Wake up ! (「夜明け前」)   

いよいよ11月ですね。こちらは相変わらず第208夜関連ネタをお届けです。御用とお急ぎでない方はどうぞ。

昨日は巷ハロウィン一色だったのに、忘れかけていた最後のイースターエッグを見つけましたよ(笑)
“アルマ編を神田の六幻にちなみタロット「剣のスート」で追ってみる企画”(長いわ)締めくくりですが、とうとう出ました!
神田美人の目くらましがなきゃもっと早く目に付いたでしょうに。

今回の比較は以下の通りですが、どうでしょうか。




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『剣10』のカードは 骸(むくろ)のように横たわる人物に、10本の剣が刺さった図。
対して神田とズゥの重なった手の両脇からもれ出る光条も、左右各5本の計10本。 倒れた人の代わりが錆びた六幻ですね。

そして このコマに添えられた台詞「起きろ」


こうやって見ると、この漫画のセンスはやはり凄いなと思います。
一見すると「破滅」 「死」 「犠牲」などの 暗い暗示で一杯の『剣10』カード。
しかし裏を返せば「上昇の前触れ」とされている意味まで ここにしっかり込められていますからね。

カード絵の中央、彼方に広がる曙の空のように どん底を見た人間に残された、再生への希望までが感じられて。

まるで二人の手は六幻をバトンタッチしているように見えます。 おそらくそれと共に“命”の・・・

ズゥはその人生の中で取り返しのつかない過ちを犯したけれど、ちゃんとそれを自覚して逃げなかった。
言い訳はしないながらも 研究所の厨房に通いつつその心中は、アルマやユウの顔を見るのさえ辛かったと思います。
晩年は若い研究者らに囲まれ、温厚な人柄で慕われていた。
きっと残りの人生を出来る限りの償いで埋め尽くし、最後は余命を若人に譲って逝ったような気がします。




タロットの示した運命は、結局 道をひとつも違えることなく非情に突き進みました。
けど、そこに置かれた人達にも「絆」を信じてあがくだけの希望は残されているってことですね。

他人のスートに介入するのはどうもルール違反らしいんだけど(^_^;) それを見事にやってのけたのがアレン。
神田とアルマを守るため、自分が代わって矢面に立った。

最後の後始末を引き受けたのがズゥ。
セカンドとして生まれ『剣10』の運命と共に終わるはずだった神田の身代わりになってくれたような。





・・・などなど、今日のはちょっと妄想が過ぎました。

いや発売日直前だもんでちょっと浮かれすぎかww

早く発売日にならないかな~。









<使用カード詳細>
“Miniature Rider Waite Tarot Deck” / Arthur Edward Waite
 United States Games Systems; Crds版 (1985/06)

<『D.Gray-man』本編引用>
 『ジャンプスクエア』2011年 11月号 より
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