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第227夜「A.W(アレン・ウォーカー)に別れを告げる・秘密と亡骸」②

★ アレンの暴言

「僕としたことがまんまと引っかかりましたよジョニー」「神田も… キミたちやっぱり教団の追手だったんですね」

神田の横で余裕の笑顔を浮かべるティエドール元帥と目が合ったとたん 臨戦態勢に入りこんな酷いセリフを吐くアレン。
もちろん本心からじゃないですよね。 今さら神田とジョニーがアレンを騙して近付いていたなんて。

ただ、自分の傍を決して離れようとしない彼らから いつか隙を見て逃げなければとは思い詰めていた。
そこへ最強クラスのティエドール元帥までやって来られて これ以上様子をうかがうのも限界だ、強行突破以外に道はないと一気に全員を切り離す覚悟に出たがゆえの暴言ですよね。


それには全く意を介さず 冷静にアレンの説得を続ける神田。

アレン捕獲のため人海戦術で投入された探索部隊、街全体をカバーする巨大結界、さらにクロウリーとチャオジーが追手の戦力としてここに向かっているという…

だから脱出の手伝いをしてやると続けたかった神田の言葉を待たず、全力で斬りかかるアレン。
「クロウリーとチャオジー」のくだりが、火に油を注いだようでした。
大切な仲間を誰一人巻き込みたくなくて教団を離れたのに、ここでグズグズしているうちにどんどん逃げ場がなくなっていく。


そこへ突然アレンを襲うノアの侵蝕の発作

セオリー通り、イノセンスが発動不能に陥り 床に倒れ込みながらもまだ「平気ですっ」と虚勢を張る姿が痛々しいです(´;ω;`)

「神田もジョニーも もう教団に帰ってくださいよ」
「僕にとって今一番迷惑なのは 僕に関わったせいで傷つかれることなんです!」
「今の僕は誰も守れない」
「自分の始末で精一杯で ふつうの人間のジョニーとか 寿命を削ってる神田とか…っ」 「そんな壊れやすいもの… 自分のそばに置いておきたくないんですよ!!!」


うん ここ全部本当ですね。嘘は言ってない(^^;

ただ一つ気になるのは、自分を本気で気遣う相手に 本人が一番悩み苦しんでいるであろう(しかもどうしようもない)事実を突き付けるなどは これまでのアレンなら絶対しなかっただろうということ。
それって “自分をなくす”レベルで彼が心身共に追い詰められているということで。 
実際 頼みの綱の戦闘能力すら危うくなっていてはね。

一瞬訪れる沈黙。 
夢中だったとはいえ 二人を傷付けたことに気付き、改めて自己嫌悪に陥るアレン。


この手の“暴言”には覚えがありますね。 
北米支部襲撃事件の時、やはり「アルマを壊す」ことだけに集中しようとしていた神田の前に立ちふさがったアレンに、切羽詰まった彼が浴びせた言葉。
「アルマをAKUMAにしたのはお前だろ」 「支部を潰し第三使徒を化物にしたのも ノアのくせに教団にいるお前のせいだろ」
「全部お前のせいだろが ノア野郎おっ」 「お前さえいなければ…!!」


その痛みすら踏み越えて神田とアルマを救いに行ったアレンがいたから、今の神田が存在する。 
今度は神田の番。

D.Gray-manのねぇ・・・ こういった人の間を巡り巡っていく運命というか絆というか 素敵過ぎて言葉もないです。

恩返しという面でも、償いという面でも ここが正念場ですね。 これからも期待してます! 神田さん。


今日はここまで。



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コメント

長々すいません

どこかで、繋がることで
納得できたらいいですね…

こちらの記事とTwitterでの内容みて
点をさがしております

Re: 月子さんへ。

> ラビの事知れてない部分があるのが 寂しいと言うか悔しいです

そうでしたか~(;´∀`) 
でもそれだけ、今後の展開次第では 彼に新しい魅力が加わる余地があるってことですよね。
ただもちろん 出てきて頂かないことには発展もないもどかしさは分かります… 
ちょっとでも今のお姿を拝見したいところ。

Dグレキャラはどれも背景がしっかりしていて時間が経つほどいい面が見えてきて、薄っぺらでないところが魅力ですね!

