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再考。(2. とんでもなく「苦い」)

ツイッターで少し前にしていた会話に 最近別の方からリプライを頂きました。

元の話の内容は
“クロウリーがアレンの血を吸った時は苦く感じたのに、ラビの時問題なかったのは何故か”
ってことだったんですが 当時私が放置したまま終えてて ←

機会を頂いたので一度真面目に考えてみますね。 (前回話で既にオチが見えてきそうですが一応^^;)


問題のシーンは以下のとおり。 上がアレンで 下はラビ。
   ↓ 

(アレンの発動した左手がクロウリーを捉えるが 逆に噛まれる)
[ コミックス4巻 第32夜 ]

(AKUMAの攻撃で被弾したラビを救うため クロウリーが毒を吸い出す)
70l.jpg [ コミックス8巻 第70夜 ]



とりあえず 現在考えられる答として3つほど挙げます。


▽ 味の差にはイノセンスが関わっているのではないか。

今回お寄せいただいた御意見はこのようなものでした。
「寄生型エクソシストは細胞レベルで体に変化が起きていますがラビは装備型なので、体は普通の人間です。その違いから味の差がでたのかなと」


そもそもこの話が口をついて出たのは、あのクロウリーのオーバーなリアクションがずっと心に引っ掛っていたからなんですね。
劇中では 孤城の重苦しい雰囲気を一瞬吹き飛ばしてくれるコミカルな所ですが。
ここまでくると、どうも単に「味の差」だけでは片付けられない何かがある気がします。

本来 “口にしたものの味を不快に感じる”のは「それ以上食べてはならない」と体が発する警告です。
危機感。 
アレンの血を吸った時のクロウリーに、なぜそれが湧いたのか。


“クロウリーに噛まれ仲間”としてラビを比較対象にしてますが、彼とて普通人かと言われると かなり…怪しいですよね。
ラビはラビで、イノセンス装備のない素の状態でも ブックマン独自の特殊能力(超視力・記憶力)の持ち主ですし。
今もって判然としないところはありますが 「“ブックマン”と呼ばれる“相”の者」は イノセンス側にもノア側にも必要に応じてスイッチ可能な特殊体質らしいですから、彼を“装備型代表”と見るのは向かないかもしれません。

それを言うなら、始めからノアとイノセンスが体内に同居していたアレンも “100%寄生型イノセンス味”とは言い難いでしょうが。
初めて彼のイノセンスが発動しマナのAKUMAを壊した晩 アレン自身も危篤状態に陥りましたが、あれは 元々ノアを秘めた体内にイノセンスが巡り出したことへの拒絶反応だったように思います。


さて ちょっと脱線しましたが、何れにしてもあの事件当時2人の置かれた状況には相当差があります。 
アレンの時はクロウリーも攻撃意欲満々でしたが、ラビの時は逆に彼を助けるため血中のAKUMAオイルを吸い出しに行っていて ラビの血まで少し飲んでしまったのは言わばオマケ。 
    
でもここから1つ目の答候補が出そうですね。 (味の差=状況の違い)


A1 “苦い味”とはクロウリーのイノセンスが発した「仲間を守れ」という警告。 ◆イノセンスvs.イノセンス

クロウリーがアレンを襲った時は、彼は自分自身も周囲の事についても何も把握していませんでした。
アレンは彼にとってイノセンス適合者という意味で同じ立場の味方だったわけですが、それを知らぬまま殺しかねない状況で。 
苦い味覚という形でそれを邪魔したのは、クロウリーの中のイノセンスの意志が働いたからではないのかと。

後述ラビのケースでそれが起きなかったのは、むしろ推奨されるべき味方を救う行為だったからでは?


こう言った直後からなんですが どうも何か足りない気がするんですよねー( ´・ω・`)
あの 何もかも放り出して家に逃げ帰るほどの派手な反応とは、少々不釣り合いな気がいたしまして。

あれで連想したのはどちらかというと、有り得ない味の取り合わせの激マズ料理を食べた時っぽくてwww
確かにアレンの体内に白と黒が同居している事を思えば・・・ 
いいえさすがにこれは冗談が過ぎるので答になりませんが。

それに大きな矛盾があります。 この血を吸った場面なんて序の口で、クロウリーはこの後も懲りるどころかむちゃくちゃアレン達を攻撃してますからねw



A2 “苦い味”とは クロウリーのイノセンスが発した「こいつは危険すぎる」という警告。 ◆イノセンスvs.ノア

今度は彼の自衛本能の話。 
視界を遮られてもジャス&デビの存在を感じ取れたほど クロウリーのノアへの探知能力は群を抜いていますから、覚醒前のアレンの中に潜む不吉な兆候も 舌で感じ取っていたかも知れません…と。

