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第227夜「A.W(アレン・ウォーカー)に別れを告げる・秘密と亡骸」①

本編を読む前に『SQ.CROWN』終了のお知らせを見てしまい 私もさすがにガッカリ感は否めませんでしたが、移籍と同時だった華々しいクラウンへのリニューアル自体が 今思えば新作アニメのテコ入れだったでしょうし、そちら関連もそろそろ幕引きにつれ 再び連載は普段着に戻る感じでしょうか…

昨年末の星野先生トークショーやサイン会でも 掲載誌のことには特に触れていませんでしたが、きっと星野先生の元気なお姿やこれからの抱負・ファンとの触れ合いなどいっぱい見てもらって、今後も変わらず頑張りますので安心してねというメッセージが込められていたんじゃないかと… 都合のいい解釈をしております。

今回もページ数は少なめでしたが、絵の一つ一つは文句のつけようもなく丁寧で見惚れてしまいました。
このペースが途切れず続いて行けたらと願わずにはいられません。




▽ センターカラー扉絵・副題

扉は どこか昔のポスター風で、図案化された背景の中に愛刀と佇む神田ユウ。 前号のアレンと対だったら嬉しいなv
色数は少なめで落ち着いた雰囲気。 ゆったりとたなびく長髪と団服の流れが美しいです。

さて ふたご座生まれの剣のスートの象徴は四大元素に分けたうちの「風」なんですよね
(突如タロット) 
「雲」もその関連と見て。

そうしますと 今の神田をカードに求めるならこのイメージでしょう。 ウェイト版小アルカナ・剣のスートの「ペイジ」
第227夜の扉絵はこのアレンジではないかと…
己の過去を顧みつつ、視野を広げ 堂々と問題に向き合おうとする若人の暗示です。
(駒草出版 ジョアン・バニング著「ラーニング・ザ・タロット」参照)
   ↓

page1yua.jpg (画像:Wikipedia「ソード(タロット)より。著者:Pamela Calman Smith  パブリックドメイン」)


神田の青い瞳はどこか遠くの一点を見つめたまま。
その団服の裾がほころび出しているのだけが、微かな不安をかき立てますが…
どうか悔いのない旅を! 

アオリは「漂い、戦う --- 六幻と共に。」


さて 副題も、長く続いた「A.W(アレン・ウォーカー)をたずねて」がようやく終了です。 
今度は「A.Wに別れを告げる」ですか。
「たずねて」になったばかりの頃、タイトルが長すぎるとブツクサ言ってたんですが ごめんなさい 心なしか長くなってない?!www

アレンにきっちり「別れを告げる」主体は多分神田に違いないと思いましたが、どうも今回の様子では 言いたいことを告げてあっさりお別れとはならなさそうですよね。 このシリーズが少し続くのかも。

「秘密と亡骸」の方はやはりティムキャンピーしかないですよねえ…
方舟で秘密部屋の影の人物が「オレノ鍵」と指さしたゴーレム。 秘密の箱が開ききってもいないのに粉にされてしまいました。
ここまで粉砕されたら記憶は残るのだろうか(←すいませんちょっと「宝石」脳なもので) 
あの時師匠がアレンの為にティムにかけてくれたおまじないも、ボイスメモも 消えないでいて欲しいなあ… 
もし原状回復できたとしても 中身がすっかり初期化されてたらもはやアレンの相棒のティムではないし。 泣いちゃいますよ。


▽ 本編

★ フロワ=ティエドール元帥

今回のMVP。 
神田を温かく見守る眼差しと肝心な所での容赦ないツッコミに、今の神田があるのもこの人のお陰であると実感しましたよね。

「人ひとりとちゃんと向き合うのって大変だろう?」 
「彼を追い詰めたくない気持ちは分かる」
「事実を伝えない限り ウォーカーくんは今のように君たちを不本意に傷つける」


全てお見通しといった大人の余裕が憎いですわ。 そしてその師の教えに驚くほど素直に従う神田も。 
人造使徒計画の被験体として生まれた時すでに 神田はその環境のうさん臭さを感じ取るだけの鋭さを持っていましたが、そういった人の心を見抜く観察眼に優しさがともるよう仕向けたのは、彼をここまで育て上げたティエドール元帥以外にないでしょう。

身の安全ということからすれば彼ら全員がのっぴきならない状況に陥っているにもかかわらず ここで人としてあるべき姿を弟子に説いている度胸と懐の深さが尋常ではないですね(^^;

そしてさすが元帥。 トップクラスの技も見逃せません。
最初の一コマ目で 停止した馬車の御者台に座っているはずのティエ師と神田の姿がなくて、てっきり原稿が間に合わなかったのかと←思ってしまいましたが、まあ初っ端からそれはないですよね 失礼を。
後の方のページで 車庫に身を潜めている馬車も同様でした。