私もアレンやネアでは勝手な想像ばかりしていますが、この“全く謎”な状況自体が楽しくて仕方がないので。
ちょっと性格的には得をしてるかもしれないですね(笑)

やっぱり真反対の想像ですね…あたしら

さすが獅子座と牡羊座似てるようで違う

(牡羊座はあたしですw)
ネガティブ思考だからなんか
マイナスな方に考えちゃいます

キャンピーさんは
明るい捉え方ですね

多分キャンピーさんの考えが近い気がしました
(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ★

ラビの事知れてない部分があるのが
寂しいと言うか悔しいです

Re: 月子さんへ。

案の定お返事が遅くなり失礼しました。(「夜」と言ってたのにそろそろ朝ですね💧)

とても興味深いお答えありがとうございます。この絵たった一枚からも想像が広がって面白いですよね!
星野先生のここへのコメントを念のため。

「ラビをモノだけで例えたら、この絵に尽きると思っています。棺の中に入っている小物は、ラビがこれまでの旅路で記録してきた物たち。
ラビの中身は空っぽで、情報だけを詰め込んでいるということを表しています。
鳥かごが空っぽなのも意味があるんですけど、まだ秘密で!
ラビについての情報を、上手く1枚に詰め込めたので気に入っています。」


「棺」は ラビの人生そのものと見ていいでしょうかね。
馬の頭部のようなものも見えますが(「戦」の象徴のように思います)まるでチェスの駒のようで現実感はなく、彼がひたすら傍観者の立場で見ていたことを示すのかと。
ティーカップは、時折触れられた人の心の暖かさだったらいいな(←ただの願望)
棺の蓋が開いているのはもちろん彼がまだ生きていて しかも若く、容量にも十分空きがあるということでしょうか。

「鳥かご」
人一人が収まる場所である棺の中央にあることから、私も彼の「心」に関連したものという見方です。

月子さんは鳥かごを ブックマンの使命という“囚われ”の象徴と思われたんですね。
「空っぽ」状態はむしろ歓迎すべきことと…
そうしますと この絵の鳥かごは現状ではなく、密かに抱いた彼の“願望”ということになりますか。

私はそこは正反対で(まだ彼が“ブックマン”から逃げ出したがっているようには見えなくて)、「空っぽ」という表現がちょっと残念に感じてしまったんですよ(^^;
発想としてはありきたりですが、メーテルリンクの「青い鳥」みたいな…
(=幸せの象徴を求めて鳥かごを携え世界中を旅する話です)
どれほど様々な体験をし膨大な知識を蓄えても、彼はまだ自分の心を満たせるものが得られていないという感じです。
(本当はすぐ目の前にある気がするけど、それだけは手を伸ばして捕まえてはいけないぞという自制心もちらほら…)
※もちろん私の妄想です

まあ仰る通りこの扉絵の「鳥かご」、持ち手どころか小鳥を出し入れする扉すら見えず、かなりな閉塞感はありますね!
(どうするんだ…上の蓋を回して開ける方式かしら~ブツブツ)www

自分では思いつかなかった発想が頂けて大変有意義でした。
どうもありがとうございましたv それではまた。

はい!買いました

棺の中に
Laviって刻まれた
中にいろいろ入ってましたね

鳥かごが空っぽの理由
あたし、的に

鳥かごってのは
囚われてるとか自由になりたいってイメージなので

一族の使命に囚われていて
自由に世界を見てみたかったのかな?

ラビの性格だと
単純にその頃はブックマン修行についたもの
実際は辛い記録ばかりで

理想と現実を突きつけられた…って感じですね


そして、教団で仲間と暮らしてるうちに
だんだんブックマンの使命がつらくなってきて

ロード戦で過去の自分が出るわで
なかなかダメージきてたとは思いますね

まぁちゃんとケジメつけましたけど…


ずっと鈴キャラみてきたから
わかる直感と言うか…あたしの中にあるんでね
早く会いたいです!


鳥かごが空っぽの理由
棺の中

ラビの深層心理を表してると思います!

Re: 月子さんへ。

どうも。こんにちは!

> あたしは、本誌読めてないのですが Twitterで感想を見たりしました…
相変わらずラビでないですね ┐(´-`)┌


う~ん… 登場を楽しみに待ってるラビファンにはお気の毒ですが。
次の展開がどうなるかなんてずっと読んできている私達にも予想が付きませんので こればかりは静観するしかないですね。

ところで月子さんはファンブックの『灰色ノ記録』は買ったんでしたっけ?
中に星野先生お気に入りの扉絵について語るコーナーがありましたよね。
そこに第119夜の「ラ」+「ビ」も載っていて、「鳥かごが空っぽなのも意味があるんですけど、まだ秘密で」という先生のコメントについてはどう思われましたか?
良かったら聞かせて下さい。 

> クロちゃんがいたのは 嬉しいですな
クロウリーも(あとチャオジーも)久しぶりですね。
クロウリーの方は、いつの間にかリナリーよりも強くなって 見るからに頼もしいですよね。
アレンがサード達のように完全に闇落ちしたとは信じたくなくて 悩み憔悴している様子は痛々しいですが…

早く彼らにも“アレンは誰も殺していない”事実を分かってもらいたいですね!

