2月はくじらとりに行ってました。

一昨年発刊の『季刊エス 2016 SPRING』号インタビュー記事中、星野桂先生のお話として「高校を卒業してすぐジブリで動画マンとしてしばらく働かせてもらっていたのですが…」(P23~)との記述がありますが、具体的に先生が「くじらとり」(2001年)という短編作品の制作に参加されていたことを知ったのはそれより大分後のことでした。

ジブリ美術館のHPを見ると 月替わりで小さな子供向けの短編作品を上映している「土星座」の2月の演目になっていることが分かり、旧友を誘って初のジブリ体験をしてきました。
場所は東京・三鷹の森ジブリ美術館です。 巡回バスの利用は三鷹駅南口のバスターミナルから。 

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発着所に専用の自動券売機もありました。 往復切符が大人は320円でしたね。

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小雨の中、館内は撮影禁止なので中庭だけ… 
カフェもお昼は外に設置したテントまで一杯でとても入れず。 でも外の手洗い場の作りが可愛くて癒されました♡
(蛇口のハンドルが猫型なんですが分かりますか? たまたまですが、この日は「猫の日」でした(笑))

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入口で予約の引換券と交換してくれる“入場券”は フィルム風で、ジブリ作品の一場面になっています。
一緒に行った友人のと記念撮影。 どうもトトロとハウルのシーンっぽいけど、ライト層には特定できませんでした←


「土星座」は、建物の中の小劇場。  
作品のパンフレットも時間待ちの間ここで買えます。1部400円。(ほか、売店や図書室にも)
見に行かれる方はこちらも是非どうぞ。 作品の各場面が、最後のタイトルロールまでしっかり収録されています。
ラストにスタッフ全員の筆跡ママの署名が流れる中、「星野かつら」のお名前も… 
(こんな所で感激しているのは見渡す限り私一人のようでしたので、こっそり心の中でだけガッツポーズ💛)

上映16分間の短編。 お話の内容ですが、本の挿絵のシンプルな線で描かれた子供達が生き生きと動き回りほっこりしました。
小さい子供の頭の中の世界のように夢と現実がごっちゃになったままストーリーは淡々と進み、特にオチもないまま終わります。
雑念のない無垢な心で幼少時代に観れたら、多分もっと良かったでしょうね(笑)

mitaka_ghibli2.jpg  IMG_20180312_080629s.jpg

原作は 絵本「ぐりとぐら」シリーズでおなじみの 中川李枝子/大村百合子姉妹の童話『いやいやえん』の中の一エピソード。
昭和世代には懐かしい表紙の本ですが、最近はどうなのかな?


園内、特にお土産売り場は平日にもかかわらず恐ろしい混雑ぶりで… 人波も楽しみつつ一周してしまいましたが。
結局お土産のポスカやしおりは、すべて図書閲覧室「トライホークス」で購入しました。


最後になってしまいましたが、この美術館の目玉は アニメーションの歴史解説と、宮崎駿先生方の仕事場だった一昔前のアニメ制作現場の忠実な再現や、作品に登場するタイガーモス号の厨房等の実物大展示でした。 
抽斗の中にはカトラリーまできれいに並べてあって…細部まで隙のない造り込みはさすがv 
楽しかったです。

「くじらとり」は次いつ掛かるか分かりませんが、別作品の時でも年一度くらいは また来てもいいかな(*^-^*)


以上。 唐突でしたがww ジブリ美術館レポはここまで。


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ちょっとだけ抗議させて頂きました。

ここは『D.Gray-man』という作品を大好きというだけが取り柄の一読者の ささやかなファンブログです。
偉そうに「考察」をうたってますが、他に分類上の用語がないのでしかたなくです。 他人様に「解説」するつもりもありません。
(ただ 同志と語り合えるのは無上の喜びなので、コメントを頂けるのは本当に有難いです。 考察絡みの議論は大歓迎♡)
漫画は各人好きなように楽しむのが当然ですからね!