う~ん  
アレンだけに起きた反応の理由としては、これも悪くなさそうですが。 
この後 クロウリーはアレン達と和解して仲間入りする展開なんですよね。 彼自身はもうアレンに対し警戒心を抱くどころかかなりな好感度で接しているのも分かります。 しまいには命懸けで守ろうとすらしてますから・・・

クロウリーも寄生型適合者。 これほど体内のイノセンスからの警報を無視してるというのはどんなものでしょう。

ということで、こちらも矛盾が大きすぎてペケ。



A3 “苦い味”とは アレンのイノセンスがクロウリーの舌に加えた反撃。

長々書いてきましたが、結局これが 私には最も納得のいく答ですね。

アレンの意志とは無関係に 彼が命の危機に瀕するたびイノセンスが勝手に動いて彼を守ってきた事例が何度もあったことは説明済みですが、アレンを敵とみなして血を吸い始めたクロウリーへの撃退方法が「超苦い味」だったように思います。




まだまだ矛盾点等ございましたら 御遠慮なくツッコミよろしくお願いします^^

では一旦これで。




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コメント

Re: ヴィスカさんへ。

どうも今日は 初めまして(^-^)

> イノセンスがイノセンスに対して行った攻撃、との解釈に至りました。
この結論については、私もヴィスカさんに近いでしょうか。敵対状況に着目した所ですとか。
厳密には私の方は「アレンのイノセンスが他の適合者に対して~」になりますが。

アレンが血を吸われたかどうかについては、どうでしょう普通に“吸われた”という解釈で良いのでは?
クロウリーの吸血能力は瞬時に敵の全身の体液を抜き取れるほど強力ですから アレンの左腕に血が通ってなくても吸引力がその先の血管に到達することは可能と思いますね。

さらに苦い味を引き起こすものは必ずしも何かの液体である必要はないかと。
この様子では僅かでも左腕の欠片は確実に吸い込むでしょう。するとどうなるか。
アレンのイノセンスは特別変幻自在ということもありますので、固体が液体化したかもしれないし そのまま粒状で入り込んだかもしれないですが、クロウリーの唾液に溶け込んで不快な刺激を起こすのはたやすい事だと思いますよ。

同カテゴリーの前回記事 http://kuriparu44.blog.fc2.com/blog-entry-540.html
始めの方で「アレンを守ろうとしたイノセンスの自主行動」の話をしてるんですが、誘発要因として“AKUMAからの先制攻撃”しか挙がってなかったので 今回の記事でもうちょい範囲を広げてみたんです。
対抗すべき危険な相手はAKUMAだけとは限りませんよね、ということで。

とにかくアレンのイノセンスが“宿主を何があっても死なせない”という基準で動いていることは確かですから。
そのため、格別危険が認められなければ 他のイノセンスがたまたま介入してきてもすぐは反発してないですよね。アレンがティモシーに「うっかり」で乗り移られた時など思い出しますと。

これまでの「アレンのイノセンスの自主行動」をざっとまとめますと2通り。

1. 攻撃型(←無防備状態の宿主が攻撃を受けた時)
臨戦態勢 … ゴウシの持つサードの腕で壁に叩きつけられた瞬間に発動
反撃 … マナの魔導式ボディに/エリアーデに/AKUMA化したトクサに   

2. 防御型
心臓の傷を塞ぐ+瀕死の全身を覆って保護(粒子状のままで)/六幻の刺傷を塞いで保護(羽状態で)

上のどれも、アレンに命の危機が迫ったよほどの事態です。
こうしてみるとイノセンスはそれ独自に意志を持ち、いつもアレンの周囲を観察し状況を把握しているんですよね(宿主を引きずって敵を倒しに行ったり、斧を受け止めたり)。

その執念は 粉々に破壊されて肉体との結合を解かれた粒子になっても存続していました。
咎落ちの体内とかティキ・ミックの真空球の中とか アレンは無酸素状態に置かれても暫く活動できてますから(笑) 緊急時に限ってはアレンの血中で酸素の代用くらいはできるんじゃないでしょうか。
肉体周囲にも保護バリアが張れるとしたら無敵じゃないの、アレン様宇宙でも活動できそうwww 

もし今回取り上げた「苦い味でクロウリー撃退」の件もアレンを守ろうとしたイノセンスの起こしたものなら、上で該当するのは 2.の防御型の方になるでしょうね。
ちょっと「攻撃」とは違うかな。