コメントありがとうございましたv それではまた。

Re: 25番さんへ。

はじめまして。(…でなかったらゴメンナサイ(^^;)いつも見てくださって有難うございます。

> 「神田らしくてアレンらしい」ことに、ぶちのめされます。
はい。全ては作者の星野先生の掌の上とはいえ、一番大事な所はしっかり保ったまま淀みなく次の展開に繋げていく手腕には、いつもながら目を見張りますね。
ここに居合わせた全員がどれだけ相手を思いやっているかも、セリフだけでなくその動きや表情からしっかり読み取れて感動しましたし、つくづく漫画っていいなあと思いますよ…w

> ・・・言葉にした途端ちゃちになってしまって
いえ とんでもない。私が書ききれなかった所まで仰って頂けて感謝です。
励ましのお言葉もありがとうございました。同じ想いで作品を見守る仲間がいると思うと心強いですねv

神田の口ぶりでは、ティエドール元帥と練った秘策が何かあるようですが… これから話がどう転んでいくのかも楽しみです^^

それではまた。コメントありがとうございました!

あたしは、本誌読めてないのですが
Twitterで感想を見たりしました…

相変わらずラビでないですね
┐(´-`)┌

でもクロちゃんがいたのは
嬉しいですな

No title

こっそりといつもキャンピーさんの感想を心待ちにしています。
また、月刊誌を購入していないので、いつも情報いただけてほんとう~~~!に助かっています。ありがとうございます。

「D.Gray-manのねぇ・・・ こういった人の間を巡り巡っていく運命というか絆というか 素敵過ぎて言葉もないです。」
↑心からもう心底、同感、・・・たまらな過ぎて言葉もないことを伝えたくてたまらなくなり、コメントしました^^;

自身の不本意な暴言を忘れられないだろう神田少年に対し、一言、青くさい謝罪シーンでも持ってくれば、分かりやすく気持ちの決着だけはついちゃったろうこの場面で、敢えてのこの因果!この演出か!?(しかも成熟した大人である元帥の、万全のバックアップ下で)

そしてそれが、自分が三か月間どれほど色々と予想・想像していた展開のバリエーションよりも、けた違いで一番、「神田らしくてアレンらしい」ことに、ぶちのめされます。

・・・言葉にした途端ちゃちになってしまって自己嫌悪・・・けれどなにか言わずにおれません。
元帥もニクければ、星野先生はもっとニクい。これじゃあまた何か月、続きをときめきながら待つしかないじゃないですか。(・・・毎度のことでした*^^*)

がんばれっ!
Secre

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漫画「D.Gray-man」は、2004年5月31日発売の『週刊少年ジャンプ27号(6月14日号)』で連載を開始し、2009年『少年ジャンプ22,23合併号』(第186夜)まで掲載。 以降2009年『赤マルジャンプ9月20日号」に第187夜掲載を経た後、第188夜からは同年11月発売の月刊『ジャンプSQ.2009年12月号』で連載再開。そこから2013年刊行の『SQ.2013年2月号』の第218夜までを掲載。 同年『SQ.4月号』誌上で編集部より「再開未定の一時休載」告知。 2年半の長期休載を経て、2015年7月17日発売の季刊誌『ジャンプSQ.CROWN(スクエアクラウン)』に場を移し連載が再開しました。 その後、掲載誌は2018年4月16日発売号より『SQ.RISE(スクエアライズ)』とタイトルを変えてリニューアル。現在も継続中です。 コミックスは2013年11月に24巻発売(第218夜まで収録)・2016年6月3日に25巻発売(第222夜まで収録)。 2016年7月から9月まで、新作TVアニメシリーズ「D.Gray-man HALLOW(ディーグレイマン ハロウ)」がTV東京系列で放映されました。詳細はアニメ公式HP http://dgrayman-anime.com/ ◇◇◇ 星野桂先生あてファンレターの送り先は以下の通り。      ↓  
プロフィール

キャンピー

Author:キャンピー
Yahoo!ブログから移動して'12年10月25日オープン。
それ以前の日付記事は旧ブログからの訂正版です。

生年:不明。35年前には存ざ(ry
BD/Btype:8月某日(Leo)/AO型
身長:160cm
体重:標準(自称)
家族:5人。夫と子供3人(男・男・男)
好物:漫画はDグレでお腹一杯。

<他ツイフィールまで> http://twpf.jp/ripvansf
   

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