表現力もロクに持たない素人がやってるので、残念ですが作品の魅力が1/10 も伝えられているとは思いません。 
さらに管理人も人間ゆえ 体調の波やら生活の忙閑でさらにグダグダ記事になってるのが多いですが、最低でも原作リスペクトの精神は失いたくないと思っています。

言い換えますと、
人気作品「D.Gray-man」を看板に客寄せして小金を稼いだり、他目的(自己PRや宗教・政治活動等)に走ることは絶対したくありません。

そういう行為が悪いと言ってるのではなく(推奨もしてませんが)、単に個人的こだわりの話であって「ティムのしっぽ」はそういう目的で作ったものではないですというだけの「おことわり」です。

実はこのページをご覧になって分かる通り、何らかのスポンサー広告が常に表示されてしまっていますが(スマホ版の方が甚だしいようですね)、これは無料ブログサービスを間借りしてやっている以上宿命なので…見づらくてごめんなさい💦

前置きが長くなりました。
こういう基本的な説明を一度もしてこなかったので 誤解防止の為にも意思表示だけはしておきますね。


今朝、ツイッター上でこういうリプライをしてきました。



大分前から存在には気付いていたブログですが放置しておいた理由は、転載記事の肩の所にある「キャンピー」からプロフィールや過去記事に飛ぶものとばかり… 実態は違いました。
   ※ そうそう。 今更ですが 見に行けばテキの思う壺なので、放置したっといてください~!!

これは一体どういう状況なのかと。 
普通に考えたら、このブログ管理人が小遣い目当てで悪質な政治宣伝活動の片棒を担いでいるというところ?
そのために、ここの一見平和そうなファンブログが利用されたということだと思います。

無許可の転載から無礼な話ですが、あれを見たら、私が副業でやってるみたいじゃないですか(激おこ)

更に許せないのが、最近Dグレにはまったばかりでネット検索をするような真面目なファン層を食い物にしようとしてる所で・・・
D.Gray-man人気を利用した、作品への冒涜ってことなのよ。


ウィークエンドの穏やかな朝に、長々と嫌な話で失礼しました。
何年も前に(まだガラケーからブログを見ている人も沢山いた時代)、そっちにもミラーサイトがあるのかと聞かれたことがあるので同一犯かも知れないですが、私は「D.Gray-man」ジャンルでここ「ティムのしっぽ」(FC2)と引越し前の「スコアズメモリー」(Yahoo!)以外ブログはやっておりません。

もしも似たようなものをお見かけの時はどうか騙されないようにして下さい。
今日はここまでといたします。 

 
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次号『SQ.RISE 2018 SUMMER』の発売日は7月19日(木)と表示されています。

公式新刊情報「S-MANGA」より。

『SQ.RISE 2018 SUMMER』の発売日が、7月19日(木)に決定したようです。
⇒ 新刊情報・2018年7月・雑誌の部
(ここ数年雑誌の発売日は覆ったことがないので ほぼ信用できると思いますv)

通常ペースなら発売月に入らないと告知はないか…とあきらめていたので、これは嬉しい。夏の予定が立てやすくなりました。

ただ  発売“曜日”に関しては、『SQ.CROWN』の頃の金曜日や 前号『SQ.RISE』の月曜日でもなくて意外でしたね。
個人的には16日(月)が海の日なんで翌17日(火)あたりかしらと思っていて。  やっぱり予想は難しいです(笑)

(…あと一つ希望! 一覧表アイコンが『SQ.CROWN』のままになってるのはぜひ直して頂きたい~💦)


さあ 33日後をお楽しみに!  頑張って待ちますよ~~♡  
ではでは。(*^-^*)

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第228夜「A.Wに別れを告げる・毒と標」③

★ Made from …

アポクリフォスがティムキャンピーに突き刺した「おまえを壊せる唯一のモノ」とは、やはり コーネリアの一部であったことが言明されました。
破壊される過程でティムの全身を覆っていく“黒い手”型の影からダークマターの関与を疑っていますが、実際何が起きているのかを想像するのは難しいです。

ただティムの原材料については、正統派ゴーレムの製法に則り「土(あるいは泥、砂)」を使ったとみて良いように思います。

“アレンが毎日お風呂でティムをピカピカに磨いてやっている”というエピソード(コミック25巻談話室&『灰色ノ記録』参照)がありましたよね。 あれから、昔ブームになった「光る泥だんご」を思い出しまして(…さすがに「鍋磨き」はやりすぎと思いますがww)。 
ゴーレム=「泥人形」ならぬ「泥だんご」って、モチーフ的には面白いかなと。

