オレンジな理由。 (『19:太陽』 ウェイトver.)   

23巻の表紙デザインも遂に判明しましたし それについて思い付いた事を少々。
(例によってネタバレ容赦無いです^^; あしからず。)




神田が、誌面で復活を果たした場面の恰好のまま登場です。

構図上は「カバーデザインリニューアル」を謳(うた)った21巻以来の形式を踏まえています。
まずは代表キャラクターを1人前面に配置。
内容に関連するもの(アレンが夢で座らされていた椅子とか、消えていく方舟ゲートとか)が背景に来ます。

今回もそこは納得。 神田が中央、バックには彼がジョニーと連れ立ってアレンを探し歩いた欧州の町並みがぐるっと。

ですがカラーが気になりました。 やや唐突な感じもするオレンジって何でしょうか。
神田のイメージを訊かれた時の回答の「紺色っぽい青」でもない。
昨今紫ベースの寒色系寄りが多かったので、これを機にイメチェンと捉えても良かったんですけどね。



そこでまたタロットカードが1つ浮かびます。

『太陽』 但しウェイト版の方の。 

そういう目で眺めれば、バックに配した町並みもまた 太陽の形に見えてくるっていうね(笑)

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以前 第199夜で神田とアルマが抱き合うシーンに、マルセイユ版の方のカードの絵と解釈を充てました
そして今回のが『太陽』PARTⅡです。


こちらの『太陽』では 燦燦と輝く太陽の下、裸の赤子が1人。
オレンジ色の大きな旗を握って 白馬(グレーに見えるけど!)に乗っています。
塀際には黄色いヒマワリ。

困難に打ち勝ち より高い次元に生まれ変わった魂が、
祝福を受け再出発する姿を表現しています。


23巻“復活神田祭”の内容とも合いそうですね。



星野先生、これと同じ構図は無理としても シンボルカラーは盛り込みたかったのではないかと思います。

ウェイト版タロットカードでは、使われる色も重要なファクターですから。

旗のオレンジ ⇒ オーバーコート。 そしてタイトルまで。
馬の白 ⇒ マフラー。
ヒマワリと太陽の黄色 ⇒ ティムキャンピー。 ジョニーもちょっと?

(他にも ベストが派手な空色でしたり(^^) ・・・ このカードに使われた色でまとめたかった感じですね。 
そして六幻はオレンジとは全く異なるマゼンタぽい色調の赤ですが、タロットの子供の頭に付いている赤い羽根! 
その反り気味の姿といい 十分意識してるかな??)



以上をもって“23巻の表紙がオレンジな理由”と致します、が。(う~むなかなか期待通りの色が出ないなー 説得力orz)



でもね、これで本編の神田さんには『太陽』のカードが2枚とも付いていたことになりまして。

アルマと共に一旦マテールに去る時はマルセイユ版、還って来た時はウェイト版。

復活した神田が初めて姿を現した場所にも太陽のシンボル・オベリスクがそびえていました。

きっと 偶然ということはありませんね(笑)






追記:第207夜「歩みだすもの」の感想と一緒にヤフブロに置いて来てましたが、こっちにもリンク付けましょう。
   神田が「おかえりじゃねーのかよ」とのたまいました あの現場写真ございます(笑)

<南仏・プロヴァンス地方 アルル庁舎前のレピュブリック広場>
 マリとリナリーが座っていたベンチの角度的にはこれね。右側の写真。{A}
 噴水口の画像もある英語版ウィキペディアはこちらです。{B}








参考:『タロット教科書』☆第1巻/タロット・ワークブック☆(マルシア・マシーノ著)

<引用掲載画像>
『D.Gray-man23巻』表紙。

<使用カード詳細>
“Miniature Rider Waite Tarot Deck” / Arthur Edward Waite
 United States Games Systems: Crds版(1985/06)


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