・・・なんか余談の方がとりとめなく長くなってきました^^; 失礼。

コメントどうもありがとうございました。


あの大きいリアクションはあまりにも不自然でしたよねー
ただ苦いのならあそこまでは・・・
なので久しぶりに初めの方から読んでいろいろ考えてみました

当時のアレンの腕は体とは全く別のもので痛覚はあってもアレン自身の血は流れていないと思われます。
(その証拠に5巻45夜にて壊れかけたイノセンスから流血はありません)
つまり適合者の血、ではなくイノセンス中の液状の何かであることになります。
ならばなぜ苦いと感じたのか
やはり、イノセンス同士の喧嘩のようなモノなのかと・・・。
その時、クローリーとアレンは極端に言えば敵対している状況であり、
イノセンスがイノセンスに対して行った攻撃、との解釈に至りました。

そしてアレンの壊れかけたイノセンスをいくつか見ましたが、そこから液体が出ている表現はないように思えます。ならクローリーが吸ったのはなんの液体なのか・・・
イノセンスが対抗して何かを飲ませたと考えるべきでしょうか。

Re: 「トマ何気に好き」さんへ。

「トマ何げに好き」さんどうも初めまして。
どうでもいい所にこだわり過ぎかも知れませんが、あえてそういう企画なので(笑)
お付き合い有難うございます。


> アレンの場合はイノセンスを体に宿してるから イノセンスが拒絶反応起こした

この前半部分は、記事中「頂いたリプライ」として紹介した文章と大意は同じと思いますが
“アレンが体内に持つイノセンスとクロウリーのイノセンスとがぶつかったのでは?”
ということですよね? 

さてイノセンス同士で拒絶反応が起きるかどうかです。

クロウリーに注目して話を始めましたが、アレンの左手は入団初日(第5夜)も六幻で傷を付けられましたし 今度(第32夜)のクロウリーの牙がイノセンスによる攻撃としては2度目になります。 
しかしそのどちらも、アレンの方のリアクションがイマイチなんですよね。

特に今回は同じ寄生型同士の衝突ですから アレンの血を飲んだクロウリーに「拒絶反応」が出たならその攻撃で傷付けられたアレン側の方がもっと事態は深刻なはずです。でもそうはならなかった。

なので、単に“イノセンス同士の衝突”だけではクロウリーがあそこまで大騒ぎした説明がつかない、つまり拒絶反応というのとは別物では?と思います。

まあ「拒絶反応」がイノセンス同士の衝突からでないとしたら、次はアレンが持つ特殊事情も疑いたくなるところ。つまりぶつかったのが“クロウリーのイノセンス対アレンの体内のノア”だった可能性です。
でもこの場合も アレンの方の反応がクロウリーより薄かった問題についてはどうでしょう。

物語のもっと後になればアレンのノア事情にも変化が生じてきて見事にイノセンスからの攻撃に反応するようになってしまいますけどね。クロウリー城が舞台のこの時点ではまだ“アレンの中のノア”はイノセンスに抑え込まれていて心配ないレベルだったんではと思われ。

そんな本人に自覚もない段階のアレンに比してクロウリーの味覚がたいへん鋭敏だったため彼だけが“敵”のわずかな気配を感じ取れたという可能性も無きにしもですが・・・(でもそれにしちゃやっぱあのリアクションは大げさすぎるよね)


続いて後半。 > ラビの場合はAKUMAのウィルスを吸って力を得た

第70夜でクロウリーが口にしたのは “AKUMAの血が主体でそこにエクソシストの血も混入したもの”でした。
それと好対照だったのが第108夜でしたね。
ジャスデビが飲んでしまったちょめ助(AKUMA)の血を回収するシーン。当然そこにノアの血も混ざったはずです。

こっちは混入量わずかとはいえ「最強の肉体」を実現したノアの血ですよ…!
もしクロウリーがアレン相手の時の有るか無しかのノア成分にまで過敏に反応していたのなら、ここで顔色一つ変えなかったのは変ではないでしょうか。
(一応あのジャスデビ戦の時のクロウリーは、肉体を捨ててるとか死を賭して相手を倒すことに集中してるとか諸々でラビの時と条件同じとは行きませけど…)

結局、クロウリーのイノセンスによる吸血行動は目的(エネルギー供給)ありきなので 多少の異物混入は問題にしないのでは?という印象なんですよね。
なので今も“あの苦味はクロウリー撃退のためアレンのイノセンスが意図的に流したものではないのか”という結論は変わりません。


今回も無駄に返事が長くなってますが 色々検討材料を頂けて嬉しい限り。 
コメントどうもありがとうございました。


アレンの場合はイノセンスを体に
宿してるから
イノセンスが拒絶反応起こした

ラビの場合は
AKUMAのウィルスを
吸って力を得た

って感じ
Secre

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キャンピー

Author:キャンピー
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それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
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好物:漫画はDグレでお腹一杯。

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Dグレの応援お願いします。
漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで)・2019年2月4日に26巻発売(第230夜まで)。      <星野桂先生のインスタグラムアカウント(@Katsura_5600)も現在元気に更新中>   
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