タロットから見ても、A.Wの12/25生まれ(やぎ座)の属性が「土」(ウェイト版解釈)に分類されることと一致します。

さて そうとした場合どこで採取された土かですが、やはりマナネアの故郷・コーネリアの根元からすくってきたのではないかと… 
クロスがキャンベル家のサイラス氏だとしたら、野外実験に凝っていた彼のこと 容易に手に入る材料だったでしょう。

ティムのボディの コーネリアの破片が埋め込まれた箇所から次第に割れ目が広がっていく描写が、なにか 植物が生長しながら根ざした岩をも砕く姿に似ていましたね。 
そうやってコーネリアの根元に抱かれ 泥人形が“元の姿に還る”ということなのかな~などと想像ばかり逞しくしています。



★ 襲撃

これはもう 他の解釈が無理なくらいはっきりと、第203夜でクロス・マリアンに断罪者の銃口を向けていたアポクリフォスの その後の犯行シーンが出てしまいました。
弾は仮面で覆った顔の右半分に まともに当たってしまっています。(´Д`;) 

この“襲撃事件”の時だけでなく、アレンの独房に忍び込んだ時も、部屋の外の見張りは記憶操作で眠らされただけで済んでいましたので、憎悪に操られ人を傷つけることを楽しんでさえいるノアと違い アポクリフォスは不必要な殺生に走らない主義ではないかなどと少し期待はあったのですが、見事に裏切られました。
結局「菜食主義」とは何だったんですかね(苦笑)

他にも、ガチで戦いを挑んできた神田に対し記憶操作で無難にやり過ごそうとしていましたが、結局のところそれら全ての行動原理は思いやりとは無縁の、感情を持たぬ彼らの「都合」でしかなかったんですね。 
有用なうちは大事に扱い、不要になったら切り捨てる。
計画上重要な駒である「アレン」を エクソシストとしてここまで成長させ護ってきたクロス・マリアンすら、もう 用済みどころか邪魔以外の何物でもないと判断されたのでしょう。

安否がひたすら気になるクロス師匠ですが、とりあえずロードの手により まだどこかこの世に繋ぎ止められていることは確かなようで。

ただ、ロードにしても 第222夜の「それまではねむってなよ クロス・マリアン」という言葉が、あまり優しく響いてこないので…
幻の師匠でアレンを館に誘った彼女にも何かネア絡みの計画がありそうですが、あまり酷いことにならないといいな。



★ 果てまでふたり 

これまでクロス・マリアンという人の本音が聞ける機会はほとんどなく、ヒントになるのは虚々実々織り交ぜた師弟会見の時の言葉と切れ切れの独り言や声に出さないモノローグ、あるいはティムのメッセージボイスくらいですが、それにしても毎度どうとでも取れる言葉の解釈に悩みましたよね…
今回はそれらの迷いを払拭してくれそうな大サービス回で嬉しかったです。

「辿り着けよティム   おまえはなにがあっても果てまでふたりについて行け」
「オレにしたように 迷子どもの標になってやれ」


師匠がありったけの力を込めた最後のメッセージ。

35年ぶりで現在に復活したネアも クロスが瀕死のアレンを引き取ったばかりの頃同様、「アレン」の人格はじきに自然消滅すると信じているようですが(「夢をみるたびアレンは消滅し最後はオレだけが残る」(N215))、クロスの方は6年間アレンを弟子として鍛え見守るうち もうとっくにその考えは捨てていたんですね。
今のアレンなら、ネアと共に生き延びる強かさがあるとの確信が無ければ こんなセリフは出ないでしょう。

