『季刊エス 2016年4月号 [ 特集 : 男子たちへ“AUX HOMMES (オ ゾンム)” ] 』のDグレ。

『季刊エス 2016年4月号』掲載のD.Gray-man関連、ほんとに素晴らしかったですね!!

インタビューを中心に、作品構想やメイキングのお話・アトリエの紹介・未出原稿を含む沢山の画像…

ふと2010年刊行の『マンガ脳の鍛えかた』という本を思い出したので、そちらの内容(2008年WJ掲載記事の加筆修正)も見比べましたが遜色ないです。  
インタビューはどちらも10ページですが 今度の『季刊エス』の誌面サイズはあの本の倍なうえ文字数もギッシリなので情報量が半端なく、さらに「好きな男子」アンケートの方でも先生が沢山お話しされていました。 

そろそろ日も経って落ち着いたので、いつもの独断と偏見まみれの感想など。 (←仕様です)



「各界のビジュアル表現を総覧 ★ ストーリー&キャラクター表現の総合誌」という この雑誌購読は初めてでした。

なるほど 『D.Gray-man』という漫画をひとつの作品表現としてあらゆる角度からの魅力を提示して下さっていました。 
作画工程やアトリエがデジタル環境に合わせて随分様変わりしたこともよく分かり、ここからあの世界が広がっていくのか…と、絵を全く描かない私でも興味深かったです。

インタビューは 物語中の具体的エピソードを挙げながら進んでいき、作品テーマや内容の再確認のためにも有意義でした。
よく指摘される絵柄が変化してきた理由や 星野先生が特にこだわっている作画上の気構え・技術的な部分の説明にもいろいろ納得、さらにアニメーター修業時代の体験談や 作品の今後に向けての展望まで熱く語られ 連載再開を待つ長い間に溜めこんだ不安も吹き飛びましたね。

ただ、最終ページの「30分描いたら休憩して描いている」という一言からは、やはり御体調関連では明言されない御苦労がおありなんだろうな…と感じました。 
掲載がWJからSQ.に移ったばかりの頃のインタビューでは、もう記憶もおぼろげですが もう少し時間は長かったはず。


雑感


<インタビュー>

[星野先生] 「私、悲しいものを描きたいわけじゃないんです。“悲しいこと”の前にはそれと同じくらい“素敵なこと”があったわけだから、“悲劇”の裏にあった“幸福”、そのキラメキこそが描きたいことなんです。」
ここまで言い切って下さってありがとうございます。 D.Gray-man に出会えて本当に良かったと思います。


▽ 「Dグレもパッと見は宗教っぽい舞台ですけど、私の中ではh広い意味でSF的な発想で作っています」
ですよね(*´▽`*)  星野先生、1巻カバー折り返しで「宇宙飛行士になるのが夢だった」お話をされているくらいですから。


▽ 『戦隊シリーズ』が好き
星野先生はなぜか五人以上の賑やかなパーティーに惹かれるんだとか。 
今特集のタイトルバックは「Party and Party(N187)」ならぬ「聖戦ブラッド(N188)」。
「パーティー」があの扉絵のイメージだったら メンバー構成は、アレン・神田・ラビ・リナリーに続き五人目がリンクですね。
ここにまだ増えるのかなあ… 今はバラバラに散っている彼らもいずれ一緒に戦う展開が来るんでしょうか。


▽ 絶望的状況にあっても自分自身を強く持ち続ける人々 / 「信仰心や復讐のために戦う人たちは適合できない」
イノセンス適合の要件として「世界救済や神のため」では、違うそうです。
信仰心がダメな方に入ってるのは皮肉ですよねぇ 曲がりなりにも「神」と呼ばれる存在でいて。
実体験に基づかない“きれいごと”は通用しませんか。 アポさんなどは特に、心の「でこぼこ」がお気に入りのようですし。

アレンのマテールの時の言葉を思い出します。 
「可哀想とかそんなキレイな理由あんま持ってないよ 自分がただそういうトコ見たくないだけ」
傍目には自己犠牲に見えたとしても アレンにとってはどこまでも“自分のための行為”なんでしょうね。
“深い信仰心から喜んで身を捧げる”人との差はここかなー・・・

復讐心(≒憎悪)がダメというのは、イノセンスが それで活性化するノアメモリーとは正反対の性質だからか… う~ん。

まだまだ考える余地がいっぱいあるのは楽しいですね^^


▽ ルベリエという人物
第213夜から抱いた私の印象と、あまり違っていなかった点 一安心。
[星野先生] 「ちょっとだけヒトラーっぽいデザインですけど。ちょっとですよ!」

