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愛情表現。

“アレンの体は元「ネア」と呼ばれた人間の脳が移植されたものであったが、アレンとしての自我は本体の記憶が戻らなかったため新しく発生した人格である”
という仮定を元に話をしています。
(ヒントはマリの言った「似たもの同士」。“Allen”の綴りは“=Nea”の暗号。“ll”⇒横倒し“=”)

根拠の1つは、ネアの記憶の一端が引き出され アレンがティムの楽譜を読み未体験のピアノを弾いてみせたこと。
ピアノを弾く指が自然に動くのも、“手続き記憶”=脳に刻まれる記憶があってこそです。
何にせよノアメモリーだけでは前の宿主の記憶の持ち越しは出来ないはずだから。

ノアメモリーの転生だったら、クロスが生前のネアの記憶を持った“アレン”に会えると信じていた所から変ですよね。
彼がアレンに状況説明する中「ノアメモリー」に 他に例のない「移植」という言葉を使用したのはそのへんの事情を知っていたからか。
(サブタイトル「アンジ」はそれを指していたのかも知れないと思います)

Dグレが今後この前提を覆すような展開になってきたら ほとんどの考察をやり直さなくてはならなくなるかも知れませんが(苦笑)、
そんな感じで本日も進行中。



前々回 『絆』というタイトルでアルマ編を振り返る中、“前身の人生と今生とでは、はっきり線引きが必要”と書きました。
もちろんこの時 アレンのケースも念頭にあったわけです。
そこが曖昧になったら おそらくアレン・ウォーカーの人格は保っていられなくなる。
つなひきでネアが勝ってそちらの人格にすんなり移行できるならまだしも(絶対そうなって欲しくないですが)、下手をすればアルマのケースのような発狂状態になり 誰にも手のつけられない怪物になってしまう可能性だって。

ただ、アレン本人が認めていたように「知らないって怖いこと」というのは何を置いても真実だと思います。

アレンがセカンズと違う点があるとすれば、それは過去の自分を知らぬまま封印する訳にはいかない所。
ネアという人物がノアである以上、過去何をしてきたか。
そこには眼を覆いたくなるような現実が待っているかも知れない。アレンの並以上にナイーブな性格でそれを直視しろというんですから・・・・

しかしそれを乗り越え、すべてを背負ってその先を生きなくてはならないのが主人公の宿命でしょうね。
「線引き」と言った意味は、もちろんネアであった過去は無関係なものとして放り去ることではありません。
頑張れよぉぉ・・・(ToT)/




さて、気を取り直しまして別の話。
劇中の登場人物達の愛情表現について考えてみました。
だってリーバーさんがあんなに室長にご執心とは思わなかったし(笑)

多分に脚色は入っていると思いますが、コミック第10巻巻末『Dグレ劇場』。星野先生ご実家の微笑ましくも凄まじい家族愛の風景。・・きっと反映されているはずですよね。

上司のコムイをあだ名で始終どやしているリーバー班長。
フォー&バクのドツキ漫才(違)。
もちろんブックマン師弟とか。
神田とリナリー。
子供時代のアルマとユウ。
アレンと神田。    
[共通点は、仲がいいほど扱いがゾンザイになるって話]

その流れでクロスとアレン師弟も入れたくなりますが、これはちょっと違うかもと感じています。
上に挙がった人たちは、それぞれの対象に向けそれ相応の振る舞いをしていると思いますが(一応)、
クロスの場合子供相手のものとはどう~も・・・・(^_^;)

これでもクロスとアレンの間の師弟愛は確かなものと信じていますよ!!!
しかしクロスのふるまい・・・・・・やっぱこれ、アレンの中のネアを意識してませんか?
アレンが年端の行かない子供であることを承知しながら「こいつ実際ネアなんだしさ」という気持ちがつい端々に滲み出ちゃってるとしか。
どう見てもアレンには気の毒なあしらいの連続ですが、見方を変えればクロスとネアは過去、相当に心を許した間柄だったのかなーなんて。


だとしたら。
ネアかアレンかの二者択一を迫られた時のクロスの葛藤はいかばかりか・・とも思いました。
まだ様子も分からないままネアとクロスを親友と決め付けるのもどうかですが、ともかくクロスは独りで四半世紀も待ったんです。ネアとの約束を守るため。
前回記事で『ひとりはダメ』とも書きましたが、その状況をずっと。驚異的な忍耐力で。
そしてやっと現れたかと思った。
なのに、ネアじゃなかった。

約束が違うと失望をぶつける相手も得られぬまま、「番外編」の顛末を経て彼の心はアレン少年にも強く惹かれていく。
結果、アレンを選び取ったことになるんでしょうか。

「憎しみで戦うな」とアレンを諭したのはノア化を阻止するために思えましたし、彼の作ったティムキャンピーは14番目覚醒のための結界を破壊してみせた。ネアが主人だったのに。何らかの改造をしたのか?
だけど一方で あの監視下の会見の締めくくりには「今度は途中で死ぬんじゃねェぞ」という不穏な台詞も。
まだネアの方も捨て切れず、どちらが勝つかは天に任せながら 独り悶々としていたのか。

クロスはアレン少年が試練をくぐりながら徐々に逞しくなっていく姿を見守る一方、
背丈が伸びてかつての友の背格好にどんどん近づいていくのがまた嬉しかったんじゃないかなあ。

ずっと待って、待ち続けた友にうしろめたさも感じつつ、さらには味方のはずのアポクリフォスにも襲われて。
また彼は独りぼっちでどこかを彷徨っているのかな・・・



あーまたしんみりして来ました。 このへんで。


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Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
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生年:不明。35年前には存ざ(ry
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身長:160cm
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家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで)・2019年2月4日に26巻発売(第230夜まで)。      <星野桂先生のインスタグラムアカウント(@Katsura_5600)も現在元気に更新中>   
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