その一方で クロスはネアのこともいまだ気にかけていて、二人揃って最後まで行く未来を望んでいる。
それってつまり、ネアがマナとの約束を果たすため行こうとしている「最後の旅」に、アレンが同行することを願っているわけで。
アレンがそうしたとしても、エクソシストとしての道をひたすら歩いてきた彼の意志とは矛盾しないというわけですよね。
(だったら、「千年伯爵ヲ倒シテ自分ガ千年伯爵(=ノアの親玉)ニナル」ってのだけはないですね(^^; アレンをエクソシストにしたのは他でもないクロス自身ですから)
結局は、ふたりで<千年伯爵を倒し、マナの魂と世界を救う>ことになるでしょうか…  
まだ急いで結論を出さなくてもいいかな。

さて。 そうしますと、これまでイマイチ情報不足だった仮説も復活です。

① 夢の麦畑に登場し、「お前は消える」を連発し アレンをそのまま消滅に導こうとしていた“師匠”は偽物。
→ でないと 上述のクロスの想いとは矛盾します。
ただ、アレンにカテリーナの情報を置いて行ったので 単なる夢ということでもなく… あれはロードが見せた幻だったと思います。

② 北米支部でアレンのノア化が本格的に始まった時、夢の中でアレンに近付き片仮名で自己紹介した黒肌聖痕「ネア」も偽物。
→ クロスがティムに仕掛けた術がみごと発動し、結界を破って“自称ネア”は退散させられましたから。
ここも、出てきた「ネア」が本物ならクロスがネアとアレン双方を応援している事実と馴染みません。 ですので、第214夜でようやく目覚めた本物のネアとは別の存在(一番考えられるのは、ノアメモリーの宿主なりすまし)だったという解釈です。 
あそこでアレンに触れることに成功していたら、そのまま姿をアレン(新しい宿主)に乗り換えていたのかも…

以上。


それと、上の師匠のセリフから、ティムの将来にも希望が持てますね!
アポに撃たれて意識をなくす寸前、彼の視線は 木片を我が物にしたアポの動きをハッキリ捉えていました。
ティムがそれによって壊される危険を知りながら、それでもなお「辿り着け・果てまでふたりについて行け」と命じているのです。

それが意味するのは、ティムにはまだ復活の望みがあり 二人と再び合流できるという自信でしょう。 今後に期待♡



★ 標 (しるべ)

「その場所があるかどうかも 辿り着けるかどうかもわからない 在るのは道標だけ」

道案内のポールが立つ 象徴的な一コマ…
[まっすぐ右を差す標識が“CANBELL”/左を差すのが“The 14th”/さらにそれらから90度別方向に黒い標識の“MANA”と]
“NEA”と“ALLEN”が見当たらないのは当人だからか。 
14番目とキャンベルが真逆の方角なのは、無事キャンベル邸に辿り着いて先へ向かえるか あるいは(ネアを「14番目」と呼ぶ)ノアの手に落ちるかということ? マナが明後日の方を向いているのが分かりませんね。
想像力を刺激してなかなか意味深です(…と今は笑ってごまかす💧)

そして重箱の隅で恐縮ですが、やっぱり気になっちゃう… 
本編コマに初登場の「キャンベル」英文字ですが 標識の綴りが“CANBELL”なんですよぅ
ちなみに ファンブック『灰色ノ記録』では、ネア、マナ、母さまはともに“CAMBELL” ←上との比較では“N”と“M”の違い。
さらにVIZ版英訳『D.Gray-man25』では、第219夜でネアがマナに語りかけるフキダシの中の綴りが、“MANA D.CAMPBELL”と、“NEA D.CAMPBELL”でこれもまた別。 
最後のが一番よく見る綴りではありますが、Dグレ世界はわざわざ変えている名前が多いので 多数決という訳にもいかず。

やはりここは公式ファンブックの綴り(CAMBELL)に軍配を上げたいですね。
この第228夜の絵も、コミックス26巻に収録される時は修正があるかもしれませんし。


最後まで残る疑問。 ティムが「標」って具体的には 何を指し示してくれることなのか。 それにはクロスも助けられたという…

例えばですが、方舟戦で クロスにも入れなかった「14番目の秘密部屋」にアレンを連れて行ったのはティムでした。
もしかしたらアレン達が目指すであろうキャンベル邸も、普通の人間がただ足で歩いて到達できるところではないのかも。
何といっても ノアの手を逃れた瀕死のブックマン(or ジュニア)がそこに保護されているというのですから、敵が易々と入り込めないように特殊な結界くらい張っているかもしれません。


