つないだ手。

原作、まだまだ掘り下げ足りないような(笑) 



◎ 「アレンの楽譜」の唄。(N135)


「つないだ手」で 真っ先に浮かぶのは キャンベル家の少年二人が手をつないだあの後ろ姿(N166)。

灰の中に息衝く ふたつの炎。

審判の日に蘇るという魂たち。


つないだ手にキスを…

双子のに祝福を。


その祈りから 生まれおちた「輝く坊や」がアレンか。

愛が狂い憎悪が連鎖する世界で。


・・・・・・ 祈っているのは誰だろう。



◎ 「マナ=D=キャンベル  すべてオマエのせいデスヨ」(N218)


千年伯爵の浴びせた罵声。  

これが、マナの心の奥底深く澱となり ついにはあんな悲鳴になったかと思います。

「僕が憎くないんですか?  ネア」(N212)

地獄の逃避行に疲れきった兄は 弟を道連れにしたくなくて、いったんはその手を振りほどこうとしたんでしょう。


その時のネアの返事がこれだったかな。  

「無理すんなよ… オレはさ 何があっても味方だから(N187)


この一言で 苦しむマナの魂がどれだけ救われたことか。

今もなお これを力に「千年伯爵」の呪縛と戦い続けていられるほどには。





二人の心の手はまだつながれている気がします。







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4 Comments

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キャンピー

Re: yukuさんへ。

> わーいキャンピーさんの考察記事だー

こちらこそ「わーい」でございますいらっしゃいませ。
いつも応援ありがとうございます。本当に励みになっております。
例の「D」の謎もサッパリですよね~~ きっとまだ水脈はあるはず… もうしばらくDグレにお付き合い下さいね(笑)
それではまた(*´▽`*)


キャンピー

Re: yochichiさんへ。

いつもありがとうございます!こんにちは。

> 文系なのかなあ。
科学ネタが子供の頃から大好きですが学校は文系コースでしたよ。
しかし文才はさっぱりのどっちつかずですwww

> 短い文章でそこまで
今はおあずけになっている「35年前」関連、本当に材料が乏しいですよね。
それだけに、僅かに当時の様子を垣間見せてくれるこの3つの台詞はかなり重い意味を持つのではないかと思ってます。

「無理すんなよ・・・」
という 第187夜の伯爵を苦しめたネアの台詞については何度も考えました。
どういうつもりで誰に言っているところなのか。
「味方」とは。
伯爵を陥れようとしている裏切り者の甘言か、それとも真摯に兄を励ます声掛けなのか。

今はもうすっかり後者に落ち着いていますけどね。

やはりあの手を差し伸べてくる仕草は「救い」の表現なんだと思います。北米支部でアレンが見たピエロマナの幻と同じ。
(1巻カバー絵の背中合わせの2人ともそれぞれ絡めているかも知れません)

あと、それを受けて伯爵が「アイツの呼(こえ)がスル」と怯えてましたが。
これは秘密部屋で「楽譜」を見せられた時のアレンの「僕の頭の中で歌うのは誰だ」(N133)と多分同じ状況…
今の自分ではなかった時代の、昔の記憶が蘇ったところじゃないかと思ったんですよ。 身に覚えのない違和感は。

一方のマナ。
伯爵にあんな酷いことを言われても反発するどころか 弟に向かってそれを全面肯定するような台詞を吐いている。
当時の彼がどれほど深い絶望に陥っていたか…
そんな時にあんな返事をもらったら、と思うと勝手に感動してしまってね(苦笑)

もしも続きのお話で全く違う事になっていたら、禁断症状も末期だったと笑ってお許し頂ければ幸いです(^^;)
それではまたv


yuku

No title

わーいキャンピーさんの考察記事だー

千年伯爵のフルネーム呼び、グッときちゃいます…♡♡

yochichi

ほう。
凄いですなぁ…。短い文章でそこまで思い付けるとは。
文系なのかなあ。

  • 2014/09/21 (Sun) 22:37
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