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『D.Gray-man24』コミックス感想 その6・第215夜。

ブログがまた止まっているうちに、昨日・今日でジャンプフェスタが開催中ですね。
今年は残念ですがDグレ色はどこにもなく、よって関連告知もありません。
販売グッズ恒例のシールブックにすら登場してないようで(T_T)
どうか来年は戻って来れますように!




▽ 第215夜「A.Wをたずねて・キミの傍に」



☆ サブタイトル

「キミの傍に」とは24巻のタイトルでもありますが。
ジョニー・神田・リンク・アポクリフォス…
アレンを追う人たちの中でも 今回ジョニーが大活躍です。

彼は悪い予想通りの展開で14番目に殺されかけてもアレンの傍にいると宣言し、「ひとりはダメ」とリーバーに訴えた時の覚悟が本物だったことを証明しました。

神田もまた ジョニーが今のアレンに必要であることをよく分かっていて、彼を前面に出し自分は献身的なサポート役にまわるあたりが立派ですね。

この回で もはや懐かしいところですが、リーバー班長が旅立つジョニーへの餞別に「聖クリストファー」のお守り入りのネクタイを渡していたのを思い出しました。(第209夜)

ジョニーを肩にかつぎAKUMAゲートの海を渡っていた神田の姿(第211夜)も その伝説の聖人を模していたようです。
神田が今回襲った最大の危機からジョニーを守りぬき、故事通りアレンへ向かう橋渡しをしてくれた事への伏線だったのでしょう。

第210夜ラストでも、ジョニー達に見つかったアレンがきまり悪そうな顔で幼女を肩にかついでいましたが、
あれがお守り効果の暗示1つ目(=アレンの発見)とすれば 今度のが2つ目(=安全確保)。
さあ3つ目もあるでしょうか・・・

こういう小技がちりばめてある所が Dグレは面白いですよね!



☆ 扉絵

本誌掲載時は何か物足りない気がして落ち着かなかったですが、加筆後は実にいい雰囲気のイラストになりました。

旅支度のアレンに寄り添うティムキャンピー。 後々の展開を知ってしまうとなお切ないです。
「キミの傍に」という思いを誰よりも強く長く守り続けたのがこの子でしたから。

この回も描き直しのコマが沢山。
ペンやトーンを入れる所はもちろん、ネアの回想コマ(P78-80)など全部描き替えてましたし、彼の物思いにふける表情も変わりました。

星野先生がこの作品へ注ぐ厳しい姿勢と情熱の表れのようで、ちょっと嬉しくなってしまいましが・・・・・・
いや大変ですね^^;



☆ 謎の人物登場 

戦いで重傷を負った瀕死状態?のネア… そこに声を掛ける若い男。
私はこれ 初見から絶対アポクリフォスと思ってしまいました ちっとも疑問を抱かずにwww


[シェリル] 「よりによってイノセンスなんかと手を組んできた!」
[ロード] 「正体を知っててイノセンスがアレンに取り憑いたのかもよ?」(第158夜)

[クロス] 「“14番目”にとって“いつ”“誰に”なんて構っちゃいられなかったんだろ」(第167夜)

こんな会話は ここに至るまでの伏線と思ってましたので。

千年伯爵ですら気付けなかった A.Wの中にノアメモリーとイノセンスが同居している矛盾が成立するためには、ノアを裏切ったネアが 生前どこかでイノセンス側との取引に応じたはずでしょう。
いよいよ その場面が来たんだと。



☆ “allen”“=nea” not “neaⅡ”の仮説 と 適合問題。
(“アレンがネアの転生ではなく本人ということ”) 

あらためて17巻のアレン・クロス会見の所を読み返しましたが、クロスはその中で アレンと“14番目”を同一視しているとしか取れない声掛けを何度もしています。

「オレは“14番目”が死ぬ時マナを見守り続けることを奴と約束した。そうしていればいつか必ずマナの元に帰ってくると お前がオレに約束したからだアレン いや?“14番目”」(第166夜)

「“14番目(じぶん)”に聞け」(第168夜)

「今度は途中で死ぬんじゃねェぞ」(第168夜)


あれって クロスがアレンの頭越しに 彼の中のノアメモリーだけに話し掛けたとはとうてい思えないんですよ。
彼はアレンのことも深く愛し、成長と自立を願ってきたのですし。

それは23巻の番外編「マリアの視線」で見せた葛藤や 会見中の打ち明け話で傷付いたアレンを思わず抱き寄せる様や 弟子のふてぶてしい程の成長ぶりを思いながらの嬉しそうな表情を見れば明白です。
「自分で歩け」というボイスメモまで遺している。 
会見のあの場所では どうやら「ネア」という本名だけは死んでも出せない状況だったらしく クロスも「14番目」を連発しているのでややこしいですが。

クロスが造ったティムキャンピーですら、14番目の出現を許したノアの結界を壊してアレンを救ってくれたり、今回の第215夜では神田の アレンとネアどっちが主人かという質問に答えられず泣いたりしています。

