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変わるもの 変わらないもの。

始めの画像は第218夜。

アレンが伯爵と共通で見た一瞬の夢の中に 意識を失ったマナをロードがかばっているような図が出てきましたが、

比較218
(『ジャンプSQ』2013年2月号掲載「D.Gray-man」第218夜より)

この時のネアには、第184夜のアレンと似た事が起きていたのじゃないでしょうか。
     ↓

218vs184
(同じく本誌2013年2月号掲載第218夜(上)と 19巻第184夜(下)比較)

人が変わったような冷酷な視線を落とす先には
彼(ネア)にとって大切だったはずの兄を むしろ彼から守ろうとしているように見える少女と、(上)
「アレン・ウォーカー」が始まった時から ずっと側にいた相棒のゴーレム。(下)

それらをまるで邪魔者を見たかのように睨みつけているんですから・・・
上でマナが意識を失っている原因も、ここのネアに襲われかけたからではないですか?

このシーンは共通して、内に潜む“14番目のノアメモリー”の人格が 表のネアやアレンの意識の隙をねらって浮上してきた所だったんではないかと思います。



こんな描写もあるから 人間の「ネア」とメモリーの「14番目」の人格は別物として捉えたいんですよね。
ネアが「アレン」としてようやく“目覚め”た第214夜から 彼は無防備なジョニーを襲ったりする容赦ない演出ぶりですが(苦笑)
あれは“14番目の敵側の人間”と認識した後の犯行でしたし、読者のミスリード狙いだったと思います。

彼が第215夜では大事そうに抱えたティムに「一緒に行こう」と話しかけていた表情と、この第184夜のコマの黙って睨みつける視線とは 明らかに矛盾するものですので。





さて。そういうことがあったとして。

冒頭の第218夜と比較し、“3人”の構図のシンクロぶりがたいへん気になるのが第118夜です。 方舟ティキ戦の後のこれ。


比較118
(12巻第118夜)

もしこれをヒントとして ちょうど100話も隔てて忍ばせておくとか意識的にやっているなら凄い話ですがw 



共通して 倒れた男を助けようと飛び込んだロードと、その前に棒立ちの加害者。 ・・・だよね^^;

方舟戦で死闘を征したアレンを加害者扱いも何ですが、第118夜のサブタイトルは「魔」でしたし。
立場が変われば見方も変わる典型です。

被害者を襲ったのが、一方はイノセンスに憑かれたアレン、もう一方はノアに操られたネアで 外見は違えど結局中の人は同じ。
それを遮り 身内を傷付ける者に敵意をむき出しにするのが 今も昔も変わらぬ姿のロードというのもまた皮肉な取り合わせ。



方舟戦で、アレン=ネアと知らないうちから 人間のアレンを特別扱いし「好き」とまで言っていたロードの真意は未だ不明ですが、初登場の頃は、ノア化した人間の恐ろしさ・残酷さをフルに発揮していましたよね。
しかし第218夜のこの35年前の場面、既に彼女はノアであった(額に聖痕が出て肌が黒い)に拘らず 人間のマナの方を14番目から守ろうとしている・・・

キーワードはこの「家族・特別」というところでしょうか。

必要とあらば 状況に抗う爆発的な精神力を発揮するのは キャンベル家の血筋なのかも知れませんね。
マナを守る為ノアと戦ったネアはもちろんですが、伯爵メモリーに取り込まれてもまだ中で不調和を起こすほどの抵抗を見せているらしいマナもやはり。




アレンの楽譜やロード達の服飾品に付いていたキャンベル家の紋章(おそらくは)もまだまだ気になります。
“奏者の資格”絡みじゃないかとの予想は前回ティキの話の時の通りですが。

そうそう。王冠マークが付いてるんですよね。 ロードの扉も。
紋章でも 王冠のシンボルは、統治者を表すものとして安易には使えないもののはずです。
キャンベル家というのは ノア一族を治める長としての運命を最初から担わされた存在だったのかも。


マナ・ネアの双子兄弟とロードとの関係はどうなんでしょうね。
ロードがノアに覚醒したのは35年前ということなので(『キャラ†グレ』P122記載)、第218夜の段階で登場した時は実年齢相当だったはずです。
「家族」という言葉を受けると彼らの「実の妹」が一番ありそうかな?
親戚筋で、頻繁にあの家に遊びに来るマナの「許婚(いいなずけ)」とかってのも有りかも知れませんが(笑)


さてと。
「王冠」というなら、自然と連想はアレンのイノセンス「クラウン・クラウン」まで行っちゃいますよねwww
「Crowned Clown」
今更ながら、どうして 王冠を被った(Crowned)道化(Clown)になったんだろうって。

アレンが臨界点を突破し全力で出してきた武器「退魔ノ剣」も、型はネアの使用武器と全く同じものでした。
(伯爵とネアの剣が一緒なのはやっぱり双子がノアとして同じ力を発揮できたからかな・・・)

