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VIZ版「伯爵」の一人称。

え~今日はVIZmedia版『D.Gray-man 25』のお話です。

『灰色ノ記録』が出る前までには上げようと思っていたんですが、すっかり遅くなってしまいまして(;´▽`A``
内容的にはやはり こっちを先にやっておきたかったんですよね。

英訳表現から、個人的に引っかかった部分を少々。


★ 「我が輩」って結局誰のことです?

25巻第220夜で 大鏡の前に立つマナの“対話”シーン。 彼の額にはノアの印の聖痕が出ています。
ネアの死を思い出し泣いて悔いる彼の眼前に 彼と同じ姿のもう一人の「ぼく」が出現。 執拗に「マナ」を責めたてるところ。

英25b改
(コミックス25巻88~89頁)

この右側2コマ目なんですが。 日本語版で「ぼくは…ぼ… わ 我が輩は…」という部分に御注目。 
ここが何でか一人称単数「I」から⇒複数の「WE」になるんですよ。
日本語の「我が輩」自体に複数の意味はないはずですが。

取りあえず先に進みます。

直訳すれば、「我々は“千年伯爵”として高潔な存在なのであり 計画の邪魔はすべて排除しなければならない」
「NOBLE BEING」は元の日本語版にはない意訳ですが 興味深いですね。
「我々」が「NOBLE BEING」であると言っておきながら、そこに付く不定冠詞も単数「A」
また、ここで邪魔者を排除する主体も一人称単数の「I」です。

続く左ページ上段「暗黒の三日間の発動ッッ♥」のコマ。
「それこそ我が輩の存在理由」
「アダムより与えラレ 我が輩自身が受諾しタ役目なノデス♥」という部分の英訳は、「我が輩」であっても全て「MY」「ME」「I」と単数です。 
ここはマナもネアもいなかったはるか昔… この「ぼく」だけが持つ古い記憶だからでしょうか。



さらにめくった次のページ。
英25c改
(コミックス25巻90~91頁)

ここでもしつこく一人称に着目していきますよw
邪魔な存在とされた「マナ」がとうとう排除される話になってすら (千年伯爵としての)「我が輩」=「WE」が続いています。


★ 結論

こう見てきますと、マナを責め続けていたもう一人の「ぼく」とは、やはり ネアを殺して狂ってしまった彼の人格解離なんかではなく、彼に取り憑き侵食が進んだ千年伯爵メモリーの意志と見る方が自然ではないでしょうか?

「マナ」をあれだけこき下ろし否定しながらも、千年伯爵としての「WE」という表現はやめない(あるいはやめられない)…というのは、“宿主”としてはまだ存在してもらわねば困るという事ですね おそらく。 
「マナ」は不要として顔を潰すまでしても 彼の命を奪うことはしない。
こうまで手こずる相手なら、殺してしまって他の宿主に乗り換える手もあるだろうに どこまでも「マナ」に拘るんですよ~

やはりこれも 千年伯爵メモリーが特殊過ぎて、「マナ」以外行く当てがない事情が絡んでいるからではないの?



実は下のこの表現も引っかかっていますのでね。

英25a改
(コミックス25巻70~71頁)

ひとつ前、第219夜のネアの台詞。 「オレたちはもとは“ひとつ”だった」 「千年伯爵だったんだよ」
               ↓
これが、 「WE WERE ONE…」 「…IN THE MILLENNIUM EARL」

彼らはもともと分裂で生じたもので、元は一つの存在だというなら、訳はそれこそ「“AS” THE MILLENNIUM EARL」(千年伯爵として存在していた)になるのでは?
「IN」(千年伯爵の中で一つ)だと、彼ら二人を合わせても100%の千年伯爵には戻らないですね。 それじゃ残りの成分は?

やっぱりここでも マナネアを宿主と見た方が良さげに思えます。
分裂する前のカテリーナが出会った千年伯爵もまた、“宿主の中にメモリー”という構造は他のノアと同様だったのではと。


となると、アレンの中のネアはどういう存在?といういつもの話になってしまいそうなので、今日はここまでですねww

ではまた。

(次はグレイロク゛に行きたいです)

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コメント

Re: 月子さんへ。

こんばんは。また来て頂いてありがとうございます!

> ブックマン達が記録しているかのような、

いやこれほんとこんな能力があったら分けて頂きたいですが(汗)記憶力はあまり良くないですね~
でも好奇心だけは旺盛な方ですか… 知らない事ほど面白がって見に行きたがるという(子供か)

でもDグレの中でも超人気キャラとイメージを共有できたなんて光栄です(#^^#)ありがとうございます。
誕生日近いですよね。7月だけど師匠も入れて頂くと更に喜びます←

ここで楽しんで頂けているならそれが一番有難いことですね。
これからも変な話が色々出るかもしれませんが、どうぞ宜しくv
それでは^^





> いや、個人的なアレですがね
>
> 獅子座でしたよね?キャンピーさんも
> だからなのか…好きですね(*≧∀≦)
>
> いつも記事みて楽しいです

今更と言うか…ちょっと思った事

こんばんはです!
キャンピーさんってなんか

ラビっぽいな~、、って思いました
言い過ぎですかね?

こういろいろ
趣味な事から

D.gray-manの推測とか


ブックマン達が記録しているかのような、、
そんな風に思えて

いや、個人的なアレですがね

獅子座でしたよね?キャンピーさんも
だからなのか…好きですね(*≧∀≦)

いつも記事みて楽しいです
Secre

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Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
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身長:160cm
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家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで)・2019年2月4日に26巻発売(第230夜まで)。      <星野桂先生のインスタグラムアカウント(@Katsura_5600)も現在元気に更新中>   
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