2018.01.02(Tue)
『季刊エス vol.60 2018WINTER 1月号』掲載 星野桂先生のイラストエッセイ。
このお話ができないまま年を越してしまいましたが、遅くなりました!(^^;
最新刊『季刊エス』(12/15発売)のこと。 こちらになんと星野先生のイラストエッセイが載っているんですよ。
私は掲載をこの告知ツイートで知りましたが、並んだタイトルの 左から2行目に「星野桂」の文字が…
↓
内容は、お気に入りの文具について語った“エッセイ”が2頁とか。 「D.Gray-man」についてはまったく触れていません。
なので、「文具」全般にそこまで執着がない方にはお勧めしづらいですね。
私は 星野先生の所だけ見れれば良かったので本の値段(税込1,350円)で二の足を踏みましたが、先に読んだ方々の感想が概ね良好でしたので結局買うことにしました。
購入先はAmazonです。 こちら電子版は無く、「雑誌」版のみの発行です。
▽ 雑感
タイトルは、「机上のカツラ」とかw シリーズにして欲しいなあ。
ページの端々まで食い入るように探しましたが、「第1回」とか「次回に続く」といった記載はないので単発企画ですかね~
(そこは分からずじまいでした)
この見開き2頁に注がれた 先生の溢れんばかりの文具愛をもってすれば、毎号連載も楽々行けそうですが。
星野先生の文具マニアぶりは 過去のインスタアカウントやついこの間のトークショーでも周知のことですので今更ですが、まずは内容よりもこの「2ページ」の構成に度肝を抜かれました。
説明のために描かれたリアルな筆記具や鉛筆削り器、エンブレム等々のイラストの隙間をビッシリ埋めている解説文もまた 全て手書き文字なんですよ。
ですので「活字」は ノドの部分に小さく入った作者プロフィールの一行以外、どこにもありません。 この“視界一杯星野先生ワールド”な雰囲気は貴重ですね!(#^.^#)
そして今回は愛猫コロと共に様々なシーンの先生の「自画像」も入っているんですが、私の星野先生イメージが7年前のジャンフェスのあたり(スレンダーボディに長めのボブヘア)で止まっていたので こっちもかなり新鮮でした。
コミカルで丸っこい糸目キャラ。何となく昔見た高橋留美子先生の自画像が浮かびました…
画集やファンブックでずっとお馴染みだった「Continue」の白点君似スタイルは御卒業でしょうか。
(もっとも最近の「星野先生」は段ボールと同化しつつありましたがww)
ヘアスタイルは後ろに刈上げが入るくらいのショートボブなんですね。 とてもお洒落ですが、もしかしてずっと苦労されている頸椎や腰に負担のかからないための配慮かも…などと。(※個人の感想です)
長く伸びた髪はそれだけで結構な重さですから。
そして語る語る・・・
右半分の丸1ページは 現在はまり中の「鉛筆」愛に捧げられています。
殊にお気に入りは トンボ鉛筆の《MONO100 2B》とか。
書き心地など実用面にとどまらずフォルムについても端から端まで徹底分析です。やっぱり絵描きさん持ち前の観察眼に並ならぬ熱意が加わると凄いものですね(嘆息)
ついには御贔屓の 「伊東屋池袋店ペンコーナー」で名入れ鉛筆を作ってもらってるとか、お母様お手製の“MONO100”マフラーを愛用されているとか。 一度はまれば脇目もふらず突っ走る愛が素敵です。
見開きの左側は「外出時の筆記具」について。
理想は「出して・描いて・ポッケにしまうまでの一連の動作が一切の不安やストレスなく流れるように早くできること」なんだそうで
結論はスイス製ボールペンの「カランダッシュ849」なんだそうです。 ほぇぇ
それぞれ細字・中字・太字で描いた時の、詳しい感想が載っています。
比較用に試し書きの線もくるくる… 綺麗に並んだよどみない描線を前に、「かく」ことのプロはやっぱり違うなあ、と感服のみ。
以上、たいへんに濃いー「2ページ」を 存分に楽しませて頂きました。
ティムのカットも嬉しかったです💛
今更ですが今号の雑誌のテーマは「フェティシズム」となっておりまして。
特集された先生方のコーナーはどれもいい加減な気分で踏み込んだ門外漢がたじろぐほどのド迫力を放っていましたが(なにしろ「愛」ですからね!)
