結晶化の風景。(「真摯な心」&「祝福」)   

第208夜関連でした『剣10』カードの話('11.11.1 記事『Wake up !』)。 実はまだ続きがあったようで・・・
というわけで、本日も行き当たりばったりタロット企画の9回目。




上のカード、左は既出の『剣10』。(⇒神田が「起きろ」と声掛けをした錆びた六幻になぞらえました)

対し、右は『剣“ペイジ”』と呼ばれます。
こっちは 神田の両腕から噴き出た紅いイノセンスが首無し天使の格好で振り返るコマを連想しました。(向きは逆)
これはまた、どん底状況から脱して再び剣を手に立ち上がった 適合者本人の姿とも重なります。

神田ユウという人間が再び剣で戦う人生を選択した以上“精神力が試される旅”の途上であることに変わりはありません。
しかし「憂鬱から脱する」 「堂々と問題に向き合う」 「正当な理由のために戦う」 と解釈の付いたこのカード。
これからが彼の人生の本番ですので、持ち前のひたむきさを存分に発揮して頂きたいと思います。




さて結晶化といえば。

追い詰められた状況で酷使され休眠状態に入ってしまった後 再び適合者の覚悟とともに進化した形で蘇る・・・と、
似通った経過を辿っているリナリーと神田のイノセンス。
これはリナリーの方も見てみないと不公平ですよね。

そこで、彼女のスート「聖杯」のうち結晶化の場面に該当していそうなカードを探しました。 出て来たのは下の2枚。

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上の左は『聖杯5』
失ったものの大きさに心が塞ぎ 残る希望には目もくれず、最も悲嘆にくれている状況。
これに似た人物像として、第140夜『扉の向こう』。 本部襲撃の時の、扉の向こうでリナリーに嘆願するコムイ。
「ここにいてくれ。お願いだから・・・」という場面を連想しました。

右は『聖杯6』
第153夜で覚悟を決め 手の中のイノセンスを飲み干したリナリー。
その足首から噴き出し、紅い天使像となって覆いかぶさる体勢で彼女を見つめるイノセンス。(これも反対向き)

このカードには幸せなメッセージが沢山込められています。「調和が戻る」「祝福される」「特別な日」など。
中央の2人の子供は 純粋さ・無垢なものの象徴ということで“innocent”のカードとも言われます。
これでは“イノセンス”そのままですね(笑)





リナリーのイノセンスが16巻で初の結晶化を遂げてから、もう大分お話も進みました。
なので、もう次のカードを気にしてもいい頃です。
そこで懲りずに次回もう1回 タロット記事を続けます。

それでは。








<使用カード詳細>
“Miniature Rider Waite Tarot Deck” / Arthur Edward Waite
 United States Games Systems:Crds版(1985/06)。

参考:『タロット教科書』(マルシア・マシーノ著)

参考:『ラーニング・ザ・タロット/タロットマスターになるための18のレッスン』(ジョアン・バニング著)
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