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ティキ・ミックがネアの生前に“生き写し"の理由。


口を開けばこればかりで済みませんね(笑) まず大前提ですが、「ネアがアレンの本体」であると

ノアメモリーの宿主は前宿主の記憶を継承しないという大原則を無視して アレンにだけはネアの記憶がある
その理由を、アレンはネアと同一人物だからである※とし
(※本体からの脳移植を受け、今の体で復活するまで20年もかかった神田と似たケース)

それを踏まえると ティキ・ミックに関する謎にも一応の説明が可能なんですよね


先日もコメントのお返事で述べたばかりでしたが、非常に気になるティキの身長「188cm」
成人して「おじさん」になった(ネアと双子の)マナと一致します
17歳頃亡くなったと推測されるネアの当時の身長は177cmでしたが、もう少し長生きしていれば・・・
ティキと昔のネアが見た目そっくりなのは、脳摘出後に残された肉体を使用していたならば当然ですね。
2人の印象が相当違っている理由は、10歳も開きのある年齢差と 中の人の違いでしょう。

もう少し想像を走らせるなら。
脳を摘出され 抜け殻状態のネアの身体は、伯爵の何らかの計画により生かしておかれることとなった。
既に14番目メモリーによりノア化していた肉体に、別のメモリー=第三使徒・“ジョイド”が移される。
(ここは「ジョイド」の宿主の脳ごと)
その肉体の目覚めから現在のティキ・ミックの人生が始まる。
彼も幼少時の話などなく突如ノアのメンバーとして登場していますから。肉体年齢から約10年位前の話になりますか。

時期的にそれはおそらく ネアの第二の人生“アレン”が始まった頃と同じ。
推定17で止まっていた肉体年齢もそこからさらに進み 現在の26,7歳の体に。



こうだとすると、ティキが他のノアにはない行動を見せている理由も説明できますか。

今一度、設定のおさらい。
この世界では、ノア遺伝子というものが 現存する人類全てにもれなく仕込まれています。
ノアメモリーが入ってそれが刺激されると宿主の肉体はノア化を遂げ、人を越えた力を発揮する別物になるわけですが
メモリーごとに発揮できる能力は違っていて多種多彩。
それは それぞれのメモリーによって発現する遺伝形質が異なるからですね。
ではさて 一度14番目メモリーによってノア化した肉体に 後から別のメモリーを入れるとどうなるんでしょうか。
かなりな混乱or不安定状態に置かれるのでは?


▽ 第184夜。退魔ノ剣の傷の痛みが続くアレンから、深夜に一瞬だけ14番目が目覚め起き上がります。
それと同時間帯、ティキも退魔ノ剣で斬られた痛みが疼き 窓ガラスを割るなど力が暴走、苦しんでいました。
これはティキの(元ネアの)身体が14番目メモリーの存在を検知し、共振を起こしたからではないかと。

▽ 「白黒」使い分けて器用に人生を楽しんでいるかのようなティキでしたが、見方を変えればノアに徹しきれないでいるとも言え、彼のそんな生活を許容していた千年伯爵は ティキのジョイドメモリーとの結合が不完全である事をよく分かっていたからではないでしょうか。

▽ 方舟の中で退魔ノ剣に斬られた後、ティキのメモリーは制御不能の大暴走を見せました。これも彼特有の問題からではないですか。 クロウリーと相討ちになったジャスデビはこんな事にはなりませんでしたし。

▽ティキが「少年」にばかに執着するのも、その身体が無意識にアレンの中の元の主人(ジョイドメモリー)の存在を感じ取り親近感を抱くからとか。

▽千年伯爵がクロス・マリアンの関係者抹殺をティキの担当にした理由は、当たりをつけていたクロスの周辺から14番目の存在を嗅ぎ取らせる狙いもあったのではと思います。何よりティキ自身が探知機になると。


伯爵は パリのレベル4戦での初めての「オハヨウ」以来、アレンに向かい「14番目」と呼び続けています。
神に捧げる価値もない「腐った羊」(宿主=ネア)に用はなく 純粋にメモリーの方を欲しがっているのでしょう。
アレン捕獲後は「イノセンスを斬り落として我らのモノになってもらう」(第211夜ワイズリー)手筈らしいので。

では何をするかって 具体的にはまた元のネアの身体に14番目メモリーを戻すつもりなんじゃないかと。

アレンとティキがまた脳を摘出されることになりますが。
ネアの奏者の資格は必要ですがまた暴れられては厄介なので、ネア(アレン)はもうずっと眠らされた状態になるか それとも洗脳でしょうかね?
「(伯爵がかつて)悪魔に為(し)損なった」と言わしめたネアのことですからまた積極的利用を考えているなら後者かな。


こんなことをつらつら考えていたわけは・・・

アレンの楽譜中央の紋章と同じ印を身に着けている描写が、マナ・ロード・ティキになっているからです。
他のノアには出てこない。
「奏者」関連なのは濃厚ですが、資格保持者は「伯爵」「ロード」「14番目」とされているのに 何故ここにティキが入るんでしょうか?

紋章A
アレン回想中のマナの服の袖のボタン(14巻第135夜)

紋章B
方舟の中で見せたロードの靴底(12巻第110夜)

紋章C
同じくティキ・ミックの靴底(12巻第112夜)

第213夜でキャンベル家のマナ・ネア兄弟の母親もあの唄を歌っていました。
奏者の資格の継承が許されるのは あのキャンベル家の血筋の人間だけなんじゃないでしょうか
紋章を良く見ると中央の盾の上、王冠が載っています。
そういえばロードの扉も 途中細部のデザイン変更はありましたが 頂上に王冠を戴いている所は同じでしたね。


伯爵がここまでネアの元の身体に拘る理由って何なのか・・・
本体から脳のありかが“アレン”に移っても奏者の資格は持続していますが、それをイノセンスに汚染された身体で使うなど ノア筆頭の千年伯爵にとっても許し難いことだからかも知れません。


タロットの大アルカナにノアファミリーのメンバーを当てていく話のとき
第3使徒・ジョイドを10番目のカード「運命の輪」としました。
この「輪」を示す二重丸◎は 奏者の楽譜の形とも重なることを別記事で述べましたが そういうことだったのかどうかw

巡る因果・・・イメージが広がりますね。 タロット関連もそう外してはいないんじゃないかないかな(笑)



さて次回はロードの話を少し。




追記: タロットではティキ・ミックが10番と思いますが、ジョイドの「J」でトランプの「ジョーカー(Joker)」に見立てるのもありかと。

マークの札が13枚ずつ揃う中 付け足しのように添えられた14番目のカード。 
ポーカーではどのカードの代役も可能というチートなワイルドカード。

ここから想像できるのは、千年伯爵が代々期待していると言っていた「ジョイドメモリー」の能力とは ファミリーに欠員が出た場合その代役がきくということではなかろうかと。
上述伯爵の台詞があったのは、14番目の痕跡を旧方舟と共に完全に葬り去ろうとするところでしたし。

14番目の使徒が突然登場した理由を「千年伯爵メモリー」がキャンベル家の双子にあわせ2つに割れてしまったからだと仮定すると、 マナとネアもジャスデビのように合体しないと本来の千年伯爵の力が発揮できないという事かも知れません。
だから死んでしまったネアの体をどうしても残しておく必要があった・・・とね。




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