスだけは記憶操作の処置で済まさなかった理由とは?

今は単なる憶測ですが、彼が生半可な記憶操作ではごまかしきれない程にネアと“アレン”の事情に深く関わっていたせいでしょうか。

イノセンス側からは35年前からすでに要注意人物という位置付けで、ネアが“遺言”を遺す場では故意に外すよう仕向けられた。
(クロスがアレンにわざわざ自分は「外野」に居たと言ったのは、逆にネアに最も近い人間であったことの暗示だと解釈してます)
しかし14番目の復活計画から外すことはできない人材なので、体よく騙して協力だけは取り付けた。
彼は“アレン”の師匠となりエクソシストとしての成長を見守り、イノセンスも順調に生育を遂げたため役目は終わり。
そんな所かも。

クロスが断罪者の適合者となり得たのも“アレン”を護らせる目的でアポクリフォスが付与したものだからとか。
屍のマリアの方は分かりませんが、彼が別ルートで手に入れたものでしょうか。断罪者と一緒に残らなかったところを見ますと。
屍のマリアの能力でクロスがいまだアポから逃れ続けていられるとしたら、アポクリフォスがエクソシストのイノセンスを無力化できるのは アレンのクラウン・クラウンとクロスの断罪者に限定されるということになります。

つまりはアレンとクロスのイノセンス適合には アポクリフォスが直接関与した可能性が高いということ。


それでも。ティキ達ですら力で圧勝しながら殺さなかったアポクリフォスが、最後にクロスを手にかけたとは考え難いですね。

襲撃現場の血の演出はもっぱら教団を意識したもので、生存を絶望視させて探索を断念させたかったからでしょう。
それなら逆に、彼が自力で逃げおおせている公算が高いという事になります。
アポがクロスをその場で捉えていたら、脅威にならぬよう記憶を消去できるからそんなマネは不要のはず。

逃げ出した後でクロスがアポクリフォスの手に落ちた可能性も無くはないんですけど・・・

ティムを元通りにしてやれるのも製造者のこの人をおいて他ないと思うので、何とか無事を祈っています。






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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで)・2019年2月4日に26巻発売(第230夜まで)。      <星野桂先生のインスタグラムアカウント(@Katsura_5600)も現在元気に更新中>   
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