妄想もきりがないので 感想はここまでにします。
次回が楽しみですね!!
それではまた。


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第228夜「A.Wに別れを告げる・毒と標」②

『SQ.RISE』初の掲載は、扉絵含め12頁でした。 
連載各回のページ数は 読者的には多いに越したことはないんですが、今回は特に「マリアの視線」と並ぶ重要かつ番外編的な内容でしたので、他のエピソードを交えずこれだけに押さえたのは 意図的なものだったのではと思っています。

次はもっと多いといいな!! ←



▽ 本編

★ ともだち

[クロス] 「こいつはティムキャンピー  オレが造ったゴーレム」
クロスがアレンに等身大のティムを抱かせて“ゴーレム”の解説を始めようとするが、アレンは マナに聞いたお伽話でわかっていると答える。
「へぇ… どんなお伽話だ」

[アレン] 「ゴーレムをともだちにできる人ってホントにいたんだ…」 とティムを見ながら呟くアレン。
“ともだち”という単語がクロスの脳裏に生前のネアの姿を引き出したが、とたんに彼は険しい表情となって「…冗談じゃねぇ」と呻いた。

アレンにティムを預けさっさと部屋を出ていこうとするクロスへ、アレンが後ろから声をかけた。
[アレン] 「僕も… ティムキャンピーとともだちになっていいですか……?」
[クロス] 「知らんわ 寝ろ!」

扉一枚隔てた先で、クロスはようやっと本音を漏らした。
[クロス] 「ケッ  そいつはとっくの昔からおまえのツレだろうが…」


この場面が、クロスがアレンに遺したボイスメモの冒頭(第165夜・第173夜)部分とちょうど噛み合いますね。
(ティムを)預けると言って渡したが… はじめからお前にやるつもりだった」 
⇒ 理由は、“とっくの昔からおまえのもの(= ツレ, ともだち)”だから。 
(ティムの製造者はクロスでも 持ち主はネア(「オレノ ティムキャンピー」)だったし、むしろ預かる立場はクロスの方でしたと)

また今回のクロスのセリフ中「おまえ」が指す人物は、今ここにいるアレンと昔のネアとがごっちゃにされているのが意味深です。
ここから6年を経た師弟会見の終わり近く(第168夜) 、食ってかかるアレンの問いに「14番目(じぶん)にきけ」「今度は途中で死ぬんじゃねェぞ」と言い放ったのと似た空気を感じますね。

ただ、クロスは少なくともこの時点(アレンがマナを壊し自身も心身崩壊寸前だったのを引き取り、看病の末ようやく落ちつかせた頃)では、いずれネアの人格が浮上してくればアレンの方はもたないと見ていたわけで(第206夜参照)。
このガキがいずれどうなろうが「知ったこっちゃねェ」とマザーの前では悪態をつきつつもアレンにティムを「貸して」やったのは、少しでも長い時間 元相棒と一緒にいさせてやって、心安らかに過ごさせてあげたいとの配慮だったと思います。

にもかかわらず 当人の前では不機嫌を隠そうともせずに当たり散らすクロスですが。(;^ω^)
それは、早晩この子供に降りかかる悲劇を思うと やりきれなさや、器をこの子供に選んだネア(実際はそうじゃなかったですが)への怒りやらで、どうしたらいいか分からないほど彼が苦悩していたことの裏返しだったかと…
つまり 弱い者が蹂躙されるのを見過ごしにできない彼の性根の優しさからだと思うんですよね。 そしてそれが表に出せない不器用さ加減ww

… ここでちょっと脇に逸れますが、「預ける」で ロザンヌを友人のクロスに託したクロウリーの祖父のことを思い出しました。 
アレイスター一世という人物がそうした真意は分かりません。 ですが、こちらのケースでももしかして イノセンスに取り憑かれた幼い孫を不憫に思ったからかしらと… たとえそれが逃れられない運命の先延ばしで、一時の気休めであったとしても。
(そもそも魔術で適合権を一時保留なんていうマネが可能だったかどうかすら分かりませんが、屍のマリアのイノセンスやAKUMAのダークマターへの一時的介入(改造)といったクロスのチート技を見ていると 全く不可能ではなさそうですよね)