やはり あの回の扉絵の地球儀はチャップリン映画の『独裁者』でヒンケルが遊んでいたバルーンを連想しますし、ルベリエの主張もあの名演説シーンを彷彿とさせます。
オマージュを込めたヒントだったのだろうと勝手に解釈しています。

あの映画、見せ場の演説内容は「全人類よ、自由を取り戻すために力を合わせて共に戦おう。絶望してはいけない!」というもので、決して自分が独裁者になりたかった男のものではありませんでした。
※ちなみにスピーチ全文訳の載ったまとめはこちら。⇒ 「絶望してはいけない」チャップリンの史上最高のスピーチ【独裁者】

ハワード・リンクも ややアレン贔屓に傾いていたところでルベリエの高邁な精神に触れ、あらためて自分が引き受けることになった重責に 身の引き締まる思いがしたでしょう。
しかし彼は彼で、着実に任務はこなしつつ ルベリエ達が狂っていってはいないか?と自分で考え続けることをやめないのが立派ですよね。

ルベリエとリンクは、現在旬のキーマンキャラなんですね かなりの文字数です(笑)
ルベリエ家の悲惨な歴史のくだりは大体想像通りでしたが、ここまでとはびっくり。
「100年間ずっと実験体を差し出してきている一族なんです。だから本当に優秀な子しか生き残れない。ルベリエのたくさんいた兄弟もみんな実験体にされてしまって・・・
悲劇を身をもって体験した点では、彼(ルベリエ)も同じだったんですね ><。


▽ あと数巻で終了、はない。 最終回まで決めているので全部描けたらまだ話はいっぱいある。
21巻の時、アレンとリンクが揃って「カバーデザインリニューアル」を宣伝していたのもそうなんですよね。
あそこで“白黒くっきり”分かれたチェッカー柄は姿を消し、アレンの教団離脱が決定的になる展開が来ました。
今思い返しても 主人公が本当の自分の道へと踏み出す折り返し地点だったんだなあと… (タロット1番の魔術師カードの話などしていたのが懐かしいです)

「(ルベリエと)リンクとの関係もこれから描いていきたいと思っています」
楽しみです!


▽ ぼかしてきた謎が一気に分かるような舞台づくりを / もっとすごいことがこれからいっぱい / 「人の魂」が軸
嬉しい悲鳴・・・ 必死で付いていきますので💦
どうか構想通りの完結が迎えられますように。


<描き下ろしイラストメイキング>

今月7日、インスタグラムに紹介されていたあのアレンさんの絵です。(´∀`゚q)
ラフから完成までの“14工程”。 数字は偶然ですか… 14番目カードの天使様を連想してしまうわ。
絵が素敵すぎると、何でもかんでもこじつけたくなりますね(笑)
先生いわく「天使っぽいアレン」を描いてみたくなりました、と。

しかしまた 今回左は、鋭い鉤爪スタイルなんですよー 
右手にあるのは、あの18巻で師匠のボイスメモを聞きながら立ち尽くしていた時の「マナの仮面」(N173)。 
彼の中の何かが吹っ切れた表情に見えました。
「天使」といってもふわふわエンジェルではなく、戦う大天使様です。

・・・・・・これどこかに再掲はあるかな? できればもっと大画面で見たいなあv 眼福でした!!


※このページ(P29)には別の絵で、直筆サインプレゼントの色紙画像も出ています。 みたらしコンビのアレンとティム可愛いv



<「好きな男子について」漫画家アンケート>

星野先生がここでも語る語るwww 「真田丸」はリアタイで見ないといけませんね。
今はアンパンマンが理想の男性の一人になってるとか。 
それと飽くなき「おじさん」語り。 (個人的には英国紳士のコリン・ファース推しが嬉しかったデス)



<アンケートハガキ>
こちらの応募で星野先生・浅田先生らのサイン色紙等景品が当たります。 
切手(52円)貼付が不要の親切仕様なのでぜひ。
自由記入欄が多いのも嬉しいですね。 これに全部目を通されているのだとしたら編集部の方は大変ですが。



どうも更新が久しぶり過ぎて難儀しました ←

まだ第221夜の感想記事も途中でしたね。 何とか今月中には出したいです。
それではv



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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで収録)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ ◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。      ↓  
プロフィール

キャンピー

Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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