トレンチコート。

先日たまたま 家人の古い文庫本(“世界の名品カタログ”的な軽い読み物。1988年刊)を目にしまして。
トレンチコートの薀蓄話が面白かったんですよ。 昔からあれが大好き。
21巻のネアが トレンチコートじゃなくてノアのおそろい服で登場してたら、私ブログやってなかったかも知れませんよね ←


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(画像:光文社文庫 『ヘヴィデューティー』 ワールドフォトプレス編 P20)


あの型のコートは歴史も古く、元祖アクアスキュータム社製のそれは、クリミア戦争(1853-1856)でイギリス軍が正式採用して以降大活躍したそうな。

 「その後、エドワード七世の強い支持によりイギリス王室御用達となり(1897)、さらにはヨーロッパ中の王家に愛用されるに至ったのは有名な話である。 その頃より、紳士が街中でアクアスキュータムのトレンチコートを着て歩くのが流行しはじめたという。」
(上記『ヘヴィデューティー』P21から)

時代設定で仮想19世紀末のアレン達の35年前というと1860年代半ばになりますので。
まあ… キャンベル兄弟がこれ着て歩いていても不自然じゃないよね(笑) むしろ当時の最先端ファッションか。

それに「王族」イメージの絡む由来がなかなかv
イギリス王室御用達(ロイヤルワラント)の認定品には、指定王族の紋章を付けることも許されるんですよ。
⇒ 「御用達」(→イギリス王室の項) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E7%94%A8%E9%81%94

現実とフィクションのいいとこ取りで妄想しまくりも楽しいですねwww


マナ達が着ているコートをよく見ると、普通のトレンチコートと違う一点が目に付きます。
実用目的のストラップが付く筈の袖口が、スリット入りで縦並びのボタンになっているところ。

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(画像:コミックス『D.Gray-man24』第218夜より)


星野先生があえてこのデザインにした理由は、このボタンにも件の「アレンの楽譜」の紋章が入っていたからかも。
四半世紀後アレンと“再会”した中年のマナはもう別のコートを着ていましたが、アレンの記憶にこびりついたあの袖口ボタンだけは 当時の物のままだったんじゃないかな。


王家の紋章… 奏者の資格(AUTHORIZED TO BE THE PIANIST)…   進展もないまま、また振りだしですね(^^;


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