しかし、ゴーレムが頻繁に登場するマナのお伽話ってなかなかのパワーワードですよ!
公式でいつか絵本でも出ないかしら♡
マナと一緒だった頃のアレンといえば、クロスの言では「生意気でひねくれた口の悪いガキ」と散々ですが、それでも一流のエンタテイナーだったマナの話術には夢中になって聞き入っていたことでしょう。

愛していた「息子」に、夜毎「ともだちゴーレム」の話をしてあげるマナの想いはどんなだったか…
あの ネアが一瞬思い浮かべた、ティムとの平和そうなツーショットを思い出します。

IMG_20180428_101937trim.jpg (第221夜より)

ティムキャンピーを肩に載せたマナは、14,5歳くらいかな。 
ボサついてみえる猫っ毛頭はともかくとしまして(ひたすら可愛いww) 良家のお坊ちゃまらしくきれいに整った身なりに屈託のない笑顔… ここには回想に登場するたび泣いていた暗さが微塵もありません。
きっと 千年伯爵の脅威が まだ本格化する前のことでしょうね。

そしてそこに当たり前のように存在していたティムキャンピー。
アレンと共同生活を始めたマナが この健気なゴーレムのことを覚えていたかどうか分かりませんが、幼い息子にゴーレムは大切な“ともだち”と語って聞かせた彼の気持ちに きっと嘘はなかったと思います。



★ ゴーレムを造るということ

資料を探していて最近読んだの中に、こんな解説がありました。

「ゴーレムという言葉はとても古くからある。そしてもともとは、ユダヤ教という特定の宗教の中に登場するものだ。しかもそれは、或る意味とても宗教らしく、現実離れした部分を抱え込んでいる。ゴーレムとは、卓越したラビ(※rabbi=この場合ユダヤ教の修行者のこと)が造り出す一種の<人造人間>のことだ。」P7

「ゴーレムに深い関係を持つ文献がある。それは『セーフェル・イェツィーラー(創造の書)』である。」
『創造の書』を理解したということを確認するために、その書物に開陳されている秘密を使ってゴーレムを造る。」P32-33
「それは神の行為をまねることを目的とした本だとも言える。」P36
以上、金森修 著『ゴーレムの生命論』より

聖書では 神は、土(アダマ)から人間(アダム)を造る際 最後の仕上げに“息”を吹き込むことで命を与えました。
ゴーレムの作り方もこれに似て やはり土を材料に人型を造り、その額や胸などに“護符”を貼ることで完成します。 護符に書かれる文字は「真理=emeth」。 この文字列を一部無効化すればゴーレムも動きを止めるとか。

神の御業の真似事とかヤバい感じがプンプンですが、ともかく ゴーレム(人造生命体)を造れることそのものが魔術を習得した証になるというのです。

D.Gray-man世界のゴーレムにこの話をそのまま適用することはできないにしても(人型に護符とかむしろ教団が造ったセカンドエクソシストの作り方ぽいですよね)、
例のマザーのセリフ 
「おまえは真理に触れ人の境を越えてしまったんだ」
「その木片でティムキャンピーを壊したところで解放されることはないのかもしれない」

が指している意味を考えるに、魔術師(≒魔導士)となる為に必要とされる条件の逆を行っているので、
当時のクロスが(何かを理由として)復活してくるネアの協力者であり続けることに疑問を感じ、できればその役を降りたい、魔導士なんぞ辞めてもいいからマナネアを含む全てとの関係を断ち切りたいとまで思い詰めていたのでは… なんてちょっと思いました。

だって、クロスが「外野」扱いとはいえ四半世紀以上を費やして出現を待ち続けた“アレン”を見つけた時、それは予想外の姿でしたが まるで喜ばないどころか当人を殺しかねない勢いで怒っていたのは理解に苦しむ所でしたし。(小説版) 
それはネア復活のため無関係の幼い子供が犠牲にされたことへの失望と怒りだったんじゃないですかね…  
おまえは自分の目的を追求するあまり そこまで腐ってしまったのかと。

あと クロスの発した「壊したくてたまらない存在(もの)」という 酷なセリフが悲しくてね~(´;ω;`)
小説版では確かにティムがアレン(ネア)の身を守る為クロスに盾突くシーンもありましたが、ティムが単体で 製造者にそこまで憎まれる理由はないと思うので。




続きはもう少し。 あまり長くならないつもりですが、ここでいったん切ります。
それではまた。

 

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6月6日の誕生花。

こちらへのUPは、またも日付を跨いでしまったポンコツですが🙇 神田さんお誕生日おめでとうございます!!