アレンの心とシンクロしてできたイノセンスの造形は、ネア時代から引き継ぐノアの因子を無意識のうちに反映しているんじゃないかと思います。

アレンの身体のノア化が止められなくなった時イノセンスも発動できなくなりましたけど・・・ 
これは、ノアとイノセンスとが相容れない原則からすれば当たり前のことなんですよね。

しかしアレンが「ネア」から引き継いだ奏者の資格だけは全くイノセンスの影響を受けることがなかった。(江戸接続の問題)

アレンだけに可能な戦い方というのがきっとあるはずなんでしょう。

今後を見守りたいと思います。




関連記事

コメント

Re: yukuさんへ。

yukuさんおはようございます。

今回も「ここちょっと面白いかも」と思った箇所に御反応下さって嬉しいです。

ストーリー進行中に織り込まれた伏線らしきものを発見すると、ミステリーのようで昂ぶりますね(笑)

連載が再開したらぜひ戻ってきて下さいますように。

ロードは第九使徒ということで、タロットカードならやはり9番の『隠者』が相応しいんでしょうね。

灯を掲げて内面の真実を照らす者。(しかし 本当何を考えてるのか謎ですwww)


コメントどうもありがとうございました!

ロードちゃん・・・!!!

キャンピーさんこんばんわ☆彡

ロードに関する記事が読めて嬉しいです。
Dグレ、かなり心離れしていましたが、かつての夢中だったころの気持ちが少しだけ甦rったりしました^^

ちょっとDグレ読み直してみたくなっちゃいました・・・

ロードちゃん好きですー。

紹介されてる「家族は特別なんだあ」のとこ、めちゃんこ好きなコマです!!

いわれてみれば・・・!
たしかに構図がそっくりですーー(*□*)!

好きなコマといいつつ、気がつかなかったです!

Re: 暇人mkⅡさんへ。

暇人mkⅡさんどうも今晩は。

>呪いの左目によるものではないか・・・というのは、もはやありふれた考え
・・・なのでしょうか?
私はあまり古参の考察屋じゃないので「呪いの左目」と言われる内容が完全に把握できていないのですよ。
現在どれが一般的な考えとされているのかも知りません。
ここは先入観抜きで行きましょう。

取りあえず、私は「呪いの左目」にマナが関与しているとは考えていないです。
確かにアレンの左目には魔導術がかけられていて、これまで14番目メモリーの出現を抑える封印になってきたとは思いますよ。
(もう侵蝕が進んでそれでは足りなくなってきているようですが)

北米支部の結界を破って 左目の機能を復活させ14番目を止めたのはティムでしたから、この術者はクロスという見方が順当でしょうね。
アレンが精神世界で座らされて鎖を巻かれていた椅子も本来14番目を据え置くためにクロスが造ったと見るべきでしょう。
(ティムを連想させるモチーフがちりばめられていましたし)
彼はネアの協力者として、“14番目”に飲まれることの無いようノアメモリーの抑え役を果たしていたんじゃないかなと。

但し、アレンがアポクリフォスらの目論見で“作られた”存在であったとして、クロスはそこに当初から関わっていなかったという発言は気になりますね。
アレンを弟子にして後 左目により強力な術をかけたということになりますか。

>マナが左目の為に死んでいた
左目と関係なくても、マナが昔一度死んでいた可能性は高そうですね。
第211夜の ワイズリーが35年前の話をしている所で、腕を血まみれにして泣き叫んでいるネアが出てきてますし。
でも、ネアが復活後ティムの過去映像を見ても少しも慌てていなかったのは マナも復活できることを予め吹き込まれていたからじゃないか、むしろそれをエサにイノセンス側と手を組むことに同意させられていたのかも・・・等と空想は尽きません(片方だけ歳を取ってるのがまた謎ですが)。

コメントありがとうございました。

予定調和

夜分に失礼します

アレンの中で14番目のメモリーとイノセンスが反発しなかったのは、呪いの左目によるものではないか・・・というのは、もはやありふれた考えですね。
閉(ヘキジ)の結界の中で封印出来るという事は、魔導術的な技術が用いられている訳なハズですが・・・
作為的に創られたものなら、マナ単独で創造したものなのか、他に協力者がいたのか。

ノア側はネアかクロスだろうと想定しているのでしょう。
どうにも鏡を見た反応ではネアではなさそうで、クロスも微妙なところでしょうか?
(マナを犠牲にする姿勢がどうにも・・・)
ただ、対象の師匠が魔導士というのは、理由付けとしては嫌らしい構図です。
(クロスが関与していないなら、中々損な役回りかと。)

左目自体はアポクリフォスが触っても反応していなかったので、呪いというよりは本当に呪術なのでしょう。
(イノセンスの動作に紐付けされているなら、こっち側が順当でもありますけども。)
35年前からの計画に含まれていた可能性は何れにせよ低め・・・でしょうか?
マナがもし左目の為に死んでいたら、かなり重たいお話になりますね。
Secre

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Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

Dグレの応援お願いします。
漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで)・2019年2月4日に26巻発売(第230夜まで)。      <星野桂先生のインスタグラムアカウント(@Katsura_5600)も現在元気に更新中>   
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