ぱっと見 星野先生のコーナーは異質なようでいて、これもまた紛れもなくテーマ通りだったなあと納得したのでありました。
今回はここまで。
最新刊『季刊エス』(12/15発売)のこと。 こちらになんと星野先生のイラストエッセイが載っているんですよ。
私は掲載をこの告知ツイートで知りましたが、並んだタイトルの 左から2行目に「星野桂」の文字が…
↓
季刊エスで中村明日美子、尚月地、ためこう、博らのフェティシズムに迫る https://t.co/G9eBTW2NUv pic.twitter.com/VZ2HqmaL2q
— コミックナタリー (@comic_natalie) 2017年12月15日
内容は、お気に入りの文具について語った“エッセイ”が2頁とか。 「D.Gray-man」についてはまったく触れていません。
なので、「文具」全般にそこまで執着がない方にはお勧めしづらいですね。
私は 星野先生の所だけ見れれば良かったので本の値段(税込1,350円)で二の足を踏みましたが、先に読んだ方々の感想が概ね良好でしたので結局買うことにしました。
購入先はAmazonです。 こちら電子版は無く、「雑誌」版のみの発行です。
▽ 雑感
タイトルは、「机上のカツラ」とかw シリーズにして欲しいなあ。
ページの端々まで食い入るように探しましたが、「第1回」とか「次回に続く」といった記載はないので単発企画ですかね~
(そこは分からずじまいでした)
この見開き2頁に注がれた 先生の溢れんばかりの文具愛をもってすれば、毎号連載も楽々行けそうですが。
星野先生の文具マニアぶりは 過去のインスタアカウントやついこの間のトークショーでも周知のことですので今更ですが、まずは内容よりもこの「2ページ」の構成に度肝を抜かれました。
説明のために描かれたリアルな筆記具や鉛筆削り器、エンブレム等々のイラストの隙間をビッシリ埋めている解説文もまた 全て手書き文字なんですよ。
ですので「活字」は ノドの部分に小さく入った作者プロフィールの一行以外、どこにもありません。 この“視界一杯星野先生ワールド”な雰囲気は貴重ですね!(#^.^#)
そして今回は愛猫コロと共に様々なシーンの先生の「自画像」も入っているんですが、私の星野先生イメージが7年前のジャンフェスのあたり(スレンダーボディに長めのボブヘア)で止まっていたので こっちもかなり新鮮でした。
コミカルで丸っこい糸目キャラ。何となく昔見た高橋留美子先生の自画像が浮かびました…
画集やファンブックでずっとお馴染みだった「Continue」の白点君似スタイルは御卒業でしょうか。
(もっとも最近の「星野先生」は段ボールと同化しつつありましたがww)
ヘアスタイルは後ろに刈上げが入るくらいのショートボブなんですね。 とてもお洒落ですが、もしかしてずっと苦労されている頸椎や腰に負担のかからないための配慮かも…などと。(※個人の感想です)
長く伸びた髪はそれだけで結構な重さですから。
そして語る語る・・・
右半分の丸1ページは 現在はまり中の「鉛筆」愛に捧げられています。
殊にお気に入りは トンボ鉛筆の《MONO100 2B》とか。
書き心地など実用面にとどまらずフォルムについても端から端まで徹底分析です。やっぱり絵描きさん持ち前の観察眼に並ならぬ熱意が加わると凄いものですね(嘆息)
ついには御贔屓の 「伊東屋池袋店ペンコーナー」で名入れ鉛筆を作ってもらってるとか、お母様お手製の“MONO100”マフラーを愛用されているとか。 一度はまれば脇目もふらず突っ走る愛が素敵です。
見開きの左側は「外出時の筆記具」について。
理想は「出して・描いて・ポッケにしまうまでの一連の動作が一切の不安やストレスなく流れるように早くできること」なんだそうで
結論はスイス製ボールペンの「カランダッシュ849」なんだそうです。 ほぇぇ
それぞれ細字・中字・太字で描いた時の、詳しい感想が載っています。
比較用に試し書きの線もくるくる… 綺麗に並んだよどみない描線を前に、「かく」ことのプロはやっぱり違うなあ、と感服のみ。
以上、たいへんに濃いー「2ページ」を 存分に楽しませて頂きました。
ティムのカットも嬉しかったです💛
今更ですが今号の雑誌のテーマは「フェティシズム」となっておりまして。
特集された先生方のコーナーはどれもいい加減な気分で踏み込んだ門外漢がたじろぐほどのド迫力を放っていましたが(なにしろ「愛」ですからね!)
ぱっと見 星野先生のコーナーは異質なようでいて、これもまた紛れもなくテーマ通りだったなあと納得したのでありました。
今回はここまで。
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