アレンはネア。 ネアは14番目(=メモリー)じゃない。 という予想はまだ継続中。


しかし今回唐突に、ネアの回想中に 困った人が割り込んできました。

ネアの遺言を受け復活を見守るという大役を仰せ付かったクロスは、この問題の人物とは一面識もない。


復活後の現状を知ったネアの独り言や 途中に挟まる彼の記憶映像の断片を繋いだ結果、

アレンそっくりの十字架のイノセンスを持つ若者が自分を犠牲にする肉体提供をネアに申し出ていたというように取れてしまいますが・・・
(しかもその35年前の出来事の後長いブランクがあって“アレン”はまた幼少時代からの人生を繰り返しているという奇妙なことに)

もし実際過去にこんなネア復活の犠牲になった人物が居たとします。

しかしこれは ネア⇒アレンへの脳移植説とは極めて相性が悪いのですよね。

脳移植だったら、神田のケース同様 肉体提供者の元の人格は取り払われていて問題にならないのでは?
・・・なんて一時ボケをかましてましたが^^;

アレンの十字架のイノセンスが元々肉体提供者に適合していたものなら、脳を取り替えてしまった時点でシンクロファクターの問題はどうなるでしょうか。

ここを強引に成立させるには、あの若者が最初からアポクリフォスの使者としてネアに接触しているというくらいしか思いつきませんが、その後 生贄にされた・・・?

それよりは、あれがアポクリフォス自身の化けた姿か もしくはあの場面全体がアポクリフォスの捏造したニセの記憶だったと見た方が楽なような。
ネアに事実を誤認させる、あるいは何かを隠すことのメリットは、具体的なところまで分かりませんが。

アレンの左手の十字架とアポクリフォスの胸元にある印は同一のものにしか見えませんしね。
ここであえてアポクリフォスとあの若者が無関係だったとする方が難しいかなあと。



アポクリフォスにイノセンスが一瞬で無効化された描写も アレンのクラウン・クラウンとクロスのジャッジメントだけでした。
それに比べ神田の六幻は力でこそ敵わなかったものの普通に戦うことはできた。(次の第216夜)

こんな状況を見るに推測ですが、アレンとクロスのイノセンスだけが自然な適合で本人と結びついたものではなく イノセンス側の都合から特別に付与されたものではないかと思っているところで。

“アレン”は イノセンス側の計画に沿って作られた存在だったのではと。
ネアとクロスはそのため いいように利用された。


17巻の会見のクロス発言では他も気になりますよね。

[クロス] 「“14番目”には血を分けた実の兄がいた。“14番目”がノアを裏切り千年伯爵に殺される瞬間までずっと傍にいたただひとりの人物 それがマナ・ウォーカーだ」(第166夜)

[クロス] 「マナは“14番目”が死んだ日におかしくなった」(第167夜)

ネアが命がけで守ろうとしていたマナは、あの時どこにいたのか。
最も肝心な時にクロスもネアの大切なゴーレムもネアの傍にはおらず、彼がひとりで置かれているのがどうも気にかかって。

そういえば10歳のアレンがマナの墓前で伯爵の誘惑に乗せられてしまった時も たった一人でした。
クロスがあの顛末を陰から黙って見ていたとしたら酷すぎますが、ティムまで主人を助けに出なかった所を見るとあの時は多分不在だった。 それも何かイノセンス側の陰謀が絡んでいたりしないでしょうか・・・
(かなり脱線)



☆ 増える記憶と消える人格

[ネア] 「それとなくヒントを与えて過去の夢をみる引金にしろ。夢をみるたびアレンは消滅し 最後はオレだけが残る」(第215夜)

ティムキャンピーに命じるここの台詞は、会見の時のクロスのあの説明と一致する所ですね。

[クロス] 「移植された“記憶(メモリー)”は徐々に宿主を侵蝕し お前を“14番目”に変えるだろう」(第167夜)

中央庁の監視下での緊迫の会見。 下手をすればアレンの命が危いかも。
クロスはそこでは ネアの本名も彼の正体も隠し通す覚悟だったようで。
わざと「ネア=14番目」と思い込ませる表現を使っていますが、説明内容は、ネアの記憶を失った為に新たに生じたアレンという人格が元の記憶の回復により危くなる(セカンズ同様の危険がある)ということであろうと解釈しています。
今の所は。

そもそも前宿主の記憶が蓄積されて侵蝕が完了するなんて・・・
「35年前」の記憶をサッパリ持たないノアファミリーの覚醒とは 完全に別物ですよね。



それにしてもあそこで師匠がせめてアレンに「マナの弟の名はネア」だと伝えてくれてたら・・・
そうしたら、マナがアレンに呼びかけた最期の言葉を疑うことはなかったでしょう。
タブーにされていた「ネア」の名は どこまで重要な意味を持つんでしょうかね。 気になるところ。



長くなりましたが、第215夜はこんなところで。

次は第216夜へ。(年内に新刊記事終わりますように・・・><)






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プロフィール

キャンピー

Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

Dグレの応援お願いします。
漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで)・2019年2月4日に26巻発売(第230夜まで)。      <星野桂先生のインスタグラムアカウント(@Katsura_5600)も現在元気に更新中>   
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