つまり御者台を無人に見せているのは、抱擁ノ庭などで隠さなくとも アート・オブ作品の周辺に限り、見られたくないものを選んで見えなくする能力ということでしょうか? 
元帥と神田がここに留まっているのを目撃されるだけでも怪しまれますからね。
この先無事アレンと神田の話がつけば、探索部隊の目くらましのために神田が臨界点突破の大技を発揮して陽動作戦で逃がす算段かしら…  これからが楽しみですね。



※ 追記 (1/26)

上の緑色の文字にした部分、コメントを頂いて見直したところ 残念な勘違いに気が付きました。
よって一応取り下げということで御了承を。
詳細はここのコメント欄を御覧ください。

こういう御指摘は、本当に助かります。
もし他でも見つけられた方は、お気軽にツッコミ頂けると励みになります。 どうぞよろしく!


まだ続きます。
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コメント

Re: 1/23 22:08 にコメント下さった匿名希望の方へ。

コメントを頂いてから気付くまでが大分遅くなり申し訳ありません。
そして御指摘ありがとうございましたv

> 馬車の事注意してみてなかったなと思い読み返したのですが、どうも馬車の後ろ側にいるだけに思います。
先号の停車時に倒れ込んだ側と逆のカーテンを開けていますし、日の向きも合っていると思います。


アレンがこじ開けようとし、結局神田の手によって開かれた馬車のカーテンは、前ではなく後部側ではないかというお話ですよね。
ほんと… 前回第226夜の分から再度確認したところその通りでした! 
私の読み込みが足らないうえ先入観でひどい勘違いをしていたようです。

誤解に至った理由としては
・馬車が形成されていくコマで前方を向いているアレンとジョニーの並びが、神田がカーテンを開けるシーンでも同じだった(アレンが向かって左/ジョニーが右)
・馬車の後方にも開閉できるカーテンが付いていることを見落としていた
このあたりだったと思います。中間をすっ飛ばしていたのが良く分かりますねww

実際それが間違いだった理由は、匿名さんの仰った「日の向き」もですし、何より急発進ではなく急停止で後方に倒れ込むのが理屈に合いませんよね。
大体走行中の馬車から飛び降りようというなら せめて後方からでないと危なすぎます。

まとめますと、
(1)アレンとジョニーがまず馬車に捕まり、アレンはすぐジョニーの右側を抜けて後方のカーテンを開けようと取り付く、
(2)(その間 馬車は御者を乗せずに走行)
(3)人気のない場所にある倉庫(扉は前後とも開放中)に身を寄せて馬車が停止
(4)そこで隠れて待ち構えていた元帥と神田が後方から乗り込む(日が射しているのは彼らの背後から)

街中を無人の馬車が疾走していたらかなり目立つと思うんですが(^^; そこは上手くいったんですね。

ここで御指摘頂かなくては誤解もそのままになるところでした。おかげさまで助かりました。どうもありがとうございます!


> 脱出はどうするんでしょうね?ティムがいれば一人でもなんとかなる包囲具合なんでしょうか

アレン達がここで捕まっていては話が進みませんよね! ← という斜めからの事情はさておき。

とりあえずティムは今ああいう状態なんで戦力外ではと… 
無事だったとしてもアレンを飲み込めるサイズになると空も飛べませんし。
あそこまで徹底した包囲網では これまでの抜け道をアレンに教えて…という手段を取るにも出口がない。
ティムはそれこそ北米支部では(ノアのものとはいえ)結界を破壊した実績の持主ですが、あれも結界の外からのみ発揮できる技なので。

今となってはアレンは監査官だけでなく目撃情報を送っていたファインダー二人までも殺した極悪人にされてしまっていますから、本来その誤解を解くのが一番なんですけどね。まあ今の様子では無理だろうなあ… 
どのみち彼のノア認定が覆らなければ無事に解放してもらえる見込みはないですし。
本当に困りましたね。

逆にアレンがネアと交代したら全てをブチ壊して出ていくこともできるかもしれませんが… これもまあ ないな(笑)

残るは この状況下でも余裕たっぷりなティエドール元帥に頼るか(何か計画があるのかも)、リンクの報告を受けたルベリエが何か打開策を仕掛けてくれるかも…といったところでしょうか。
もっと面白い想定外のことが起きるかもしれませんけれどww 続きが楽しみですね。

今回も楽しく、かつ為になりました。またお越しいただければ幸いです。
それではこれで。

No title

馬車の事注意してみてなかったなと思い読み返したのですが、
どうも馬車の後ろ側にいるだけに思います。
先号の停車時に倒れ込んだ側と逆のカーテンを開けていますし、日の向きも合っていると思います。
脱出はどうするんでしょうね?ティムがいれば一人でもなんとかなる包囲具合なんでしょうか
Secre

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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで収録)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ ◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。      ↓  
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Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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