検索でたまたま伺った記事。 こういうブログは有難いですね(*´ω`) 
あまり注目したことが無かったお花(黄菖蒲)ですが、由来を聞けば 明るい黄色すら、マテールから帰還後の神田には似合う気がしてきましたw タロット絡みではさんざん述べてきた通り「太陽」のイメージを伴って帰還された方ですので…
あと、シュッと伸びた葉の姿とか、旺盛な繁殖力とか(笑)

愚直に。 信じた道を真っすぐに。
こういう所が二人は「似たもの同士」なんですよね。

これから貴方が向かう先にも、きっと奇跡の幸福が訪れますように!.。.:*☆


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『ジャンプSQ.2018年7月号』定例報告。(電子版より)

今朝 先にツイッターでは流しておりましたが、今月号の内容は以下の通り。



まだ『SQ.RISE 2018 SUMMER』号の告知には早いですね。(;´∀`)
やっぱり7月に入ってからかなー 

公式筋の情報で一番早いのは大体「S-MANGA」サイトですので、発売日が気になる方は時々覗きに行ってみて下さいね。


あと、アニメイト開催巡回展示(@渋谷店)が今日から始まっております。
早くも観に行かれた方のお話では、星野桂先生のD.Gray-man複製原画は3点だったそうで。
・ 六幻の結晶化シーン(第208夜)
・ ハワード・リンクの縛羽が千年伯爵を取り囲むところ(第221夜)
・ 麦畑のアレン(子供姿)の決意表明シーン(第222夜) 

「私物の展示」については、星野桂先生の物があったというお話は聞いていません。
上記複製原画が展示してあるのは間違いありませんので、近くにお立ち寄りの際はぜひ御覧になって下さい。 
会期は今月いっぱいまでv


あと、今月号SQ.から 和月先生の「るろうに剣心 北海道編」が連載再開です。


電子版特典の再掲「血界戦線」は、ネジ登場回の「Don't forget to  don't forget me」。


次号のSQ.発売日はカレンダー通り 7月4日(水)になります。


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お久しぶり。

ブログ更新が滞りがちなのはもはやデフォですが これは開設以来初の事態だったかと(PC版のお話)
30日間動きがないとTopに大広告が出ちゃうという…
昨日ここに来てビックリされた方ごめんなさい。 管理人は元気です💦

キャプチャ123-40 ← 記念に撮ってみた()
おかげさまでいい尻叩きになりました。


ところでここの記事をPCで見てる人って、どれくらいの比率でしょうね。
暫く前にツイッターでアンケートを取ったところ当時でも全体の3割くらいだったかと。 
今はもっと少ないだろうな…
 
周知させたい各種案内などは、始まって以来サイドバー(ちょうど上の画像ですと左端の並び)のスペースに 折につけ各種案内を貼り付けては満足していたのですが、マヌケけな話で、自分でスマホを持つようになって初めてそれがスマホ版では全く機能していないことに気が付いたんですよねww 
というわけで、一部こちらにコピペしておきます。 改行とか無理なので実にゴチャゴチャしてますが(^^;
この間の5/31は、「D.Gray-man」連載開始記念日だったんですよ。
遅ればせながら、おめでとうございます☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆


媒体を「無料ブログ」にこだわると機能的な限界は色々ありますが、できる工夫はして 今後も少しでも見やすい場所にしていきたいと思います。 




★ Dグレの応援お願いします

漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで収録)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ ◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。       ↓  
〒101-8050              東京都千代田区一ツ橋2-5-10  集英社ジャンプSQ.編集部      星野桂先生





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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで収録)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ ◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。      ↓  
プロフィール

キャンピー

Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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